2013年秋モデル(11世代・WT600/C65シリーズ)
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TH-L65WT600 2013年10月発売。「VIERA」としては初となる4K UHD(2160p、3840×2160)対応モデル。チューナーを搭載した民生用テレビとしては世界初となるDisplayPort1.2a/HDMI 2.0に準拠し4K映像において、60フレーム映像信号の入力ができるようになったほか、色信号を圧縮しない4:2:2入力に対応する。ゲームに適した遅延の少ない色鮮やかな映像が楽しめる「ディスプレイモード」も搭載する。さらにチューナーを搭載した民生用テレビとしては世界初となるスマート機能の4K解像度に対応したことで、2013年春発売の上位モデルに搭載されている「マイホーム」機能は4Kが持つ広い表示領域を生かして改良が施され、「ブックマーク表示」はサイトイメージの一部表示からほぼサイトの全体を表示することができるようになったほか、ブラウザ機能も4Kに対応したことで地図などを広々と表示することができ、4K解像度で公開されているオンライン動画は画質補正を行った上で、4Kのまま楽しむことができる。番組ガイド(電子番組表)も27ch・24時間分を1画面に表示でき、大画面・高精細な文字で新聞のテレビ欄のように扱うことができる(文字サイズは7段階の表示切替が可能)。SDカードやUSBメモリに保存された4K動画や4K静止画もメディアプレーヤーで再生することができる。高画質技術としては、動画の映像を解析して動きを予測して新しいコマを補間(本機種は4K60p入力に対応するため、4K 120p表示にする場合には元の映像の前後に1つコマを補完するだけで良く、精度の高いより滑らかな映像になる。4K30p入力の場合は3コマ補完する)し、さらに、バックライト領域を分割し、映像に合わせて分割したブロックのバックライトを順次切り、黒を挿入した発光を行うことで残像感を大幅に低減して細部までくっきり描写することで16倍速相当の映像表示を可能にする「4Kフレームクリエーション」と入力された映像をもとに、映像ソースごとに用意された12万通りのデータベースと照合して画質補正を行う「リマスター超解像」と映像の質感を高める「ディテール超解像」を組み合わせ、あらゆる映像も4K映像にアップコンバートさせる「4Kファインリマスターエンジン」を搭載した。あらかじめ「VIERA remote2」をインストールしたスマートフォンで撮影・保存された動画・写真・音楽・Webサイトを相互共有できる「Swipe&Share」に対応するほか、放送番組や外付けUSBハードディスクに録画した番組をスマートフォンに引き継いで視聴できる放送転送機能を搭載している。また、本機種にも「エコナビ」を搭載したことで4K液晶テレビではトップクラスの省エネ性能を実現した(年間消費電力量:251kWh/年)。なお翌2014年5月27日には(日立製作所の子会社)日立リビングサプライが本モデルのOEM(日立製「Wooo」では初)となる4K対応モデル「L65-Z2」を発売している(系列店「日立チェーンストール」のみで販売)。 TH-L50C65 2013年11月発売。C60シリーズのマイナーチェンジモデルで、50v型のみの設定。仕様は2013年春モデルのL50C60と同等だが、ボディ全体をブラックで統一し、フレームをスリム化したことで本体寸法(幅2.8cm、高さ0.9cm、奥行0.4cm短縮)がわずかながら小さくなり、据置スタンド(幅2.5cm、奥行2.3cm短縮)もわずかながら小型化された。
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2013年秋モデル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 15:25 UTC 版)
プレミアムモデルのみに搭載されていた4K/24pアップコンバートと「マスターグレードビデオコーディング(MKVG)」がトリプルチューナー搭載モデル・ダブルチューナー搭載モデル全機種に対応。 トリプルチューナー搭載モデル・ダブルチューナー搭載モデルに搭載されている「おまかせ録画」は新たに、カテゴリー+フリーワード+人名というふうに複数の条件を指定することが可能となり、フリーワードではキーワードを複数登録したり、除外キーワードを登録することも可能で更なる絞り込みができるようになった。また、自動消去機能が追加され、録画してから10日後又は20日後に自動消去することができるようになり、「おまかせ録画」した番組でHDD容量がいっぱいになるのを避けることができる。残しておきたい番組には自動消去しないようにプロテクトを設定することもできる。 BR160を除く全モデルで「ゆっくり再生」を追加。言葉が早口で聞き取りにくい時にリモコンの「ゆっくり再生」ボタンを押すだけで通常よりも遅い0.8倍速で再生し、子音を強調するように補正も行われることで話し声がはっきり聞き取りやすくなる。この機能は録画した番組はもちろん、ブルーレイ/DVDソフトの再生時や放送中の番組にも有効である(放送中の番組の場合、録画しながら再生を行うためチューナーが空いていることが必要で、番組録画中は放送中の番組を「ゆっくり再生」にすることができない)。 トリプルチューナー搭載モデル(BZT9600を除く)・ダブルチューナー搭載モデルは電源回路「ゼロサーキット」の搭載により、ブルーレイレコーダーでは初となる待機時0.00Wを実現し、リモコンの「0.00W待機」ボタンでワンタッチ設定ができる。さらに、クイックスタート設定時でも4.9Wの省電力で1秒起動を実現させた。 また、トリプルチューナー搭載モデル・ダブルチューナー搭載モデルはディーガと同時発売される専用ワイヤレスモニター「ディーガモニター」に対応する。防水仕様(IPX6/IPX7等級相当)、タッチパネル・バッテリー内蔵で、後述の「ディーガプラス」のように好きな場所から放送中番組やディーガで録画した番組を見ることはもちろん、モニターにブラウザを内蔵しているためインターネットの閲覧も可能。ディーガとHDMI接続したテレビで録画した番組視聴しているときは「ディーガモニター」がリモコン(DIGAリモコン)として捜査することも可能である。シンプルWi-Fi対応モデルなら、レコーダー側・モニター側両方の電源を入れ、レコーダー側のリモコンにある「スタート」ボタンを長押しして接続待機状態にさせ、モニター側の起動画面で「接続する」を選択すると自動でベアリングを完了。その後の設定は不要ですぐに使うことができる。また、シンプルWi-Fi非搭載のBWT500系は無線アクセスポイントを経由して接続することができる。サイズは10v型(UN-DM10C1)と15v型(UN-DM15C1)の2機種で、このモニターは以降に行われるバージョンアップにより、ダブルチューナーまたはトリプルチューナーを搭載した2012年秋モデル・2013年春モデルにも対応する予定である。 DMR-BZT9600 トリプルチューナー搭載ブルーレイディーガのプレミアムモデル。内蔵HDDは3TB。本機種は入力端子がHDMI 2.0になったことで4K UHDへのアップコンバートが世界初となる60pでは4:4:4/24bit、30pまたは24pでは4:4:4/36bitまで対応する。画質モードには「ハイレゾ」、「ハイレゾシネマ」、「レトロシネマ」を追加して7種類に増え、多彩な映像を楽しむことができるようになった。高音質設計も強化し、電解コンデンサを高容量タイプに差し替え、スイッチングMOSFETを導入したことで電源回路の余裕度がBZT9300の約2.5倍に増えたことでさらに力強い低音を表現できるようになり、「インテリジェントローノイズシステム」には新方式の導入(映像信号処理時には「新ユニフィエ」のみですべて処理する、オーディオ再生時にはHDMIのデータレートを自動低減するなど)により回路の動作ノイズを抑えて僅かな音のニュアンスまで豊かに再現することが可能となり、非磁性体抵抗とコンデンサー(インド・ビハール州産のルビーマイカ使用)で構成されるフィルター回路「USBパワーコンディショナー」を同梱し、未使用のUSB端子(USB3.0端子を推奨)に装着することで本体内部の電気ノイズを低減し、更なる高音質を楽しめる。なお本機はアナログAV入力端子非搭載のため(ビデオデッキなど)従来型アナログ再生機器からのダビング不可(その代わりアナログオーディオ出力・バランスオーディオ出力・同軸デジタル出力の各端子を1系統ずつ搭載)。 DMR-BZT860 トリプルチューナー搭載ブルーレイディーガの中級モデル。内蔵HDDは3TB。 DMR-BZT760 トリプルチューナー搭載ブルーレイディーガの普及モデル。内蔵HDDは2TB。 DMR-BWT660 ダブルチューナー搭載ブルーレイディーガの上位モデル。内蔵HDDは1TB。 DMR-BWT560 ダブルチューナー搭載ブルーレイディーガの普及モデル。内蔵HDDは500GB。 DMR-BRT260 シングルチューナー式・ブルーレイディーガのエントリーモデル。内蔵HDDは500GB。アドバンストAVCエンコーダーの「ジャンル最適エンコード」を改善したことで長時間録画でもジャンルに応じてボケやノイズをより一層低減したことでより見やすくなった。付属リモコンは汎用簡単リモコン「DY-RM20」と同一機種。 DMR-BR160 シングルチューナー式・ブルーレイディーガのコンパクトエントリーモデル。内蔵HDDは320GB。本体寸法は幅320mm×高さ45mm×奥行189mm(突起物を含まず)。幅が長くなったものの、高さと奥行が短くなったことでBR130との体積比で約6%コンパクト化された。「かんたんスタートメニュー」や「デカ文字」はBR130から継承されているほか、BR130同様、DVDは再生のみ、録画モードは放送画質のまま録画するDRモードのみとなる。 なお本機は他のディーガと異なり表示管(ディスプレイ)非搭載なので、動作状態及びエラー表示はランプ(赤・緑・黄)の点灯・点滅のみで確認可能。光デジタル出力端子とアナログAV入出力端子も非搭載(デジタルコードレスサラウンドヘッドホン・ビデオなどの従来型アナログ再生機器・HDMI端子非搭載TV受像機とは組み合わせ不可)。SDカードスロットはSDオーディオ録再非対応で、ワンセグ&フルセグ画質による番組持ち出し機能も非搭載。無線LANにも非対応(有線LAN接続のみ)。
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