城とは? わかりやすく解説

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き【城/柵】

読み方:き

敵などを防ぐために垣をめぐらした所。とりで。しろ。

筑紫の国は敵(あた)守るおさへの—そと」〈四三三一


さし【城】

読み方:さし

古代朝鮮語からという》しろ。

新羅到り五つの—を攻めて抜きえつ」〈推古紀〉


し‐き【城/×城】

読み方:しき

《「し」は石、「き」は城という》

城。とりで。

「—を得爾辛に助け築(つ)かしむ」〈欽明紀〉

周囲岩石めぐらした祭場

「—の神籬(ひもろき)を立てて」〈倭姫命世記


じょう【城】

読み方:じょう

[音]ジョウジャウ)(呉) セイ(漢) [訓]しろ

学習漢字4年

[一]ジョウ

城壁巡らした町。天子や王の居所都市。「城市王城宮城都城

防備のために堅固に築いた建造物。しろ。とりで。「城塞城主牙城居城古城築城長城本城名城落城籠城(ろうじょう)」

山城(やましろ)国。「城州

[二]セイ〉しろ。「傾城(けいせい)」

[三]〈しろ(じろ)〉「城跡出城根城

名のり]き・くに・さね・しげ・なり・むら

難読磐城(いわき)・奥津城(おくつき)・葛城(かつらぎ)


じょう〔ジヤウ〕【城】

読み方:じょう

とりで。しろ。城郭

「—の内より石弓はづしかけたりければ」〈平家・二〉


しろ【城】

読み方:しろ

敵襲を防ぐための軍事施設古代には朝鮮蝦夷(えぞ)対策のために築かれ中世には自然の要害利用した山城(やまじろ)が発達したが、このころのものは堀・土塁・柵(さく)などを巡らした簡単な施設であった戦国時代以降政治・経済中心地として平野に臨む小高い丘や平地築かれ城下町形成され施設天守中心とした堅固なものとなった。き。じょう。「—を明け渡す

他人入って来られない自分だけの領域。「自分の—に閉じこもる

[補説] 書名別項。→城


しろ【城】

読み方:しろ

原題、(ドイツ)Das Schloß》カフカ長編小説未完著者没後友人マックス=ブロート遺稿ノート整理して1926年出版測量士のKが城の主に雇われるが、どうしても城の内部にたどり着くことができぬまま留まり続け不条理小説


せい【城/情】

読み方:せい

〈城〉⇒じょう

〈情〉⇒じょう


読み方:シキshiki

石で築いた城。

別名 磯城


島嶼名辞典では1991年10月時点の情報を掲載しています。

作者辻邦生

収載図書辻邦生短篇 1
出版社中央公論社
刊行年月1986.4
シリーズ名中公文庫

収載図書遠い園生
出版社阿部出版
刊行年月1990.11
シリーズ名辻邦生精選短篇シリーズ

収載図書城・ある告別辻邦生初期短篇集
出版社講談社
刊行年月2003.2
シリーズ名講談社文芸文庫

収載図書辻邦生全集 2 異国から 他
出版社新潮社
刊行年月2004.7


作者岩男淳一

収載図書湯布院ゆめ芝居
出版社リクルート出版
刊行年月1991.3


作者フランツ・カフカ

収載図書決定版 カフカ全集
出版社新潮社
刊行年月1992.10


作者大田洋子

収載図書戦後出発女性文学 第6巻 昭和26年
出版社ゆまに書房
刊行年月2003.5


作者イタロ・カルヴィーノ

収載図書宿命の交わる城
出版社河出書房新社
刊行年月2004.1
シリーズ名河出文庫


作者橋本周二

収載図書キクロプスの瞳―幻想寸劇
出版社文芸社
刊行年月2004.9


作者水上勉

収載図書城/蓑笠の人水上勉作品集
出版社新日本出版社
刊行年月2008.6



読み方:ジョウjou

所在 熊本県山鹿市


読み方:シロshiro

所在 埼玉県所沢市



読み方:シロshiro

所在 福岡県朝倉市



読み方:ジョウjou

所在 埼玉県蓮田市


読み方:ジョウjou

所在 千葉県佐倉市


読み方:ジョウjou

所在 新潟県阿賀野市


読み方:ジョウjou

所在 福井県あわら市


読み方:ジョウjou

所在 静岡県伊豆市


地名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。

読み方
きづき
ぐすく
しょう
しろ
しろう
しろた
じょう
たち
たて

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/24 06:47 UTC 版)

しろは、敵を防ぐために土や石で堅固に築いた建物・設備。


注釈

  1. ^ 城壁城砦は、ドイツ語では「Stadtmauer」と「Burg」、英語では「city wall」と「castle」、フランス語では「muraille」と「château」として区別する。
  2. ^ 市制100周年の記念事業「ふるさと創生事業」の一環として1989年に行われた企画アイデアの公募によって決まった姫路城公式ホームページ内雑学姫路城”. 2008年9月4日閲覧。

出典

  1. ^ 千田嘉博『城郭考古学の冒険』幻冬舎新書、2021年。p.3.
  2. ^ 香川元太郎『歴群[図解]マスター 城』学習研究社、2012年。
  3. ^ 西ヶ谷恭弘編著『城郭の見方・調べ方ハンドブック』東京堂出版 2008年
  4. ^ Claridge, Amanda 1998 Rome: An Oxford Archaeological Guide
  5. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w 堀越 宏一 「戦争の技術と社会」3.城と天守塔, 〜 15のテーマで学ぶ中世ヨーロッパ史 ISBN 978-4-623-06459-5
  6. ^ 西洋において石造の城が本格的に作られ始めたのは12世紀で、13世紀には主流となる。池上俊一『図説騎士の世界』(河出書房新社、2012年)pp.75-76.
  7. ^ a b c d e f g h i マルコム・ヒスロップ Dr. Malcolm Hislop 著 『歴史的古城を読み解く』(桑平幸子訳) ISBN 978-4-88282-912-6
  8. ^ 『戦略戦術兵器事典』 中国古代編、学習研究社、1994年。 
  9. ^ 井上秀雄 『倭・倭人・倭国 東アジア古代史再検討』 人文書院 1991年 p.89.
  10. ^ 日本城郭協会 昭和49年度事業 (平成4年度事業も)”. 2008年9月6日閲覧。[リンク切れ]
  11. ^ Top 10 Castles”. English Heritage. 2022年8月2日閲覧。
  12. ^ Top 10 castles” (英語). National Trust. 2022年8月2日閲覧。
  13. ^ 日本放送協会. “完全再現!黄金期のフランス古城|BS世界のドキュメンタリー|NHK BS1”. BS世界のドキュメンタリー|NHK BS1. 2022年6月22日閲覧。
  14. ^ お城に宿泊、殿様気分 愛媛・大洲城や長崎・平戸城”. 日本経済新聞 (2019年7月11日). 2022年6月22日閲覧。
  15. ^ Staff, Guardian (2009年7月31日). “How to build the perfect sandcastle” (英語). the Guardian. 2022年6月22日閲覧。
  16. ^ 砂城作りも規制…環境保護へ「禁止令の島」に 比・ボラカイ島、観光客受け入れ再開”. SankeiBiz(サンケイビズ) (2018年11月7日). 2022年6月22日閲覧。
  17. ^ Italy bans sandcastles and bikinis” (英語). the Guardian (2008年8月15日). 2022年6月22日閲覧。



城(地形効果50%)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/07 23:57 UTC 版)

キングオブキングス (ゲーム)」の記事における「城(地形効果50%)」の解説

道と同じ移動コスト地形効果も高いが数は限られるまた、キングしか占領できない占領していたら毎ターン補充しながら戦える。

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城(ベース)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/30 10:22 UTC 版)

魔女と野獣」の記事における「城(ベース)」の解説

聖騎士団魔女事件対処する際に、聖騎士団本陣置かれる浮遊する城。周囲には何重に結界張られている。

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城(しろ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/15 18:04 UTC 版)

SILENT KNIGHT翔」の記事における「城(しろ)」の解説

ネオ・ソサエティ最大エリアルック普段はこの城の玉座鎮座しており、神人類の矢も本来はこの城に保管されていた。他にも各国拠点として日本エリアなどが存在する

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城(ぐすく)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/18 05:20 UTC 版)

ヤマタイカ」の記事における「城(ぐすく)」の解説

首里運転手ボディガード健児という弟がいる。

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城(佐倉市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/16 15:15 UTC 版)

日本の人名地名一覧」の記事における「城(佐倉市)」の解説

一説に、千葉氏支族円城寺氏にちなむ。あるいは当地にある寺院「円城寺」にちなむとも。

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出典:『Wiktionary』 (2020/05/09 12:49 UTC 版)

発音(?)

熟語

名詞

  1. しろ、き戦時における防御のための建築物で、平時には世襲統治者居館として利用される建築物
  2. )とりで。前線基地兵站としての土盛り建築物

翻訳

語義1(居館
  • (英)castle
  • (独)Schloss
語義2(とりで)

接尾辞

  1. 地名 + じょう) しろ。

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