crux
「crux」の意味・「crux」とは
「crux」は英語の単語で、主に「問題の核心」や「最も重要な点」を指す。ラテン語の「十字架」を意味する「crux」から派生し、十字架が重要な象徴であることから、比喩的に重要な要素や中心点を指すようになった。例えば、議論や問題の中で最も重要な部分や、解決すべき最も難しい部分を指す際に用いられる。「crux」の発音・読み方
「crux」の発音は、IPA表記では /krʌks/ となる。IPAのカタカナ読みでは「クラクス」、日本人が発音するカタカナ英語では「クラックス」と読む。この単語は発音によって意味や品詞が変わるものではない。「crux」の定義を英語で解説
英語の辞書では、「crux」は"The most important or difficult part of a problem or an issue"と定義される。つまり、「問題や議題の最も重要な部分、または最も困難な部分」を意味する。「crux」の類語
「crux」の類語としては、「core」、「heart」、「essence」、「pivot」、「center」などがある。これらの単語も同様に、物事の中心や最も重要な部分を指す表現として用いられる。「crux」に関連する用語・表現
「crux」に関連する表現としては、「the crux of the matter」、「the crux of the argument」などがある。これらの表現は、それぞれ「問題の核心」、「議論の要点」を意味し、「crux」の持つ「最も重要な点」を強調する表現として用いられる。「crux」の例文
1. The crux of the problem is a lack of communication.(問題の核心はコミュニケーションの欠如である。)2. The crux of his argument was that the project would cost too much.(彼の議論の要点は、そのプロジェクトがあまりにも費用がかかるということだった。)
3. The crux of the matter is how to increase sales.(問題の核心は、どうやって売上を増やすかである。)
4. The crux of the issue is the lack of funding.(問題の核心は資金不足である。)
5. The crux of the dispute is the interpretation of the contract.(争いの核心は契約の解釈である。)
6. The crux of the situation is that we need more time.(状況の核心は、私たちがもっと時間が必要であるということだ。)
7. The crux of the matter is whether we can trust him or not.(問題の核心は、私たちが彼を信用できるかどうかである。)
8. The crux of the argument was about the budget.(議論の要点は予算についてだった。)
9. The crux of the problem is the difference in our opinions.(問題の核心は私たちの意見の違いである。)
10. The crux of the matter is how to balance work and life.(問題の核心は、仕事と生活のバランスをどう取るかである。)
クラックス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/10 15:29 UTC 版)
ジャンル | 落ち物パズル |
---|---|
対応機種 | アーケード (AC)
対応機種一覧
|
開発元 | アタリ |
発売元 | アタリ |
デザイナー | マーク・スティーブン・ピアス |
プログラマー | デヴィッド・エーカース |
音楽 | ブラッド・フラー |
人数 | 1 - 2人(対戦プレイ) |
メディア | 業務用基板(768キロバイト) |
稼働時期 | ![]() |
デバイス | 8方向レバー 1ボタン |
CPU | MC68000 (@ 7.159 MHz) |
サウンド | OKI6295 (@ 894.886 kHz) |
ディスプレイ | ラスタースキャン 横モニター 336×240ピクセル 59.92Hz パレット512色 |
『クラックス』(KLAX) は、1990年にアタリから稼働されたアーケード用落ち物パズルである。
画面奥から転がってくるタイルをパドルで受け止め、5×5のフィールドに並べて消していくシステムとなっている。タイルを受け損なったり、消し切れずフィールドがすべて埋まってしまうとゲームオーバーとなる。各ステージには、それぞれの課題が設定されており、これをクリアする事で先へと進める仕組みになっている。[1]
日本ではナムコ(現バンダイナムコ)がアーケード版を輸入し販売、稼働していた。
1990年に欧州では各種ホビーパソコンに移植され、北米ではAtari 2600、日本ではPCエンジン、メガドライブ、ファミリーコンピュータなどの家庭用ゲーム機や、PC-8801、PC-9801、X68000などのパソコンに移植された。また、日本や欧米ではAtari Lynx、ゲームボーイ、ゲームギアなどの携帯用ゲーム機にも移植された。
アーケード版はPlayStation 2用ソフト『ゲーセンUSA ミッドウェイアーケードトレジャーズ』(2003年)に収録された他、北米のみで発売されたXbox、ゲームキューブ、Windows用ソフト『Midway Arcade Treasures』(2003年)に収録された。
PCエンジン版はゲーム誌『ファミコン通信』の「クロスレビュー」において、シルバー殿堂入りを獲得した。
ゲーム内容
ルール
画面奥からタイルがレーンの上をこちらに向かって転がってくるので、これをパドルで受け止めて、画面下のフィールド(5×5)へ落として積み上げる。フィールド内で同じ色のタイルが縦・横・斜めのいずれかに3つ以上揃える(これをクラックスと呼ぶ)とタイルは消える。これを繰り返して、ステージごとに設定されたクリア条件(パネルを特定の回数消す、斜め消しを行う、など)を満たすと次のステージに進める。タイルをパドルで3回受け損ねるとゲームオーバーとなる(ただし、後述する難易度選択によって、受け損ねる数が変化する)。
- パドルで受け止めたタイルはフィールドへ落とさずに、しばらくパドルに乗せたままにしておくことができる。ただし、パドルに5枚タイルが乗った状態では、それ以上タイルを受け止めることができない。
- 方向ボタンを上に押すと、パドルに乗っているタイルを上へ投げて、レーンの上に返すことができる。
- 方向ボタンを下に押すと、押している間、タイルの転がってくる速度が速くなる。
ウェーブ構成
プレーヤーは、最初に3つの難易度より一つを選択する。難易度によって、パドルを受け損ねられる数が異なり、難易度高は5つ、難易度中は4つ、難易度低が3つとなる。
一つの難易度には、5つのステージがある。なおクラックスでは、ひとつの面をステージではなく、「ウェーブ」と呼び、ウェーブの始めにクリア条件を提示する。
- クラックスウェーブ 3個並びのクラックスを規定数作る。
- ダイアゴナルウェーブ 斜めのクラックスを規定数作る。
- ホリゾンタルウェーブ 横のクラックスを規定数作る。
- ポイントウェーブ 規定の得点をクリアする。
- タイルウェーブ パドルに規定数のタイルを受ける。
5つのウェーブをクリアすると、さらに次の難易度を選択することができる。
移植版
No. | タイトル | 発売日 | 対応機種 | 開発元 | 発売元 | メディア | 型式 | 売上本数 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | KLAX | ![]() ![]() |
Amiga Amstrad CPC Atari ST BBC Micro コモドール64 PC/AT互換機 ZX Spectrum |
テンゲン | Domark Software | フロッピーディスク カセットテープ |
- | - | 北米ではAmiga、PC/AT互換機版のみ発売。 |
2 | KLAX | ![]() |
Atari 2600 | アタリ | アタリ | ロムカセット | - | - | |
3 | クラックス | ![]() ![]() |
PCエンジン | テンゲン | テンゲン | 2メガビットHuCARD[2] | ![]() ![]() |
- | 日本版と北米版の販売元が同じであり、HE-SYSTEMのタイトルでは極稀な事例。 |
4 | クラックス | ![]() |
メガドライブ | ナムコ | ナムコ | 2メガビットロムカセット[3] | T-14063 | - | |
5 | KLAX | ![]() |
Atari Lynx | アタリ | アタリ | ロムカセット | PA2031 | - | |
6 | KLAX | ![]() |
MSX | Erbe Software | Erbe Software | ロムカセット | - | - | |
7 | クラックス | ![]() |
ファミリーコンピュータ | テンゲン | ハドソン | FC:2メガビットロムカセット[4] |
FC:HFC-V6 | - | |
7 | クラックス | ![]() |
ゲームボーイ PC-8801 PC-9801 X68000 |
ハドソン | ハドソン | GB:ロムカセット PC:フロッピーディスク |
GB:DMG-KLA | - | 日本でハドソンから発売されたゲームボーイ版は、海外でmindscape社から発売されたものとは別に開発された作品。 |
8 | KLAX | ![]() ![]() |
![]() ![]() |
テンゲン | テンゲン | 2メガビットロムカセット | ![]() ![]() |
- | 日本のメガドライブでナムコから発売されたもの(T-14063)とは別に開発された作品。 |
9 | KLAX | ![]() |
セガ・マスターシステム | アタリ | テンゲン | 1メガビットロムカセット | 301040-0160 | - | |
10 | KLAX | ![]() ![]() |
ゲームギア | アタリ | テンゲン | 1メガビットロムカセット | ![]() ![]() |
- | |
11 | KLAX | ![]() |
Atari 7800 | アタリ | アタリ | ロムカセット | CX7888 | - | |
12 | KLAX | ![]() ![]() |
ゲームボーイカラー | テンゲン | ミッドウェイゲームズ | ロムカセット | ![]() ![]() |
- | |
13 | ![]() ![]() ミッドウェイアーケードトレジャーズ |
![]() ![]() |
PlayStation 2 | Digital Eclipse | ![]() ![]() |
DVD-ROM | ![]() ![]() |
- | アーケード版の移植 |
14 | Midway Arcade Treasures | ![]() |
Xbox | Digital Eclipse | ミッドウェイゲームズ | DVD-ROM | - | - | アーケード版の移植 |
15 | Midway Arcade Treasures | ![]() |
ゲームキューブ | Digital Eclipse | ミッドウェイゲームズ | 8cm光ディスク | - | - | アーケード版の移植 |
16 | Midway Arcade Treasures | ![]() |
Windows | Backbone Entertainment | ZOO Digital Publishing | DVD-ROM | - | - | アーケード版の移植 |
スタッフ
- デザイナー、アニメーター、プロジェクトリーダー:マーク・スティーブン・ピアス
- ソフトウェア・デザイン、プログラミング:デヴィッド・エーカース
- ハードウェア・デザイン、インプリメンテーション:パトリック・マッカーシー、ティム・ハバースティー
- システム・ソフトウェア:ジョン・サーウィッツ
- オーディオ:ブラッド・フラー
- テクニシャン:ファロック・コダダディ
- マーケティング・マネージャー:ジェリー・モモダ
- チーム・スーパーバイザー:ジョン・レイ
評価
評価 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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|
- PCエンジン版
ゲーム誌『ファミコン通信』のクロスレビューでは合計30点(満40点)でシルバー殿堂を獲得[14]、『月刊PCエンジン』では80・85・80・85・85の平均83点、『PC Engine FAN』の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通りとなっており、21.75点(満30点)となっている[2]。また、この得点はPCエンジン全ソフトの中で184位(485本中、1993年時点)となっている[2]。
項目 | キャラクタ | 音楽 | 操作性 | 熱中度 | お買得度 | オリジナリティ | 総合 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
得点 | 3.17 | 3.51 | 3.81 | 3.88 | 3.60 | 3.77 | 21.75 |
- メガドライブ版
ゲーム誌『ファミコン通信』のクロスレビューでは合計25点(満40点)[15]、「メガドライブFAN」の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通りとなっており、16.97点(満30点)となっている[3]。
項目 | キャラクタ | 音楽 | 操作性 | 熱中度 | お買得度 | オリジナリティ | 総合 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
得点 | 2.57 | 2.45 | 2.93 | 3.24 | 2.71 | 3.07 | 16.97 |
- ファミリーコンピュータ版
ゲーム誌「ファミコン通信」の「クロスレビュー」では合計27点(満40点)[16]、「ファミリーコンピュータMagazine」の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通りとなっており、18.1点(満30点)となっている[21]。
項目 | キャラクタ | 音楽 | お買得度 | 操作性 | 熱中度 | オリジナリティ | 総合 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
得点 | 3.0 | 3.2 | 2.9 | 3.0 | 3.1 | 3.0 | 18.1 |
- ゲームボーイ版
ゲーム誌「ファミコン通信」の「クロスレビュー」では合計20点(満40点)[17]、「ファミリーコンピュータMagazine」の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通りとなっており、17.9点(30点満点)となっている[22]。
項目 | キャラクタ | 音楽 | お買得度 | 操作性 | 熱中度 | オリジナリティ | 総合 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
得点 | 2.8 | 2.8 | 3.1 | 3.2 | 3.3 | 2.8 | 17.9 |
脚注
- ^ 『ゲームサイド Vol.10』株式会社マイクロマガジン社、2008年2月1日、37頁。
- ^ a b c d 「10月号特別付録 PCエンジンオールカタログ'93」『PC Engine FAN』第6巻第10号、徳間書店、1993年10月1日、132頁。
- ^ a b c 「7月号特別付録 メガドライブ&ゲームギア オールカタログ'93」『メガドライブFAN』第5巻第7号、徳間書店、1993年7月15日、95頁。
- ^ 「5月10日号特別付録 ファミコンロムカセット オールカタログ」『ファミリーコンピュータMagazine』第7巻第9号、徳間書店、1991年5月10日、321頁。
- ^ a b c “Klax for TurboGrafx-16 (1990)” (英語). MobyGames. Blue Flame Labs. 2019年4月14日閲覧。
- ^ a b c d “Klax for Lynx (1990)” (英語). MobyGames. Blue Flame Labs. 2019年4月14日閲覧。
- ^ a b “Klax for NES (1990)” (英語). MobyGames. Blue Flame Labs. 2019年4月14日閲覧。
- ^ “Klax for Game Boy Color (1999)” (英語). MobyGames. Blue Flame Labs. 2019年4月14日閲覧。
- ^ “Klax for Arcade (1990)” (英語). MobyGames. Blue Flame Labs. 2019年4月14日閲覧。
- ^ a b c “Klax for Amstrad CPC (1990)” (英語). MobyGames. Blue Flame Labs. 2019年4月14日閲覧。
- ^ a b c d e f g “Klax for Atari ST (1990)” (英語). MobyGames. Blue Flame Labs. 2019年4月14日閲覧。
- ^ a b c d “Klax for Genesis (1990)” (英語). MobyGames. Blue Flame Labs. 2019年4月14日閲覧。
- ^ a b c “Klax for ZX Spectrum (1990)” (英語). MobyGames. Blue Flame Labs. 2019年4月14日閲覧。
- ^ a b “KLAX まとめ [PCエンジン]” (日本語). ファミ通.com. KADOKAWA CORPORATION. 2015年7月19日閲覧。
- ^ a b “クラックス まとめ [メガドライブ]” (日本語). ファミ通.com. KADOKAWA CORPORATION. 2015年7月19日閲覧。
- ^ a b “クラックス まとめ [ファミコン]” (日本語). ファミ通.com. KADOKAWA CORPORATION. 2015年7月19日閲覧。
- ^ a b “KLAX(クラックス) まとめ [ゲームボーイ]” (日本語). ファミ通.com. KADOKAWA CORPORATION. 2015年7月19日閲覧。
- ^ a b c d e f g h “Klax for Amiga (1990)” (英語). MobyGames. Blue Flame Labs. 2019年4月14日閲覧。
- ^ a b c d “Klax for Commodore 64 (1990)” (英語). MobyGames. Blue Flame Labs. 2019年4月14日閲覧。
- ^ “Klax for DOS (1990)” (英語). MobyGames. Blue Flame Labs. 2019年4月14日閲覧。
- ^ a b 「超絶 大技林 '98年春版」『Play Station Magazine』増刊4月15日号、徳間書店 / インターメディア・カンパニー、1998年4月15日、45頁、雑誌26556-4/15。
- ^ a b 「超絶 大技林 '98年春版」『Play Station Magazine』増刊4月15日号、徳間書店 / インターメディア・カンパニー、1998年4月15日、472頁、雑誌26556-4/15。
- ^ “Klax for Game Gear (1991)” (英語). MobyGames. Blue Flame Labs. 2019年4月14日閲覧。
外部リンク
- KLAX(FC版) - ハドソンゲームナビ - ウェイバックマシン(2004年6月10日アーカイブ分)
- KLAX(GB版) - ハドソンゲームナビ - ウェイバックマシン(2004年6月10日アーカイブ分)
- Klax - MobyGames
クラックス (Crux)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/02 09:07 UTC 版)
「デモナータ」の記事における「クラックス (Crux)」の解説
宇宙の中心。内部では精霊と宇宙誕生以前から存在している悪魔がそれぞれ白と黒のかけらに集まっている。
※この「クラックス (Crux)」の解説は、「デモナータ」の解説の一部です。
「クラックス (Crux)」を含む「デモナータ」の記事については、「デモナータ」の概要を参照ください。
「クラックス」の例文・使い方・用例・文例
固有名詞の分類
プレイステーション2用ソフト |
SAINTS 聖なる魔物 ファンタシースターユニバース クラックス 栄冠は君にシリーズ L2 Love×Loop |
ファミリーコンピュータ用ソフト |
鉄道王 ファイナルラップ クラックス ダブルムーン伝説 フリップル |
ゲームボーイ用ソフト |
リトルマスター2 雷光の騎士 悪魔城ドラキュラ 漆黒たる前奏曲 クラックス フリップル アストロラビー |
PCエンジン用ソフト |
龍虎の拳 ファイナルラップ クラックス 大旋風 ゲンジ通信あげだま |
ナムコのゲームソフト |
ファイナルラップ トイポップ クラックス ピストル大名の冒険 ラリーX |
メガドライブ用ソフト |
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