スペース
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/10 00:36 UTC 版)
その他
マイナスのスペースという概念が日本語の組版には存在し、マイナス2分幅などの幅がある。これは2分分後退することに用いる。たとえば、閉じ括弧「)」と開き括弧「(」が連続するときはこの括弧と括弧の間が2分幅になるのが正しいが、これを全角括弧「)」+マイナス2分幅のスペース+開き括弧「(」で表す[8][9]。
関連項目
参考文献
- ^ 日本語組版処理の要件(日本語版)#3.1.6 区切り約物及びハイフン類の配置方法
- ^ 国際単位系(2019), p.119 「5.4.4 数字の形式および小数点」
- ^ 国際単位系(2019) 、p.116 「5.2 単位記号」
- ^ 国際単位系(2019) 、p.112 「3 SI単位の十進の倍量および分量
- ^ 国際単位系(2019) 、p.118 「5.4.3 量の値の形式」
- ^ #国際単位系(SI)第9版(2019) p.118 量の値の形式 「数値は、常に単位の前に来て、必ず1字分の空白を使って数字と単位を離す。このように量の値は、数字と単位の積で表される。数字と単位の間の1字分の空白は、(単位と単位の間の空白が掛け算を示唆するのと同様に)掛け算の記号とみなされる。この規則の唯一の例外は、平面角の度(°)、分(′)、秒(″)である。この三つについては、数値と単位記号の間に空白は取らない。」
- ^ JIS X 0213のコード対応表
- ^ たとえばMicrosoft Wordでも、等幅フォント(たとえばMS 明朝)を用いて全角の閉じ括弧と開き括弧を「)(」のように入力すると、その間は2分幅に調整される。
- ^ 「W3C 日本語組版処理の要件(日本語版)」の「3.1.2 句読点や,括弧類などの基本的な配置方法」の注1
スペースと同じ種類の言葉
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