録画
(番組録画 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/19 17:42 UTC 版)
録画(ろくが)とは、テレビ番組や風景、人物等の動画をビデオテープレコーダやDVDレコーダー、BDレコーダー、ビデオカメラ等のビデオ信号記録装置を用いて、ビデオテープやBlu-ray Discメディア、DVDメディア、ハードディスクなどの映像記録媒体に記録、保存する行為やその記録物をいう。この場合、マイクや音声ヘッド等を用いて音声も同時に記録されることが多い。
注釈
- ^ ビデオ録画が普及する1960年代まで、放送局におけるテレビ番組の保存には、ブラウン管の画面を(主に16mmの)映画で撮影するキネコ(キネレコ)が用いられていた。 これはフィルム記録であっても録画と呼ばれるのが普通だったようである(「レトロ番組の録画技術について」)。 いっぽうテレビカメラにより被写体を撮影する行為は、生放送でない場合も録画とはあまり呼ばないようである。
- ^ ただし、再放送や編成上同時ネットが不可能な地域での放送を前提として、生中継と収録を並行して行うことは「録画放送」と呼ばれることがある。
- ^ アナログ録画・伝送の例:ビデオテープ(VHS、ベータマックス)、アナログテレビ放送
- ^ デジタル記録・伝送の例:DVD、Blu-ray Disc、デジタルビデオテープ、デジタルテレビ放送
- ^ デジタルテレビ放送の技術概要はDVDで用いた技術を発展させたものを用いてそれを放送技術に応用させたもので、放送波に含まれる映像や音声などのデータの形態がDVDに記録されたデータに酷似した形式になっており、受信機はそのデータをリアルタイムにデコードしている。ダイレクトレコーディング(あるいはトランスポートストリーム記録)は、本来リアルタイムでデコードするデータを、そっくりそのまま保存・記録し、ユーザーが任意に再生できるようにしたもの。
出典
- ^ “Vol.9: ソニーのVTRの歴史はここから始まった”. 2023年11月20日閲覧。
- ^ “なぜソニーはビクターのVHSに敗北したのか…ベータマックスの責任者が語る「ビデオ戦争」の勝敗の分かれ目” (2023年10月21日). 2023年11月20日閲覧。
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