ユーロ記号とは? わかりやすく解説

ユーロ記号

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/18 15:39 UTC 版)

ユーロ記号(ユーロきごう、)はユーロ通貨のために使われる通貨記号である。この通貨記号は1996年12月12日、欧州委員会により公開された。


  1. ^ 欧州中央銀行の Web サイトにある Our money(PDF、英語)のページ 3
  2. ^ http://observer.guardian.co.uk/print/0,3858,4325292-102275,00.html
  3. ^ 詳細は西欧のラテン文字集合 (コンピュータ) (en) を参照。
  4. ^ この位置[1](1996年)を参照。
  5. ^ http://www.delidn.ec.europa.eu/en/references/references_5.htm#Q12
  6. ^ Euro: valutateken voor of achter het bedrag?, Nederlandse Taalunie, 2006年12月21日.


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ユーロ記号

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/10 00:15 UTC 版)

ユーロ」の記事における「ユーロ記号」の解説

詳細は「ユーロ記号」を参照 ユーロ記号は1997年単一通貨を示す記号として欧州委員会によって作成された。当初通貨に独自の記号があるものは少ないため、欧州理事会でもユーロ記号についてはあまり議論されていなかった。1996年になるとユーロロゴ募集開始され、その中から図案選考された。また1997年7月にはロゴ加えて通貨記号定めることになった。 ユーロ記号は欧州経済共同体主席グラフィックデザイナー務めていたアルトゥール・アイセンメンガーが1974年作成した図案元になっている。その図案大きく丸み帯びたEの文字中央に2本の横線入ったもの(Cの文字等号組み合わせたようなもの)である。またそれはギリシア文字のε、古典古代ヨーロッパ連想させるものでもある。2本の横線は、ユーロヨーロッパ経済圏安定示している。ユーロ前身である欧州通貨単位記号短縮形ECU図式化して使用されていたが、ユーロ記号はECU同様に作成されたものではない。このユーロ記号の Unicode での符号位置U+20AC である。 ところが、国際汎ヨーロッパ連合では1972年発表した1、2、5、102050100ユーロ7つ図案にはユーロ記号が、正式に定められ記号とはわずかに異なるものの、大きい "C" の文字等号あわせた構成描かれていた。この図案発表され1972年は、国際汎ヨーロッパ連合50周年欧州石炭鉄鋼共同体設立20周年にあたる年で、また同年には欧州諸共同体北方拡大についての条約調印されている。この図案描かれ紙幣・硬貨周縁には、"CONFŒDERATIO EUROPÆA" という文章記載されていた。さらに肖像人物としてカール1世カール5世ナポレオン・ボナパルトリヒャルト・クーデンホーフ=カレルギージャン・モネウィンストン・チャーチルコンラート・アデナウアー描かれていた。さらにヨーロッパ取り巻状況としてこの1972年は、仏独協力条約署名10周年でもあった。 欧州連合ではユーロ記号の画像使用留保設定しているが、促進目的とする使用認めている。

※この「ユーロ記号」の解説は、「ユーロ」の解説の一部です。
「ユーロ記号」を含む「ユーロ」の記事については、「ユーロ」の概要を参照ください。

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