播種性血管内凝固症候群とは?

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DIC(汎発性または播種性血管内凝固症候群) ( disseminated intravascular coagulation sydrome )

健康な状態では、血管内で血液凝固することはありません。ところが、ある種病気障害が起こったとき、この凝固しないはずの血液全身微小血管内で、あたかも播種性(=ばらまいたような凝固塊(ぎょうこかい)をつくる結果止血作用を行っている血小板が正常に働かず(血小板消費凝固障害といいます)に出血起こしたり、微小血栓をつくって臓器障害起こすなど、生命重篤じゅうとく)な病態もたらす病態のことです(特定できないさまざまな異常病態が起こるところから症候群と呼ばれます)。血管内では通常起こり得ないはずの血液凝固ぎょうこ)が進行して、全身微小血管内に血栓形成される結果、DICでは血液循環障害による「臓器障害」と、血小板消費凝固障害二次線溶亢進せんようこうしん血小板含まれる線維素溶解が進む現象)による「出血」とが同時にたらされます。ちなみに、DICをきたしやすいおもな原因疾患病態には、つぎのようなものがあります白血病悪性腫瘍原発性肝がん・非ホジキン病悪性リンパ腫など)、感染症多く敗血症をともなう)、大動脈瘤ショック症状もたらす病態血管内の溶血など。

播種性血管内凝固症候群

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/11/02 07:19 UTC 版)

播種性血管内凝固症候群(はしゅせい けっかんない ぎょうこ しょうこうぐん、: disseminated intravascular coagulation, DIC)とは、本来出血箇所のみで生じるべき血液凝固反応が、全身の血管内で無秩序に起こる症候群である。早期診断と早期治療が求められる重篤な状態で、治療が遅れれば死に至ることも少なくない。汎発性血管内凝固症候群(はんぱつせい- )とも言う。また、こうした全身で無秩序に起こる血液凝固が血小板を消耗することにより出血箇所での血液凝固が阻害されることを、消費性凝固障害(しょうひせい ぎょうこ しょうがい、英: consumption coagulopathy)と言う。




  1. ^ 沢本圭悟、文屋尚史、米田斉史 ほか、「岩盤浴入浴中に3度熱中症を発症した1例」 日本救急医学会雑誌 Vol.20 (2009) No.4 P.221-225, doi:10.3893/jjaam.20.221


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