日立チェーンストール
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/24 20:07 UTC 版)
日立チェーンストール(ひたちチェーンストール、Hitachi Chain Store)は、日立製作所ほか日立グループ各社の電化製品を取次・販売する電器店の名称である(店舗によってはパナソニック・ソニー・シャープ・JVCケンウッド等の他社製品も併売)。
- ^ 日立製作所及び日立グループ各社も家電部門については近年の業績低迷によりリストラ・組織再編を余儀なくされており、日立チェーンストールの販促支援を担当する「日立コンシューマ・マーケティング」についても、リストラや希望退職者募集による社員削減で販促活動を行う要員が減らされ、効率的な販促支援活動が行いにくくなってきている。
- ^ 公式には日立チェーンストールを脱退していなくても(日立コンシューマーマーケティング各支社へ日立系列店脱退届を出さない場合でも)、店舗外観改装を機に「HITACHI」ロゴ及び日立グループシンボルマークを外して当該店の店名ロゴのみとする店舗も続出している。
- ^ 東日本大震災による津波で被災した岩手・宮城・福島3県沿岸部では、プレハブ仮店舗で営業している日立チェーンストールもある。
- ^ 「日立チェーンストール」・「HITACHI」の看板を掲示していても、これまで本業としていた電器店部門は(売り上げ減や体力の限界などを理由に)廃業してクリーニング取り次ぎのみの営業へ切り替えた店舗もある。又、宮城県登米市の迫町内にある加盟店の様に、従来からの電器店部門の他に自営で他業種を兼業しているケース(因みに、この加盟店の場合は美容室を兼業している。)もある。
- ^ ヤマダホールディングス系だが、元々日立化成の事業であった名残。
- ^ 日立製「Wooo」現行モデルは(パナソニック「ビエラ」のOEMとなっている)4K対応「L65-Z2」以外、全て三菱電機「リアル」のOEMとなっている。
- ^ 『国内家電市場における販売、カスタマーサービス領域などでの連携強化に合意』(プレスリリース)ソニーマーケティング、日立コンシューマ・マーケティング、日立アプライアンス(3社連名)、2018年9月25日 。2018年9月25日閲覧。
- ^ これまでパナソニックOEMのBDレコーダーを生産していた日立リビングサプライ(現:日立コンシューマーマーケティングリビングサプライ社)は(2012年モデル「DVL-BRT12」を最後に)BDレコーダー販売を終了し、2013年以降は「HITACHI」ブランドBDレコーダー新製品発表を一度取りやめていた。このため一時期は日立マクセル製「アイヴィブルー」が供給されていたが、同社は日立グループより離脱し「マクセルホールディングス」へ社名変更したため2017年9月限りでBDレコーダー生産より撤退。以後は日立コンシューマーマーケティングが(生産をパナソニックへ委託する形で)「Wooo」ブランドのBDレコーダー供給を5年ぶりに再開。(日立「Woooリンク」と同一規格のHDMI連動機能「ビエラリンク」を採用した)本家であるパナソニック「DIGA」も供給されている(但し電子番組表デザインは「Wooo」と「DIGA」で大きく異なる。パナソニックOEMの4K液晶Wooo「L65-Z2」に内蔵の電子番組表はディーガと同一デザイン)。なお日立チェーンストールに置かれているディーガカタログは量販店用なので、パナソニックショップ限定モデルは(当該日立チェーンストールがパナソニックショップへ鞍替えし「スーパーパナソニックショップ(SPS)」へ認定されない限り)販売されない。
- ^ 2014年5月31日限りで従来型スカパー標準画質放送は終了し、ハイビジョン画質放送へと完全移行した。このためアンテナは従来品を流用可能だが、従来型スカパーSDチューナーは使用不可となっている(スカパープレミアムサービスチューナーを現在製造している国内メーカーはパナソニックと、そのOEM品を販売するマスプロ電工のみ)。
- ^ かつては日立リビングサプライも「HITACHI」ブランドアンテナを製造しており、「Wooo」カタログや日立特選品カタログ「ふぁみーゆ」にも掲載されていたが、日立コンシューマーマーケティングとの経営統合に伴い2014年限りでアンテナ生産より撤退した。ソニー・東芝(東芝テクノネットワーク)も同時期までにアンテナ自社生産と「BRAVIA」及び「REGZA」カタログへの自社ブランドアンテナ掲載を終了したため、現在自社ブランドアンテナを販売する国内大手電機メーカーはパナソニックのみとなった(「VIERA」カタログに自社ブランドアンテナを掲載すると共に「パナソニックTV受信機器カタログ」も発行。但し現在は自社生産ではなくDXアンテナOEMに変更され、ブースター・アンテナ線・分波器・分配器・直列ユニットなどの周辺部品生産は2013年限りで終了)。
- ^ 「日立の樹」の歌詞に由来する。
- ^ (創業者・経営者の子息・兄妹&その配偶者が切り盛りする形で)本店の近隣地域などへ支店を展開している日立チェーンストールの場合、「ふぁみーゆ」及び「フラメール」への掲載商品価格は本店・支店共通となっており(但し輸送コスト=仕入れ代の違いから販売価格は店舗・地域により異なる)、またカタログ表紙には本店・支店両方の店名ロゴ・住所・電話&FAX番号が書かれている。
- ^ 2009年10月7日付、日経産業新聞20面=最終面記事にて報道。パナソニックショップも同時実施
- ^ 日立のお店「日立チェーンストール」でTポイントサービス開始 2012年8月6日
- ^ 日立製品取扱説明書の巻末「保証とアフターサービス」項には、「遠隔地へ転居される場合、転居先にある日立製品取扱店をご紹介させて頂きます」と書かれている。
- ^ 年齢制限は無く、第一種普通自動車運転免許を有していれば学歴・職歴不問。採用後は日立グループによる各種研修・資格取得支援制度が充実している。
- ^ 但しこの「日立フューチャークラブ」はパナソニックショップ同業組織「明徳会」より遅れて発足しており、かつ「日立お店ナビ」項では(パナソニックショップサイトとは異なり)東日本大震災で被災した系列店の近況報告が一切行われていない。さらにパナソニックショップへの衣替え&日立以外の他社製品も広範に仕入れ販売可能となるアトム電器・エディオン・ベスト電器など量販店フランチャイズチェーンへ鞍替え、或いは後継者難&売り上げ減により廃業する系列店が増えている事から、「HFC」会員数は減少傾向に歯止めがかかっていない。
- ^ 但し日立CM「チェーンストール(系列店)編」制作本数はパナソニックCM「パナソニックショップ編」より大幅に少なく、全国各地にある日立チェーンストール各店の取り組みも日立CM及び「日立お店ナビ」項では一切紹介されていない。このため日立チェーンストール各店は顧客新規開拓の苦戦を余儀なくされており、こうした実情が売り上げが落ち込んで後継者もおらず廃業する店舗増加に拍車を掛ける形となっている(顧客の多くは看板が目立つためすぐ見つけやすく、かつ抜群のアピール力&宣伝力を有するパナソニックショップを選びがちになる)。
- ^ その他、日立CMとは別系統で岩手県盛岡市の日立チェーンストール「有限会社シュハマ電気盛岡本店」がIBC岩手放送のラジオ番組「開運!盛岡駅前探偵団」スポンサーへ就任している(日立コンシューマ・マーケティングは番組スポンサーとなっておらずCM料金は店側で自己負担しているため、「日立チェーンストール」や「日立のお店」表現は宣伝文句に用いず「あなたの街のでんきやさん」と表現)。
- 1 日立チェーンストールとは
- 2 日立チェーンストールの概要
- 3 概要
- 4 全国の日立チェーンストール検索画面
- 5 脚注
固有名詞の分類
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