膜性増殖性糸球体腎炎
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膜性増殖性糸球体腎炎(まくせいぞうしょくせいしきゅうたいじんえん、英語: Membranoproliferative glomerulonephritis, MPGN)は、原発性の慢性糸球体腎炎(CGN)のひとつ[1][2]。小児から若年者に多く、30歳以前の症例が大半である[1]。
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- ^ a b c d e f g 斉藤喬雄「8.膜性増殖性糸球体腎炎」『新臨床内科学 第9版』医学書院、2009年。ISBN 978-4-260-00305-6。
- ^ a b c d e f 富野康日己, 高木美幸「慢性腎炎症候群」『内科診断学 第2版』医学書院、2008年。ISBN 978-4-260-00287-5。
- ^ 道免和文、千住恵、西本愛 ほか、「インターフェロン療法によりクリオグロブリン血症,膜性増殖性糸球体腎炎が共に改善した慢性C型肝炎症例」 『日本消化器病学会雑誌』 2001年 98巻 5号 p.564-568, doi:10.11405/nisshoshi1964.98.564, 日本消化器病学会
- 1 膜性増殖性糸球体腎炎とは
- 2 膜性増殖性糸球体腎炎の概要
膜性増殖性糸球体腎炎(MPGN)
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「エクリズマブ」の記事における「膜性増殖性糸球体腎炎(MPGN)」の解説
詳細は「膜性増殖性糸球体腎炎」を参照 膜性増殖性糸球体腎炎(MPGN)は主に小児(大人も)が罹患する頻度の低い慢性腎炎(英語版)である。臨床所見は軽度から始まり、緩徐に進行する場合や急速に悪化する場合がある。血尿や蛋白尿、腎機能障害、高血圧を呈する。MPGNはしばしば末期腎不全(ESRD)に進み、腎移植をしても繰り返し発症する。いくつかの症例では、補体の異常活性化が関与していると考えられている。カナダからは16歳の患者に対してエクリズマブが「劇的に」有効であり、神経学的合併症が鎮まった他、腎機能が正常化し、血小板減少症、貧血、蛋白尿、低アルブミン血症が改善したとの報告が寄せられている。
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