症候とは? わかりやすく解説

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しょう‐こう〔シヤウ‐〕【症候】

読み方:しょうこう

病気のとき現れる種々の肉体的精神的な異常。

自分では外部には何の—もない積りでいるけれど」〈三重吉・小鳥の巣

「症候」に似た言葉

症状と徴候

(症候 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/05/05 01:21 UTC 版)

徴候と症状(ちょうこうとしょうじょう、Signs and symptoms)とは、症状(疾病、傷害、状態など)を抱えていることを示すサインが観測・検出されている状態。このサインは、たとえば通常よりも高い/低い体温血圧の上昇/低下、医学的スキャンで異常を検出している状態などである。症状(Sympthom)とは、患者本人が発熱、頭痛、そのほか体の痛みなど、異常を知覚している状態のことである[1][2]


  1. ^ Beyond Intuition: Quantifying and Understanding the Signs and Symptoms of Fever”. clinicaltrials.gov (2017年10月5日). 2021年1月9日閲覧。
  2. ^ Symptoms and self-help guides by body part | NHS inform” (英語). www.nhsinform.scot. 2021年1月9日閲覧。
  3. ^ Definition: 'Sign'”. Stedman's Medical Dictionary. Lippincott Williams & Wilkins via Medilexicon International Ltd.'s website, medilexicon.org. 2013年6月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年12月12日閲覧。
  4. ^ Marie T. O'Toole, ed., Mosby's Medical Dictionary, 9th ed. (St. Louis, MO: Elsevier/Mosby, 2013), Kindle loc. 154641. ISBN 9780323085410


「症状と徴候」の続きの解説一覧

症候

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/25 07:03 UTC 版)

ANCA関連血管炎」の記事における「症候」の解説

多彩な症状呈しバーミンガム血管炎活動性スコア version 3 による評価が行われる。 全身症状筋痛関節痛関節炎、38.0上の発熱、2kg以上の体重減少 皮膚病梗塞紫斑潰瘍壊疽、他の皮膚血管炎 粘膜眼病口腔潰瘍陰部潰瘍付属器炎、眼球突出強膜炎上強膜炎結膜炎眼瞼炎角膜炎霧視突発性視野欠損ぶどう膜炎網膜異常(血管炎血栓症滲出物/出血耳鼻咽喉病変鼻出血痂皮形成潰瘍肉芽腫副鼻腔炎声門下狭窄、伝音性難聴感音性難聴 胸部病変喘鳴結節または空洞胸水胸膜炎気管病変大量喀血肺胞出血呼吸不全 心血病変脈拍消失、心弁膜症心外膜炎、狭心痛心筋症鬱血性心不全 腹部症状腹膜炎、血性下痢虚血による腹痛 腎病変高血圧蛋白尿 神経病変頭痛髄膜炎器質性錯乱痙攣卒中発作脊髄病変脳神経麻痺末梢神経障害知覚)、運動性多発神経

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症候

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/07/17 10:13 UTC 版)

レチノイン酸症候群」の記事における「症候」の解説

症候群特徴は、呼吸困難発熱体重増加低血圧肺の浸潤である。デキサメタゾンが有効であり、重症例では治療薬投与延期される。しばしば白血球数増加観察されるが、必須ではない。 RAS改善後は、化学療法再開出来る。

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症候

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/28 06:07 UTC 版)

頸動脈狭窄症」の記事における「症候」の解説

頸動脈狭窄症症状としては一過性脳虚血発作TIA)が有名である。頸動脈狭窄により脳や眼の虚血症状が起こるが、その原因支配領域血流低下血行力学的機序)と頚動脈狭窄部位プラーク血栓などからの塞栓症動脈塞栓症)がある。頭蓋外頸動脈閉塞性病変では5075%と高頻度TIA生じる。NASCETで5070%を超える虚血脳血管障害眼の虚血症状発症する危険性高くなる動脈解離では解離局所痛み解離部位血管拡張による圧迫原因脳神経麻痺が起こることもある。 頸動脈狭窄性病変に特徴的な症候 limb shakingとtransient hemichoreaは比較頸動脈狭窄症特異的な症状である。limb shaking狭窄の対側上下肢の繰り返す不随意的で、不規則な震え動きである。CEA消失するため、皮質境界領域血行力学的な機序原因考えられている。 眼動脈虚血症状 一過性黒内障などが知られている。 頭蓋外頸動脈解離に伴う症状 解離部位疼痛が有名である。

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症候

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/07/18 13:36 UTC 版)

除脳硬直」の記事における「症候」の解説

上肢は肘で伸展前腕回内手関節軽度屈曲する両下肢は股関節内転膝関節伸展し、足関節底屈をする。体幹弓なり反張を呈することがある除脳硬直があるとき、頭部を左や右に向けると、向けたの上下肢伸展し、反対の上下肢屈曲する強直性頚反射tonic neck reflex)。これは原始反射のひとつである。

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症候

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/07 08:43 UTC 版)

腎臓学」の記事における「症候」の解説

乏尿 無尿 多尿 血尿 夜間尿夜間尿(やかんにょう)は、夜間に出る尿。失禁とは独立した概念。 状態排尿のために夜間頻繁に起きる。 病態糸球体濾過経た尿を原尿と言う糸球体では昼夜問わず血液濾過が行われるので、原尿昼夜問わず生成される夜間尿細管原尿の中から水分多めに再吸収する事で尿を濃縮している。腎臓が尿を濃縮する力を腎濃縮と言う。腎濃縮力が正常であれば原尿充分濃縮して朝まで排尿をせずに居られる。しかし腎濃縮力が低下していると原尿濃縮されずに膀胱に溜まるため、夜間尿を呈するタンパク尿生理的タンパク尿体位タンパク尿 運動性タンパク尿 病的タンパク尿 腎不全

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症候

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/16 04:49 UTC 版)

気分変調症」の記事における「症候」の解説

気分変調症特徴一つに、長期間におよぶ抑うつ気分があり、これに不眠または過眠疲労感または低活動性、食行動の変化(増加または減少)、易怒性または過剰な怒り自尊心低下絶望感といった症状のうち少なくとも二つ以上を合併することである。 集中力低下または決断の困難は、もう一つ可能な症状として扱われる軽症気分変調症は、ストレスからの退却失敗する機会回避つながりうる。より重症気分変調症では、逃避機構として長期感情鈍麻起こした日常の活動から退却しうる。 罹病者は普段の活動娯楽をほとんど楽しめなくなる。気分変調症診断は、症状目立たないため難しく患者社会状況中に症状埋もれてしまうことがあり、他者がそれら症状検知することが困難になる感情鈍麻外見上、声の単調性あるいは重大な人生の出来事対す反応欠如の形で観察されることがあるしかしながら、これらは類似の症状呈する別の障害のものと間違えられることがあるまた、その一方で気分変調症他の精神障害同時に起こることもあり、これらの障害間での症状重複のために気分変調症存在確定一定の複雑さ生じる。気分変調症では併存症高頻度認められる自殺行動気分変調症みられる大きな問題である。うつ病パニック障害全般性不安障害アルコール薬物乱用、およびパーソナリティ障害徴候検索することが肝要である。

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