乏尿

デジタル大辞泉

ぼう‐にょう〔ボフネウ〕【乏尿】

読み方：ぼうにょう

排泄する尿量が著しく少ない状態。1日400ミリリットルが目安とされ、急性腎炎・ネフローゼ症候群・脱水・ショックなどでみられる。

臓器移植関連用語集

乏尿（Oliguria）

1日の尿量が400ml以下と極端に減少した状態。急性腎不全によるものが代表的。

実験動物症状観察用語集

乏尿

【英】：Oliguria

尿排泄量の減少している状態で、床敷を使用している場合は濡れ具合で判断できる場合もある。
糸球体濾過率の低下、腎血流量の減少、尿細管再吸収の亢進等で生じる。原因として摂取水分の減少、下痢、嘔吐や発汗等による過剰水分の損失、腹膜炎で滲出液の貯留する時期、腎あるいは心機能障害等がある。
ﾏｳｽ､ﾗｯﾄ､ｳｻｷﾞ､ｲﾇ､ｻﾙ  程度

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乏尿

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2021/05/08 19:49 UTC 版)

乏尿（ぼうにょう）とは、尿の排泄量が低下し、一日の尿量が400mL以下となった病態。通常、健常者の尿量は500 - 2,000mL/日である。また、乏尿よりもさらに尿量が低下し、100mL/日以下となった場合を、無尿と呼ぶ。