オウム真理教事件 犯人

オウム真理教事件

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/01 06:10 UTC 版)

オウム真理教事件(オウムしんりきょうじけん)は、1980年代末期から1990年代中期にかけてオウム真理教が起こした一連の事件の総称である。


  1. ^ 2008年12月施行のオウム被害者救済法では事件の翌日入浴中に溺死した男性を含め13名[14]
  2. ^ 概数。裁判では3794人。1997年12月に裁判迅速化のため14人に変更[9][14]

注釈

  1. ^ 地下鉄サリン事件発生直後に入浴溺死した人物。
  2. ^ 松本サリン事件で負傷した河野義行の妻。
  3. ^ 刑事訴訟としては12人。オウム被害者救済法としては13人。
  4. ^ アレフ発足以後の逮捕者を除く。
  5. ^ 実行犯の新実智光も負傷。
  6. ^ 裁判で認定された死者数のため、河野義行の妻はカウントしない。
  7. ^ 住民調査での数。裁判では144人。1997年12月に裁判迅速化のため4人に変更。
  8. ^ a b 逮捕時のもの。
  9. ^ 2018年7月6日東京拘置所にて執行。
  10. ^ 一審は無期懲役判決。2018年7月6日大阪拘置所にて執行。
  11. ^ 2018年7月6日東京拘置所にて執行。
  12. ^ 2018年7月26日名古屋拘置所にて執行。
  13. ^ 2018年7月6日東京拘置所にて執行。
  14. ^ 2018年7月26日東京拘置所にて執行。
  15. ^ 2018年7月6日広島拘置所にて執行。
  16. ^ 2018年7月6日大阪拘置所にて執行。
  17. ^ 2018年7月26日東京拘置所にて執行。
  18. ^ 2018年7月6日福岡拘置所にて執行。
  19. ^ 2018年7月26日宮城刑務所にて執行。
  20. ^ 2018年7月26日東京拘置所にて執行。
  21. ^ 2018年7月26日名古屋拘置所にて執行。
  22. ^ 検察側の求刑は死刑。
  23. ^ 一審は懲役5年判決。
  24. ^ 捜索班の一員だった牛島寛昭巡査(警視庁本田警察署所属)の証言では、牛島巡査が以前、信者が以前2階と3階の間の外壁の空気穴をカバーで隠していたことを思い出し、牛島巡査以下数名の機動捜査隊員が自発的に第六サティアン内に入って麻原教祖の捜索に当たることになった。一方機動捜査隊回報には、4分駐所の名前の他に功労者として8名の氏名が記載されているが、この中には牛島氏の氏名は見当たらない。
  25. ^ 当初、護送は警視庁が保有していたV-107大型輸送ヘリコプターで行われる予定だったが、当日悪天候の為ヘリコプターが飛べず、警察車両での護送に変更されたとの噂があるが、これについては、確かに当日、降雨で天候がよくなかったが、確証情報は得られていない。
  26. ^ このように別の都道府県警察が合同で捜査を行う場合は警察庁広域重要指定事件に指定される場合が多いが、これらの事件は指定されていない。ただし指定の明確な定義は無い。
  27. ^ ただし、1996年12月に東京拘置所に拘置されていた3人の死刑確定囚に対し、同日死刑が執行された事例がある。
  28. ^ 特に1995年5月第3週は50時間を超え、その他の話題は青島幸男都知事(当時)に郵便爆弾などの2件のみで、4位以下が測定不能という状態になった。

出典

  1. ^ 『生きている不思議 死んでいく不思議』-某弁護士日記「死刑執行回避署名のお願い」
  2. ^ 警視庁創立140年特別展 みんなで選ぶ警視庁140年の十大事件 アンケート結果 第1位から10位まで(2023年3月14日のアーカイブ)”. 警視庁 (2016年3月31日). 2024年1月22日閲覧。
  3. ^ オウム全公判終結”. 2011年11月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年7月14日閲覧。
  4. ^ あれから16年余 オウム裁判終結 遠藤誠一被告の死刑確定へ”. 2018年1月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年7月14日閲覧。
  5. ^ “オウム平田被告の上告棄却 懲役9年確定”. 日刊スポーツ. (2016年1月15日). オリジナルの2016年1月19日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20160119083925/http://www.nikkansports.com:80/general/news/1592345.html 2016年1月16日閲覧。 
  6. ^ オウム真理教 元信者の菊地直子さん 無罪確定へ 最高裁”. 2018年1月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年7月14日閲覧。
  7. ^ オウム裁判、完全に終結=高橋被告の異議棄却-最高裁”. 2018年1月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年7月14日閲覧。
  8. ^ オウム事件全裁判が終結 死刑13人、執行の検討本格化”. 2018年1月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年7月14日閲覧。
  9. ^ a b 降幡賢一『オウム法廷6』 p.27
  10. ^ a b c d e 平成8年警察白書 警察庁
  11. ^ 「元自衛官拉致事件 オウム大阪支部の幹部逮捕へ」 読売新聞 1995/4/24
  12. ^ 東京キララ社編集部『オウム真理教大辞典』 p.128
  13. ^ 江川紹子『「オウム真理教」追跡2200日』 p.321
  14. ^ a b “地下鉄サリン死傷者6300人に 救済法の認定作業で調査”. 47NEWS/共同通信. (2010年3月11日). オリジナルの2010年3月14日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20100314063446/http://www.47news.jp/CN/201003/CN2010031101000214.html 2020年7月14日閲覧。 
  15. ^ 「五人は回復に向かう オウム教施設から救出された信徒の容体」 朝日新聞 1995年3月30日朝刊
  16. ^ 終わらないオウム ~信者の親たちは今~ - NHK クローズアップ現代 全記録
  17. ^ 「『死体、無届け処理』 オウムのN被告、薬物犠牲の女性も目撃」 読売新聞 1995/10/19
  18. ^ 「山梨のオウム施設 信者の遺体”極秘処理”」 読売新聞 1995/3/29
  19. ^ 「信者5人が薬物死 『上九』の施設で昨年秋から」 読売新聞 1995/7/21
  20. ^ 破防法弁明●証拠の要旨の告知(2)”. 1999年2月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年7月14日閲覧。
  21. ^ 「オウム」を暴走させた3つの転機”. 2018年7月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年7月14日閲覧。
  22. ^ 作家麻生幾著書「極秘捜査――警察・自衛隊の「対オウム事件ファイル」(文藝春秋、1997年 / 文春文庫、2000年)」
  23. ^ a b c “【オウム死刑囚】中川智正らオウム死刑囚7人を移送 執行施設ある5拘置所に分散か(1/2ページ)”. 産経新聞 (産業経済新聞社). (2018年3月14日). オリジナルの2018年3月15日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20180315132452/http://www.sankei.com/affairs/news/180314/afr1803140030-n1.html 2018年3月15日閲覧。 
  24. ^ a b “【オウム死刑囚】中川智正らオウム死刑囚7人を移送 執行施設ある5拘置所に分散か(2/2ページ)”. 産経新聞 (産業経済新聞社). (2018年3月14日). オリジナルの2018年3月15日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20180315132717/http://www.sankei.com/affairs/news/180314/afr1803140037-n1.html 2018年3月15日閲覧。 
  25. ^ a b “【オウム死刑囚】移送7人は新実智光、林泰男、早川紀代秀、井上嘉浩、岡崎一明、横山真人、中川智正の各死刑囚(1/2ページ)”. 産経新聞 (産業経済新聞社). (2018年3月14日). オリジナルの2018年3月15日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20180315132503/http://www.sankei.com/affairs/news/180314/afr1803140030-n2.html 2018年3月15日閲覧。 
  26. ^ a b c “【オウム死刑囚】移送7人は新実智光、林泰男、早川紀代秀、井上嘉浩、岡崎一明、横山真人、中川智正の各死刑囚(2/2ページ)”. 産経新聞 (産業経済新聞社). (2018年3月14日). オリジナルの2018年3月15日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20180315132722/http://www.sankei.com/affairs/news/180314/afr1803140037-n2.html 2018年3月15日閲覧。 
  27. ^ 『死刑廃止国際条約の批准を求めるフォーラム90』 vol.147 p8
  28. ^ 「オウム死刑囚13人、分散収容を検討、法務省、昨年末に。」『日本経済新聞』2012年10月07日付朝刊
  29. ^ 「オウム3死刑囚の証人採用心情への影響、警備の混乱…懸念多く」 『産経新聞』2013年3月30日
  30. ^ a b c d e f g “オウム死刑囚7人の移送完了 法務省「共犯分離が目的」”. 共同通信 (共同通信社). (2018年3月15日). オリジナルの2018年3月15日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20180315131539/https://this.kiji.is/346901239646405729 2018年3月15日閲覧。 
  31. ^ a b “【オウム死刑囚】死刑執行施設は全国に7カ所 札幌は車移動困難で除外か”. 産経新聞 (産業経済新聞社). (2018年3月14日). オリジナルの2018年3月15日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20180315135302/http://www.sankei.com/affairs/news/180314/afr1803140040-n1.html 2018年3月15日閲覧。 
  32. ^ a b c d e f g “「移送は執行と関係ない」と法務省 オウム死刑囚の移送完了”. 産経新聞 (産業経済新聞社). (2018年3月15日). オリジナルの2018年3月15日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20180315134553/http://www.sankei.com/affairs/news/180315/afr1803150051-n1.html 2018年3月15日閲覧。 
  33. ^ “オウム死刑囚7人移送 名古屋拘置所などへ、執行へ準備か”. 中日新聞 (中日新聞社). (2018年3月14日). オリジナルの2018年3月15日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20180315135908/http://www.chunichi.co.jp/s/article/2018031490115824.html 2018年3月15日閲覧。 
  34. ^ “オウム真理教死刑囚7人を移送、いつ執行か 焦点に”. TBS NEWS (東京放送テレビ). (2018年3月14日). オリジナルの2018年3月15日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20180315135658/http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3315701.html 2018年3月15日閲覧。 
  35. ^ オウム真理教・松本智津夫死刑囚ら7人の死刑執行 日本経済新聞 2018/07/06 10:26
  36. ^ 「上祐史浩」がひた隠し! 警察も知らない「麻原彰晃」の女性信者殺害”. デイリー新潮. 新潮社 (2018年7月19日). 2018年7月19日閲覧。
  37. ^ 週刊新潮報道にある女性信者殺害の目撃に関する事情説明”. ひかりの輪 (2018年7月12日). 2018年7月12日閲覧。
  38. ^ オウム時代の「女性信者殺害」を隠蔽! 「上祐史浩」に教祖の資格はあるか?”. デイリー新潮. 新潮社 (2018年7月26日). 2018年7月28日閲覧。
  39. ^ 終わらないオウム 信者の親たちは今 NHK クローズアップ現代+ No.1871 2004年2月25日(水).アーカイブウェイバックマシン
  40. ^ 【オウム死刑執行】岡崎死刑囚ら残る6人も刑執行 四半世紀経て事件終結 - 産経ニュース 2018年7月26日
  41. ^ 「再審請求中は執行回避」傾向は変わるのか 13人中10人が請求 「引き延ばし」批判も 産経ニュース 2018.7.28 21:16
  42. ^ 真実と偽りが二極化する危うさ - 森達也 WEBRONZA - 朝日新聞社
  43. ^ 山際永三論評/安田さんへの弾圧とオウム問題」 オウム裁判対策協議会
  44. ^ 朝日年鑑 1996』 朝日新聞社 1996年 219頁 ISBN 4-02-220096-0
  45. ^ 引田惣弥 『全記録 テレビ視聴率50年戦争―そのとき一億人が感動した』 講談社 2004年 199頁 ISBN 978-4-06-212222-1
  46. ^ 【地下鉄サリン事件から20年】麻原彰晃の三女・アーチャリーが語る 聞き手:田原総一朗
  47. ^ ジャーナリスト 田原総一朗さん(80)(2/2ページ) 中外日報 2014年6月25日付
  48. ^ 井上順孝『情報時代のオウム真理教』 p.3-9
  49. ^ 島薗進 2001, p. 18.
  50. ^ オウム裁判対策協議会/集会予定および結果記録/1999年 オウム裁判対策協議会
  51. ^ 北田暁大ほか『現代ニッポン論壇事情』“検閲”読書会|外山恒一|note






固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「オウム真理教事件」の関連用語

オウム真理教事件のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



オウム真理教事件のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのオウム真理教事件 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS