播種性血管内凝固とは? わかりやすく解説

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播種性血管内凝固症候群

(播種性血管内凝固 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/07 02:48 UTC 版)

播種性血管内凝固症候群(はしゅせい けっかんない ぎょうこ しょうこうぐん、: disseminated intravascular coagulation, DIC)は、本来出血箇所のみで生じるべき血液凝固反応が、全身の血管内で無秩序に起こる症候群である。早期診断と早期治療が求められる重篤な状態で、治療が遅れれば死に至ることも少なくない。汎発性血管内凝固症候群(はんぱつせい- )とも言う。また、こうした全身で無秩序に起こる血液凝固が血小板を消耗することにより出血箇所での血液凝固が阻害されることを、消費性凝固障害(しょうひせい ぎょうこ しょうがい、英: consumption coagulopathy)と言う。


  1. ^ 沢本圭悟、文屋尚史、米田斉史 ほか、「岩盤浴入浴中に3度熱中症を発症した1例」『日本救急医学会雑誌』 2009年 20巻 4号 p.221-225, doi:10.3893/jjaam.20.221, 日本救急医学会


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播種性血管内凝固 (DIC)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/15 07:29 UTC 版)

肺炎レンサ球菌」の記事における「播種性血管内凝固 (DIC)」の解説

肺炎球菌限らず敗血症合併症として重要。血液中の凝固因子消費されるため、「凝固」という名を冠しているが症状出血傾向である。血管内に微小血栓作り、その微小血栓各種臓器塞栓症状をきたすと考えられている。結果DICの状態が続くと多臓器不全陥る治療としては、蛋白分解酵素阻害薬メシル酸ガベキサートなど)の投与凝固因子補充新鮮凍結血漿輸血)などがある。

※この「播種性血管内凝固 (DIC)」の解説は、「肺炎レンサ球菌」の解説の一部です。
「播種性血管内凝固 (DIC)」を含む「肺炎レンサ球菌」の記事については、「肺炎レンサ球菌」の概要を参照ください。

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