ドルアーガの塔
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他機種版
この節では発売当時の社名で記載(一部の長い社名のみ、略記する場合あり)。
No. | タイトル | 発売日 | 対応機種 | 開発元 | 発売元 | メディア | 型式 | 備考 | 出典 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | ドルアーガの塔 | 1985年8月6日 |
ファミリーコンピュータ | ナムコ | ナムコ | 320キロビットロムカセット[14] | NTD-4900 | ||
2 | ドルアーガの塔 | 1985年10月 |
MZ-1500 | マイコンソフト | 電波新聞社 | クイックディスク | DP-3201208 | ||
3 | ドルアーガの塔 | 1986年夏 |
MZ-2500 FM77AV専用版 X1/turbo |
マイコンソフト | 電波新聞社 | MZ25:3.5インチ2DDフロッピーディスク FM77AV:3.5インチ2Dフロッピーディスク X1:カセットテープ/5.25インチ2D |
- | ||
4 | ドルアーガの塔 | 1986年10月27日 |
MSX | ナムコ | ナムコ | ロムカセット | 12 | ||
5 | ドルアーガの塔 | 1987年6月 |
FM-7/77 | マイコンソフト | 電波新聞社 | 5.25インチ2Dフロッピーディスク | - | ||
6 | ドルアーガの塔 | 1990年12月31日 |
ゲームボーイ | エンジェル | エンジェル | 1メガビットロムカセット[15] | DMG-ADA | ||
7 | ドルアーガの塔 | 1992年6月25日 |
PCエンジン | ゲームスタジオ | ナムコ | 4メガビットHuCARD[16] | NC92003 | リメイク版 | |
8 | ナムコミュージアムVOL.3 | 1996年6月21日 1997年1月31日 1997年2月12日 |
PlayStation | ナウプロダクション | ナムコ | CD-ROM | SLPS-00390 SLUS-00398 SCES-00268 |
アーケード版の移植 | |
9 | ナムコギャラリーVOL.2 | 1996年11月29日 |
ゲームボーイ | ナムコ | ナムコ | ロムカセット | DMG-AN2J-JPN | ゲームボーイ版の移植 | |
10 | ナムコヒストリーVOL.2 | 1997年11月28日 |
Windows | ナムコ | ナムコ | CD-ROM | - | アーケード版の移植 | |
11 | ナムコミュージアムVOL.3 PlayStation the Best |
1999年10月28日 |
PlayStation | ナウプロダクション | ナムコ | CD-ROM | SLPS-91160 | 廉価版 | |
12 | Ultra 2000 ドルアーガの塔 |
2001年9月5日 |
Windows | ナムコ | メディアカイト | CD-ROM | - | [17] | |
13 | ドルアーガの塔 | 2002年11月1日 |
Jスカイ (Javaアプリ) |
ナムコ | ナムコ | ダウンロード (ナムコアプリキャロットJ) |
- | [18][19] | |
14 | ドルアーガの塔 | 2003年2月21日 |
504i (iアプリ) |
ナムコ | ナムコ | ダウンロード (アプリキャロットナムコ) |
- | [20] | |
15 | ドルアーガの塔(復刻版) | 2003年12月5日 |
ゲームキューブ | ナムコ | ナムコ | 8センチ光ディスク | - | ファミリーコンピュータ版の移植 『バテン・カイトス』先行予約特典(非売品) |
|
16 | Namco Museum Battle Collection Namco Museum Battle Collection ナムコミュージアム Vol.2 |
2005年8月23日 2005年12月9日 2006年2月23日 |
PlayStation Portable | ナムコ | ナムコ | UMD | ULUS-10035 UCES-00116 ULJS-00047 |
日本国外版は『VOL.1』と『VOL.2』が統合されている | |
17 | ドルアーガの塔 | 2007年9月27日 |
Wii | ナムコ | ナムコ | ダウンロード (バーチャルコンソール) |
- | ファミリーコンピュータ版の移植 2019年1月31日 配信・発売終了 |
|
18 | ナムコミュージアムDS | 2007年10月11日 |
ニンテンドーDS | ナムコ | ナムコ | DSカード | - | アーケード版の移植 | |
19 | ドルアーガの塔 WIDE版 | 2008年4月22日 |
F903i、F903iX、F904i F905i、P905i、SH905iTV (iアプリ) |
バンナム | バンナム | ダウンロード (ナムコ・ゲームス) |
- | アーケード版の移植 | [21][22][23] |
20 | ドルアーガの塔 | 2009年3月25日 PAL 2009年3月25日 2009年5月12日 |
Wii | ナムコ | ナムコ | ダウンロード (バーチャルコンソールアーケード) |
- | アーケード版の移植 2019年1月31日 配信・発売終了 |
[24] |
21 | ナムコミュージアム バーチャルアーケード | 2009年11月5日 |
Xbox 360 | バンナム | バンナム | DVD-ROM | - | ||
22 | ドルアーガの塔 | 2012年12月19日 |
ニンテンドー3DS | ナムコ | バンナム | ダウンロード (バーチャルコンソール) |
- | ファミリーコンピュータ版の移植 2023年3月28日 配信・発売終了 |
[25] |
23 | ドルアーガの塔 | 2013年8月21日 |
Wii U | ナムコ | バンナム | ダウンロード (バーチャルコンソール) |
- | ファミリーコンピュータ版の移植 2023年3月28日 配信・発売終了 |
[26] |
24 | ナムコミュージアムVOL.3 | 2013年12月11日 |
PlayStation 3 PlayStation Portable (PlayStation Network) |
ナウプロダクション | バンナム | ダウンロード (ゲームアーカイブス) |
- | アーケード版の移植 | |
25 | ナムコミュージアム | 2017年7月28日 2017年7月28日 2017年7月28日 |
Nintendo Switch | バンナム | バンナム | ダウンロード | - | アーケード版の移植 | |
26 | ナムコットコレクション | 2020年6月18日 |
Nintendo Switch | B.B.スタジオ エムツー |
バンナム | Switch専用ゲームカード ダウンロード |
- | ファミリーコンピュータ版の移植 | |
27 | NAMCO MUSEUM ARCHIVES Vol.1 | INT 2020年6月18日 |
Nintendo Switch(日本国外) PlayStation 4 Xbox One Windows(Steam) |
B.B.スタジオ エムツー |
バンナム | ダウンロード | - | ファミリーコンピュータ版を収録 | |
28 | ドルアーガの塔 | 2022年6月2日 |
PlayStation 4 Nintendo Switch |
ナムコ | ハムスター | ダウンロード (アーケードアーカイブス) |
- | アーケード版の移植 | [27][28][29][30] |
裏ドルアーガ
FC版には、宝箱の出現条件が通常版とは異なる「アナザー・ドルアーガの塔」と呼ばれるバージョンがあり、選択するとタイトル文字の色が灰色から濃緑に切り替わる。以後に発表された移植版でも、それぞれのプラットフォームオリジナルの特別版、いわゆる「裏ドルアーガ」が収録されることが多い。
特にPlayStation版(『ナムコミュージアムVol. 3』収録)には、裏ドルアーガとは別に「闇ドルアーガ」もあり、宝箱の出現条件の他にフロアのマップや獲得するアイテムそのものが通常版と異なっていた。PlayStation版で闇ドルアーガを呼び出すと、プログラムされているが本編では使われていないファンファーレが鳴り闇ドルアーガモードに突入する。表ドルアーガではあり得ない、サイズ2倍のスライムが出現したり、宝箱の中身が「数十万ポイント分のスコア」というものがあったりと、新たな要素が加えられている。
ファミリーコンピュータ版
以下はFC版の特徴で、オリジナルであるアーケード版では異なるか起こらない現象である。
- 迷路が狭い。
- 一部アイテムの色が違う。詳しくは上記参照。また取得済アイテム欄の配置順が改良され、マトック系とポーションの存在が常に確認できるようになった。
- 敵の配置がアーケード版とは異なるフロアがあり、全体的に敵の数が減っている。
- バランスの効果が「所有しているハイパー系アイテムの効果を正方向にする」と効果が少し異なっている[31]。このため、ハイパーガントレット以外のハイパー系アイテムはコンティニューを使ってバランスを後から取ってもドルアーガを倒すことができる。アーケード版はバランスを後から取ってもイビル系アイテムのままである。
- ゴールドマトックと下位のマトックの2本を同時に所持することができる。このため2本目がシルバーマトックならば、1回までなら外壁に対してマトックを使って壊しても、支障なくゲームを続行できる。アーケード版はゴールドマトックを取得した時点で下位のマトックを失う。
- マジシャン等の放つ呪文の色が、種類にかかわらずすべて白色。
- ドラゴンがブレスを吐いている間はマジシャンがスペルを吐かず、現れても何もせず消える。ただしブレスが消えた瞬間にスペルを吐くようになるので、特殊な時間差攻撃になり得る。
- ドラゴン・ローパーがホワイトソード以下の剣でも倒せる。
- マジシャンと剣を出さずに通過しても即座にミスにはならず、体力が減るのみ。
- ローパーと剣を出さずに通過しても普通にダメージを受けるだけ。
- ドルアーガと剣を出さずに交差することができない。
- 足踏み状態でナイトを倒せない。
- ファイアーエレメントを剣を振っても消せない。
- ダメージを与えたときに音が鳴る、アーケード版と逆。
- 剣の攻撃力とリカバリーポイントがアーケード版と違っている。
- 上位のブックは下位のブックの効果を兼ねない。
- 一部の敵のスコアが違っている。
- ドラゴンとウィスプの移動スピードの変更。
- コンティニューボーナスがない。
- シルバーマトックが各階で3回までは壊れず、4回目で必ず壊れるようになっている。この仕様変更のため、FC版ではゴールドマトックがクリア必須アイテムではなくなっている。
- ドルアーガを倒すのにブルークリスタルロッドは必須ではない。これはロッド系の効果が単なる「ギルの体力が上がる」効果に変更されているためである。よってグリーン・レッド両クリスタルロッドも取る必要はなくなっている[32]。
- イビルヘルメットの体力値の変更がハイパーヘルメットと同じ。ただしドルアーガとは戦えない。
- 41Fをクリアしてもポーション系アイテムはなくならない。これはアイテムの格納方式がアーケード版とでは異なり、消す必要がなくなったからである。
- ハイパーアーマーを持っている状態で呪文を受ける等して体力を最低にすると、リング系を所持していてもウィスプ系に触れるとミスになる。
- ポーションオブデスのタイムの減少スピードがアーケード版よりゆるやか。
- 44Fのマジシャンの出方が異なる。画面上で一種類しか出ない。そのため、目当てのマジシャンがいつまで経っても出ないという危険がある。
- イビルソードの攻撃力がエクスカリバーと同じ。ただしドルアーガの分身ウィザードは倒せない。
- 52Fではブラックドラゴンの代わりにクオックスになっているが強さはブラックドラゴンのままである。
- サッカバスを倒しても、扉を通過することで再び現われる。また、サッカバスについては「剣を出さずに触れるとまもなくしてミスとなる」という設定が省略されており、よってダミーのブルークリスタルロッドも持たない。
- 残りタイムが60秒を切って以降に出現するウィスプ系は青と赤1つずつしか出現しない。ここでは赤は残り50秒で、青は残り40秒で、それぞれ現れる。
- 60FでZAPする条件を満たすとすぐにZAPする。
- 60FでタイムオーバーになってもZAPせずそのフロアで再びプレイできる。
- 特定の操作でラウンドセレクトができる。その際に別の操作を組み合わせることで、アイテムの選択もできる。
- ラウンドセレクトをしたうえでZAPして、戻されたフロアをクリアすると、バグ面が現れることがある。面セレクトすると60面よりも上のフロアがセレクトできるのでバグ面となる。
- 裏ドルアーガで一部宝の効果が違っているものがある。
- サファイアメイス - 持っていないとルビーメイスが取れなくなっている。
- リング系アイテム - 下位のリングを持っていないと上位のリングは取れなくなっている。
また、FC版では攻略本が出版されたが、アイテムの出現方法が違う内容で記載されていたり、60Fのクリア方法は全く違う内容が記載されていた。
ゲームボーイ版
ゲームボーイ版はナムコではなくエンジェルから発売された。発売日は1990年12月31日。
体力値が画面に数字で表示されており、スライムの体当たりやマジシャン等の呪文を受けてもダメージを受けるだけで済む。基本的にどのモンスターに対して剣を出しての交差で5の減少、剣を出さない場合や呪文の被弾で10の減少となる。鎧等のアイテムは最大HPの上昇に割り当てられており[33]、取得せずともクリアが可能。各階層をクリアしてもHPは固定値回復のみとなる。 残機(プレイヤーストック)の概念がなく体力が尽きるとその場でゲームオーバーになるが、パスワードによる継続機能があったりとゲームシステムがアレンジされている[10]。一部のフロアでは宝箱の出現方法がオリジナル仕様になっている[10]。また、一部フロアに関しては迷路ではなく大部屋でのボス戦に差し替えられている。
のちに発売された『ナムコギャラリーVOL.2』にも収録された。
PCエンジン版
PCエンジン版は1992年6月25日に発売された。メディアはHuカード。
画面が俯瞰(斜め上からの見下ろし)であったりアイテムを好きな時に使用できるといった改変がなされた。遠藤は「オリジナルの迷路は長方形で塔らしくなくて嫌だったが、基板の問題でどうしようもなかった。PCエンジン版の正方形の迷路が本当にやりたかった『ドルアーガの塔』の迷路だった」と語っている[34]。
『カイの冒険』同様にフロアごとにイシターが登場して宝箱の出現条件のヒントを教えてくれるほか、ビジュアルシーンによるキャラクターのセリフが追加され設定上でしか語られなかったストーリー要素がゲームに反映されている。また、タイトル画面でFC版の隠しコマンドを入力すると「ウラめんなんてありませんよ」などといったメッセージが表示されたりと、過去の移植版をもじった要素もある。以下に主だった変更点について記す。
- アイテムの装備
- オリジナル版およびそれまでの移植版では手に入れたアイテムはその場で強制的に装備、もしくは効果発動となっていたが、本作ではプレイ中にステータス画面を呼び出して任意に装備や使用アイテムの変更ができるようになった。武器・防具には構えた状態でも正面から呪文を受けられる剣「スペルキャンセラー」、ギルが全身黒ずくめになり敵に追いかけられなくなる「ブラックナイトアーマー」、宙に浮いて歩くことで地面に張りついた敵に当たらなくなる「レビテイトブーツ」など、オリジナル版になかった特殊な効果を持つものもある。
- 武器・防具以外にも装備する、もしくは装備して使うことではじめて効果が表れるものが多い。前者は装備アイテム、後者は登録アイテムと呼ばれ、それぞれ一度に1つずつ装備可能。
- 宝箱の種類の追加
- 主にゲームクリアに必須のアイテムが入ったメイン宝箱のほかに、ゲームをより有利に進められる「スペシャルアイテム」の入ったスペシャル宝箱が追加された。スペシャルアイテムは基本的に使い捨ての登録アイテムで、背後に壁を作って緊急回避に使える「トゥラウアル」、使ったその場でフロアを移動できる「ロープ」「スコップ」、特定の敵からダメージを受けなくなる「クリスタル」、敵全滅など様々な魔法がこめられた巻物「スクロール」などの種類がある。またメイン宝箱に関しては、前述の通りフロア開始時にイシターが出現条件のヒントをくれるようになっている(一部難易度を除く)。
- 難易度選択
- 難易度が下記の4種類から選べるようになっており、敵の出現数や継続機能の制限などで違いがある。ゲームボーイ版と同じく残機の概念がなく、ミスすると即ゲームオーバーのような扱いとなる。
- イージー - 復活の回数は無限で、ゲームオーバーになってもタイトル画面に戻らずすぐに再開となる。またギルのステータス上昇に使える「勇気のシンボル」がフロアをクリアするだけで手に入り、パスワードコンティニューも可能。制限時間もなく、モンスターのステータスも他のレベルより低い。
- ノーマル - 「勇気のシンボル」がフロア上に落ちているものを回収しないと手に入らないほか、モンスターのステータスがイージーより高い。ほかはイージーと同じ。
- ハード - モンスターのステータスがノーマルより高く、出現パターンも上記2つのレベルをベースに数が増えるなど、厳しいものになっている。またオリジナル版のように制限時間がつき、タイムが少なくなるとウィル・オー・ウィスプが出現する。コンティニューには10回の制限がつき、勇気のシンボルは登場せずパスワードも使えない。上記2つのレベルでは画面上にあったマトック残り使用回数の表示もなくなる。
- プロゲーマー - ハードの条件に加え、宝箱の出現条件が変わり、イシターがそのヒントをくれなくなる。モンスターのステータスはハードよりも高く、出現パターンもまったく違うものに変化する。また上記3つのレベルで画面上にあった体力値の表示がない。コンティニューは3回のみで、スペシャルアイテムも出現しない。本難易度のみフロア中に発生する会話シーンが省略され、エンディングがアーケード版をもとにした特別なものになる。
- モンスターの追加
- オリジナル版と比べてモンスターが大幅に追加された[注釈 18]。その中には「バンパイヤ」や「ランドアーチン」など『イシターの復活』に登場するモンスターや「ホワイトナイト」などゲームブックに登場するモンスターも含まれている。
パソコン版
電波新聞社より、FM-7/77版、FM77AV専用版、MZ-1500版、MZ-2500版、X1シリーズ版が、それぞれ発売された。一部の移植作品には、宝箱の出し方が異なる「裏ドルアーガ」が存在する。
MSX版はナムコよりナムコットシリーズとしてROMカートリッジで発売された。ハードウェアスペックの限界から「キャラクターは単色」「スクロールは8ドット単位」など、FC版をさらにダウンスケールさせたような内容となっている。
また、1989年にはユーザーによる非公式のX68000版が作成され、主に草の根BBSを通して配布された。
携帯アプリ版
2002年より、フィーチャーフォン用アプリケーションとしてNTTドコモ、au、ソフトバンクの各キャリア向けに移植された。これらは宝箱の出し方を記した「攻略ウィンドウ」や、最初から宝箱が出現した「EASYモード」を搭載している。また、下位機種向けに全16階構成の『ドルアーガの塔mini』も配信された[18]。
2008年には、F903iなどのディスプレイを90度横に回転させられる機種向けの『ドルアーガの塔 WIDE版』が登場。ステージを横長のディスプレイいっぱいに表示し、横スクロールがほぼ抑えられている[21][22][23]。
さらに2011年2月17日頃 - 5月16日、携帯SNSサイト「モバゲータウン」にて、『ドルアーガの塔 for モバゲー』を無料配信。本作のみ「SHORT」というスコアアタックモードが用意されていた。
ニンテンドーDS版
DSの特徴である2画面を使って、ゲーム画面以外の別画面にはそのフロアで出現する宝箱アイテム、宝箱の出し方やアイテム解説などが表示されるお手軽攻略「プレイナビ」機能が搭載されており、攻略本や攻略サイトに頼らなくても全フロアの宝箱出現方法が分かる。また縦画面モードにも対応している。
アーケードアーカイブス版
「こだわり設定」で起動画面の表示、ゲームスピードの調整、原作挙動の再現、メッセージテキストの原作再現、体力とマトック数と宝物出現通知の表示の設定が可能。ただし、原作挙動の再現はゲームの進行が不可能になる場合がある。また、「ボタン設定」にて「マップ情報の表示」をボタンに割り当てると、ゲーム中にフロアのマップや宝物の出し方などの情報を見る事ができる。ZAPした場合、オンラインランキング登録にてスコアの横にZAPの表示が付く。
注釈
- ^ PlayStation版のVol. 3、PlayStation Portable版のVol. 2、ニンテンドーDS版、Xbox 360版、Nintendo Switch版。
- ^ 全5種のNo.2、生産終了。
- ^ こちらは同シリーズの主人公であるリンクが左利きのため、剣を出した状態では盾が右側を向いている。
- ^ フロア開始時から出現している。
- ^ 金は1フロア255回まで使用可能で事実上無制限。
- ^ 最上位のブックのみを取得した場合でも、下位のブックの全効果が有効になる。
- ^ アイテムにより一時的に体力が高くなっている場合も、本来の上限まで戻される
- ^ 各種攻略書籍による値。プログラムでは10 - 17階の範囲となっている。
- ^ ただし、52階の青い鎧を入手すると、1回だけ耐えられるが体力は最低値になる。
- ^ ただし、前者は27階、後者は46階のネックレスを入手すると、触れてもミスにならなくなる
- ^ ただし、21・39・54階の指環を入手すると、対応するウィスプに触れてもミスにならなくなる。
- ^ フロア開始時は白字で20000から始まり、一旦ゼロになると赤字で60から始まる。
- ^ 59階のZAP条件ではミス扱いにならない。
- ^ 『カイの冒険』のエンディングでは、「ブルークリスタルロッドの力で封印されたスーマール帝国の騎士達が蘇ったもの」とされている。
- ^ 壁を抜けて侵入した瞬間だけは吐かれる場合がある。
- ^ 例外的に『イシターの復活』のROOM77に登場し、Sleepの呪文を使わない限り触れるとミスになる。
- ^ 扉がごく近くにあればミスになる前に次の階へ進めるが、クリアに必須なアイテムを取得できなくなる。
- ^ ただし、ダークグリーンスライムやドルイドゴーストなど、削除されたものもいる。
- ^ ナイト系の敵を倒してエクステンドした際の画面表示など。
- ^ 『ナムコヒストリー VOL.2』収録の本作では、オプションで「OLD」と「NEW」よりバージョンを選択できる。
出典
- ^ a b c d e “ナムコ創立50周年記念企画「アナタとワタシのナムコ伝」” (PDF). バンダイナムコエンターテインメント. 2017年11月5日閲覧。
- ^ バンダイナムコゲームス ナムコミュージアム vol2(PSP版)紹介ページ
- ^ バンダイナムコゲームス ナムコミュージアムDS 紹介ページ
- ^ バンダイナムコゲームス Wii バーチャルコンソール アーケード 紹介ページ
- ^ ナムコプロモーションビデオ ドルアーガの塔より。
- ^ a b c ザ・ベストゲーム 1991, p. 26- 「最も愛されたゲームたち!! 読者が選んだベスト30」より
- ^ MMOドルアーガ お知らせ
- ^ マイウェイ出版『死ぬ前にクリアしたい200の無理ゲー ファミコン&スーファミ』 (ISBN 9784865119855、2018年10月10日発行)、5ページ
- ^ マイコンBASICマガジン編集部、1984年、「CHALLENGE HIGH SCORE!」、『マイコンBASICマガジン』3巻10号(1984年10月号別冊付録「スーパーソフトマガジン」)、電波新聞社 p. 19
- ^ a b c M.B.MOOK『懐かしゲームボーイパーフェクトガイド』 (ISBN 9784866400259)、57ページ
- ^ スーパーファミコンソフト『ザ・ブルークリスタルロッド』デモ画面より。
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- ^ “TAMAARI SUPER QUEST たまアリスーパークエスト Vol.3”. 2020年6月23日閲覧。
固有名詞の分類
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