オウム真理教事件について
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/31 08:51 UTC 版)
「広末晃敏」の記事における「オウム真理教事件について」の解説
中学から高校時代は、平和と安全を守り人の役に立てる、自衛官か警察官、その他保安関係の公務員になることを志望。しかし、すべての世界中の人々の心を安らかにすることが最善の道だと考え、思想、宗教の探究をはじめ、仏教にめぐりあい、オウム真理教に入信。宗教の道に入った契機のひとつとして、少年期に知り衝撃を受けたアメリカの原爆投下、ナチスのユダヤ人虐殺・第二次世界大戦中の日本軍の残虐行為、中国の文化大革命、ポル・ポトの自国民虐殺などの歴史上の残虐行為を挙げる。これらの事件について学んだ結果、その原因となった指導者らは「当初は『善いこと』をしようと思っていた」のではないかとし、オウム真理教事件を起こした者も同様の心理があったのではないかと述べる。しかし結局は自分が過去の残虐行為の繰り返しに立ち会っていたことに鑑み、前半生は「過ち」であったとしている。
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