ロックアウト
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/26 15:56 UTC 版)
音楽業界におけるロックアウト
リハーサルや録音のためのスタジオを、1時間あたりの料金を支払う時間制で使用する場合、その前後に他者のスタジオ利用を入れず余裕をもって行えることを指す業界用語。スタジオの1日利用権。スタジオの営業時間により12〜14時間の利用が可能になる。主にプロ用のスタジオでは、時間制の設定はなくロックアウト制のみを採用している。
ロックアウトが可能なスタジオを2日以上使う場合は、最終日以外は機材等をそのままスタジオ内に設置できる。逆にロックアウトができない場合は、翌日再び使う予定があっても片付けて、翌日再設置する必要がある。ロックアウト不可なスタジオでは最大一日単位と言う考え方で、例えば3日予約を入れた場合は、単に1日分の予約が三回入っているに過ぎない。
関連項目
- ^ 丸島水門製作所事件。1975年(昭和50年)4月25日最高裁第三小法廷判決。『最高裁判所民事判例集』 29巻4号、481頁。
- ^ 賃金請求上告事件(丸島水門製作所事件) - 独立行政法人 労働政策研究・研修機構 データベース
- ^ 中窪裕也、野田進、和田肇 『労働法の世界』 6版、有斐閣、2005年、347頁。
- ^ a b c d e 昭和41年5月23日労働省労政局労働法規課長通知 (23 May 1966). 労働組合によつて労調法三七条の通知がなされている争議行為に対抗して行うロック・アウトの予告 (Report). 厚生労働省. 2017年5月28日閲覧。
一 労調法第三十七条は、公益事業に関する事件につき関係当事者が争議行為をするには、その争議行為をしようとする日の少なくとも十日前までに、労働委員会及び労働大臣又は都道府県知事にその旨を通知しなければならない旨を規定しているが、同条にいう「関係当事者」には使用者が含まれること及び「争議行為」には使用者が行なうロックアウトが含まれること(同法七条参照)は、疑問の余地がない。したがつて、使用者がロックアウトを行なう場合には、同条の通知を必要とする。
- ^ “学園紛争の嵐、その後の改革 No.13 - 上智大学” (PDF). 上智大学創立100周年. 2016年3月31日閲覧。
- ^ Labor Pains[リンク切れ] Sportsillustrated.cnn.com
- ^ “MLBがロックアウト突入、新たな労使協定で合意できず”. Bloomberg (2021年12月2日). 2023年12月27日閲覧。
- ^ “NHLがロックアウト突入=収益配分で労使対立-アイスホッケー”. 時事ドットコム. (2012年9月16日) 2012年11月26日閲覧。
- ^ “来月14日まで全戦中止=NHL”. 時事ドットコム. (2012年11月24日) 2012年11月26日閲覧。
- ^ “NFL、労使交渉決裂でロックアウト突入へ”. NFLJapan.com. (2011年3月13日) 2012年11月26日閲覧。
- ^ “NFL暫定合意…ロックアウト解除、正規審判が復帰へ”. Sponichi Annex (スポーツニッポン). (2012年9月28日) 2012年11月26日閲覧。
- ^ “NBA、13年ぶりにロックアウト突入”. NBA日本語公式サイト. (2011年7月1日) 2012年11月26日閲覧。
- ^ “開幕から2週間の中止が決定”. NBA日本語公式サイト. (2011年10月11日) 2012年11月26日閲覧。
- 1 ロックアウトとは
- 2 ロックアウトの概要
- 3 スポーツ界におけるロックアウト
- 4 音楽業界におけるロックアウト
品詞の分類
名詞およびサ変動詞(闘争) | 争覇 猟官 ロックアウト 交戦 勇戦 |
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