サンマリノ・リラとは? わかりやすく解説

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サンマリノ・リラ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/08 09:14 UTC 版)

サンマリノ・リラ
lira sanmarinese (イタリア語)
ISO 4217
コード
SML
使用
国・地域
サンマリノ
イタリア バチカン
ERM
 開始日 1979年3月13日、1996年11月25日1
 脱退日 1992年9月16日
 レート固定日 1998年12月31日
 €使用開始日 1999年1月1日
 €一般流通開始日 2002年1月1日
= 1936.27リレ
補助単位
 1/100 centesimo
通貨記号 ₤, £ or L
複数形 lire
 centesimo centesimi
硬貨
 広く流通 50, 100, 200, 500, 1000リレ
 流通は稀 1, 2, 5, 10, 20リレ
このinfoboxは、通貨が変更される直前の値を示している。
1イタリア・リラを通じて固定

サンマリノ・リライタリア語lira sanmarinese1860年代からユーロが導入された2002年まで使用されたサンマリノの通貨。複数形はリレ (lire)。1100の補助単位はチェンテジモcentesimo)で、その複数形はチェンテジミcentesimi)。イタリア・リラと等価であり、イタリアの硬貨・紙幣とバチカンの硬貨はサンマリノにおいても法的効力を有していた。またサンマリノの硬貨はローマで鋳造されていたが、これらもイタリア国内やバチカンで法的効力を有していた。

ユーロ移行時には1ユーロ=1936.27サンマリノ・リラで交換となった。

硬貨

サンマリノの最初の硬貨は1864年に発行された5チェンテジミ銅貨であった。その後1875年に10チェンテジミ銅貨が導入された。これらの銅貨は1894年に発行が停止されるが、1898年には50チェンテジミ、1リラ、2リレ、5リレ銀貨が発行されたのちに、1906年に1リラ、2リレ銅貨が鋳造された。

1931年になるとサンマリノの硬貨の鋳造が再開され、このとき5, 10, 20リレ銀貨が、また1935年には5チェンテジミ、10チェンテジミ青銅貨が製造された。これらの硬貨が発行されたのは1938年までのことであった。

1972年、サンマリノは再び硬貨を発行するようになり、このとき1リラ、2, 5, 10, 20, 50, 100, 500リレ硬貨がそれぞれ当時のイタリアの硬貨と同じように作られた。1978年には200リレ硬貨が導入され、また1982年には500リレ、1997年には1000リレのバイメタル硬貨がそれぞれ発行された。これらの硬貨の意匠は毎年変更されてきた。

関連項目

参考文献

  • Krause, Chester L.; Mishler, Clifford (English). Standard Catalog of World Coins (18th ed.). Iola, Wisconsin: Krause Publications, Inc.. ISBN 978-0873411509 



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