番衆とは? わかりやすく解説

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ばん‐しゅ【番衆】

読み方:ばんしゅ

ばんしゅう(番衆)」に同じ。

折節—もなかりけり」〈伽・唐糸さうし〉

番をする人。番人

「つくり庭をあまり人の見たがるいやさに、—置かれたれば」〈咄・醒睡笑・三〉


ばん‐しゅう【番衆】

読み方:ばんしゅう

幕府朝廷大名家などで、殿中や館に交代宿直勤番して、警備雑務当たった者。番方ばんしゅ


番衆

読み方:バンシュウ(banshuu)

中世から近世の武家の職名

別名 番方(ばんかた)


番衆

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/29 08:35 UTC 版)

番衆(ばんしゅう)とは、を編成して宿直警固にあたる者。狭義においては幕府に詰めて将軍及び御所の警固にあたる者を指す。




「番衆」の続きの解説一覧

番衆

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/21 06:46 UTC 版)

石山本願寺」の記事における「番衆」の解説

石山本願寺防衛軍として戦闘し、また日常警備のため上番してくる門徒は「番衆」と呼ばれていた。この制度山科本願寺時代より制度化され、石山本願寺時代に更に充実されている。堂舎維持管理を行う「御堂番衆」と呼ばれる者もいたが、警備は番衆が行っており、石山本願寺の「大鼓番屋」(太鼓)と呼ばれる場所に詰めて平時でも300前後常駐していた。「太鼓」という名称から、寺内町合図時刻知らせるのも彼らの任務一つであった考えられている。弓矢、鑓などの武具は自ら用意し食料自弁する「自兵粮衆」、「自飯米衆」と別称呼ばれていた。これらは個人用意するのでなく国元から別送されている場合もあった。番衆は、宗主から元旦挨拶をうける事になっており、弓持衆、鑓持衆、荷持衆に分かれていた。また「加賀十人組衆」、「加賀石川郡米富」、「河原十人衆」などが記録にみえ、加賀国では郡規模で組を編成して上番していたと思われる平時の番衆は、「寺内町」や近所法安寺喧嘩おこった時の仲裁や、土木工事にも従事していた。

※この「番衆」の解説は、「石山本願寺」の解説の一部です。
「番衆」を含む「石山本願寺」の記事については、「石山本願寺」の概要を参照ください。

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