国際通貨
国際通貨
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/15 09:01 UTC 版)
「国際通貨」、「通貨の一覧」、および「現行通貨の一覧」も参照 外国為替市場における取引高の通貨分布順位通貨ISO 4217 コード(通貨記号)一日当たりシェア(%)(2019年4月)1 アメリカ合衆国ドル USD ($) 88.3% 2 ユーロ EUR (€) 32.3% 3 日本円 JPY (¥) 16.8% 4 イギリス・ポンド GBP (£) 12.8% 5 オーストラリア・ドル AUD ($) 6.8% 6 カナダ・ドル CAD ($) 5.0% 7 スイス・フラン CHF (Fr) 5.0% 8 人民元 CNY (¥) 4.3% 9 香港ドル HKD ($) 3.5% 10 ニュージーランド・ドル NZD ($) 2.1% 11 スウェーデン・クローナ SEK (kr) 2.0% 12 韓国ウォン KRW (₩) 2.0% 13 シンガポール・ドル SGD ($) 1.8% 14 ノルウェー・クローネ NOK (kr) 1.8% 15 メキシコ・ペソ MXN ($) 1.7% 16 インド・ルピー INR (₹) 1.7% 17 ロシア・ルーブル RUB (₽) 1.1% 18 南アフリカ・ランド ZAR (R) 1.1% 19 トルコ・リラ TRY (₺) 1.1% 20 レアル BRL (R$) 1.1% その他通貨 8.0% 総計 200% 国の経済力は、自国通貨ではなく外貨保有量ではかることができる。自国通貨を大量に所有していても、そのままでは他国で使えないただの紙切れだからである。経済活動がグローバル化してくると、輸出入・国際投資には他国の通貨が必要になってくる。 普通、通貨はその価値を保証する国の中だけで利用されるが、ユーロや米ドルのような国を超えて利用されている通貨を国際通貨という。 世界の金融取引・貿易取引で中心的に使用されている通貨を基軸通貨といい、2019年現在では米ドルがユーロや円などをはるかに超えて使用されている。19世紀頃は、英国ポンドが基軸通貨の地位を占めていたが、第二次大戦後は米ドルが基軸通貨となった。
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「国際通貨」の例文・使い方・用例・文例
- 金ドル本位制とは、2次世界大戦後採用された新しい国際通貨制度だ。
- 国際通貨基金は同国に対する新たな借款も認めませんでした。
- この三つの機関とは国際通貨基金、国際復興開発銀行、関税・貿易一般協定である。
- IMFというのは国際通貨基金を表している。
- 国際通貨基金.
- 国際通貨基金の準備資金
- 国際通貨と自由に交換できる円貨
- 金から国際通貨としての地位を奪い去ること
- 国際通貨体制の改革
- 国際通貨についての制度
- スミソニアン体制という国際通貨体制
- 一国の通貨を国際通貨とした時に生じる国際流動性における矛盾
- 国際通貨基金という国際金融決済機関
- 国際通貨基金という国連機関
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