螢・とは? わかりやすく解説

けい【蛍〔螢〕】

読み方:けい

常用漢字] [音]ケイ(漢) [訓]ほたる

[一]ケイ昆虫の名。ホタル。「蛍火蛍光蛍雪蛍窓

[二]〈ほたる(ぼたる)〉「蛍石蛍火源氏蛍


ほたる【蛍】

読み方:ほたる

【一】甲虫目ホタル科昆虫総称。ゲンジボタル・ヘイケボタル・ヒメボタルなど。一般に体は楕円形軟弱全体黒色で胸の部分が赤い。腹部発光器をもち、暗い所では青白い光放つことで知られるが、ほとんど光らない種も多い。幼虫水生のものと陸生のものとがある。くさのむし。なつむし。《 夏》「狩衣の袖の裏這ふ—かな/蕪村

【二】源氏物語第25巻巻名光源氏36歳源氏物語論玉鬘(たまかずら)をめぐる人々動きなどを描く。


エステン (オースティン):蛍

英語表記/番号出版情報
エステンオースティン):蛍Glühwürmchen Op.247

作者村上春樹

収載図書螢・納屋を焼く・その他の短編
出版社新潮社
刊行年月1987.9
シリーズ名新潮文庫

収載図書村上春樹全作品 19791989 3 短篇集 1
出版社講談社
刊行年月1990.9


作者夫馬基彦

収載図書恋の呼び出し、恋離れ
出版社中央公論社
刊行年月1995.7


作者渡辺浩弐

収載図書デジタル神様
出版社アスペクト
刊行年月1995.12
シリーズ名アスペクトセレクション


作者勝目梓

収載図書闇路
出版社光文社
刊行年月1999.10
シリーズ名光文社文庫


作者のさびん

収載図書
出版社文芸社
刊行年月2001.7



作者清水千鶴

収載図書螢火
出版社文芸企画
刊行年月2004.10


作者未山妙

収載図書蠱談
出版社新風舎
刊行年月2004.10


作者田口ランディ

収載図書オカルト
出版社新潮社
刊行年月2004.11
シリーズ名新潮文庫


作者福島次郎

収載図書淫月
出版社宝島社
刊行年月2005.9


作者ヤマグチノボル

収載図書魔法薬売りマレア千日カゲロウ
出版社角川書店
刊行年月2006.5
シリーズ名角川スニーカー文庫


作者ラフカディオ・ハーン

収載図書幻想
出版社築地書館
刊行年月1988.9


作者近藤富子

収載図書福ちゃん給食ごちそうだったころ
出版社新風舎
刊行年月2007.6


作者岡本喬

収載図書煩悩譚試文
出版社同成社
刊行年月2008.6


作者不知火京介

収載図書ただいま
出版社光文社
刊行年月2008.9


作者日和聡子

収載図書ナイン・ストーリーズ・オブ・ゲンジ
出版社新潮社
刊行年月2008.10


作者星新一

収載図書ゆきとどいた生活
出版社理論社
刊行年月2008.12
シリーズ名星新一YAセレクション


作者吉村昭

収載図書
出版社中央公論社
刊行年月1989.1
シリーズ名中公文庫


作者織田作之助

収載図書昭和エンタテインメント50篇 下
出版社文芸春秋
刊行年月1989.6
シリーズ名文春文庫

収載図書時代小説大全集 4 人物日本史 江戸
出版社新潮社
刊行年月1990.9
シリーズ名新潮文庫

収載図書幕末 1 雄図ならず
出版社講談社
刊行年月1992.9
シリーズ名歴史小説名作

収載図書情炎
出版社角川書店
刊行年月1992.10
シリーズ名時代小説女たち

収載図書ちくま日本文学全集 054 織田作之助
出版社筑摩書房
刊行年月1993.5

収載図書・蛍―織田作之助短篇集
出版社筑摩書房
刊行年月2000.4
シリーズ名ちくま文庫

収載図書織田作之助作品集 2
出版社沖積舎
刊行年月2000.7

収載図書世相競馬
出版社講談社
刊行年月2004.3
シリーズ名講談社文芸文庫

収載図書京都府文学全集 第1期(小説編) 第2巻(昭和戦前編)
出版社郷土出版社
刊行年月2005.10

収載図書織田作之助作品集 2
出版社沖積舎
刊行年月2008.9


作者堀内貴和

収載図書僕が嘘をついた理由
出版社PHP研究所
刊行年月1990.10


作者伊佐山ひろ子

収載図書排・卵周・期
出版社マガジンハウス
刊行年月1991.6


作者水上勉

収載図書醍醐
出版社新潮社
刊行年月1994.1

収載図書醍醐
出版社新潮社
刊行年月1997.3
シリーズ名新潮文庫


作者深井

収載図書木魚
出版社日本図刊行
刊行年月1994.3


作者大下宇陀児

収載図書烙印
出版社国書刊行会
刊行年月1994.3
シリーズ名探偵クラブ


読み方:ほたる

  1. 密淫売婦或は火。火縄。又は火縄を使つて施錠箇所焼切ることを云ふ。
  2. 売春婦或いは火、火縄。又は火縄使って施錠箇所焼切ることをいう。

読み方:ほたる

  1. 淫売。〔第二類 人物風俗

読み方:ほたる

  1. 盗賊使用火縄。〔第六類 器具食物

読み方:ほたる

  1. 盗賊住家ニ忍入ランガタメ門戸其他ノ破壊。〔第三類 犯罪行為
  2. 破壊忍込。(盗犯手口)。夜間飛んで歩く形容。〔盗〕

分類 盗/犯罪


読み方:ほたる

  1. 星影。〔第一類 天文事変
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読み方:ホタルhotaru

ホタル科甲虫総称水辺棲息し、夜間光を点滅させて飛ぶことで知られる

季節

分類 動物


ホタル

(螢・ から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/05 17:17 UTC 版)

ホタル(蛍、螢、熠燿[1]、䗲[2])は、コウチュウ目(鞘翅目)・ホタル科 Lampyridae に分類される昆虫の総称[3]発光することで知られる昆虫であり、ホタルという名もその様から「火(ホ)を垂(ル)」として呼ばれるようになったが、ほとんど光らない種が多い[3]


注釈

  1. ^ 一例として、「蛍火が星空と競演 高知県四万十町の津賀ダム湖」[リンク切れ]高知新聞』2018年6月15日(2018年11月27日閲覧)。
  2. ^ かつて日本住血吸虫の中間宿主であったミヤイリガイをホタルの幼虫が捕食していたが、ミヤイリガイを駆除することによってホタルの生息環境も奪われることになった。

出典

  1. ^ 『和漢音釈書言字考節用集』-、1717年。 
  2. ^ 『和漢音釈書言字考節用集』-、1717年。 
  3. ^ a b "ホタル". 『日本大百科全書(ニッポニカ)』小学館. コトバンクより2022年3月27日閲覧
  4. ^ a b 古河 2011, p. 89.
  5. ^ a b 『だれでもできるホタル復活大作戦』
  6. ^ a b 『謎とき昆虫ノート』
  7. ^ 古河 2011, p. 2-3.
  8. ^ 東京ゲンジボタル研究所 2004, p. 17.
  9. ^ a b 古河 2011, p. 1-2.
  10. ^ 夜空を輝かせるホタル(夜螢親親). 台湾観光局. 2022年4月8日閲覧
  11. ^ 松村雅史編著 2022 沖縄甲虫図鑑.沖縄時事出版
  12. ^ ホタルのゲノム解読に成功 〜ホタルの光の遺伝子の進化が明らかに〜基礎生物学研究所/中部大学プレスリリース(2018年10月16日)2018年11月27日閲覧。
  13. ^ 『ホタルの木』
  14. ^ 川島逸郎 2009 オキナワクシヒゲボタル♀成虫の記載.豊田ホタルの里ミュージアム研究報告書(2): 1-7.
  15. ^ 大場信義・後藤好正・川島逸郎 1997 日本産クシヒゲボタル属の行動および雌成虫形態. 横須賀市博研報(自然) (45):23-37.
  16. ^ a b c 古河 2011, p. 69-71.
  17. ^ 古河 2011, p. 71-75.
  18. ^ 矢島稔『昆虫誌』
  19. ^ 東京ゲンジボタル研究所 2004, p. 75-76.
  20. ^ 古河 2011, p. 77-79.
  21. ^ 古河 2011, p. 79-80.
  22. ^ 一の坂川 『よみがえる川 - 河川再生事例集』(2011年刊)より. 日本河川・流域再生ネットワーク. 2022年3月28日閲覧
  23. ^ ホタル護岸の整備”. 山口県 (2018年5月2日). 2022年3月28日閲覧。
  24. ^ 神田左京『ホタル』
  25. ^ 神田虔十(編著)『日本童謡・唱歌わらべうた集 2』メトロポリタンプレス、2013年、6-7頁。ISBN 978-4-904759-80-6


「ホタル」の続きの解説一覧

蛍(羽田惠理香(現・はねだえりか))

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/01 01:14 UTC 版)

水戸黄門外伝 かげろう忍法帖」の記事における「蛍(羽田惠理香(現・はねだえりか))」の解説

かげろう組のくノ一。敵の目をくらませたり、目を回させて気絶させたりすることができる忍法蛍火悪党幻惑する

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/10/06 20:47 UTC 版)

魔法少女イスカ」の記事における「蛍」解説

名字不明イスカ潜入した学校同級生であり、彼女に色々と親切を焼く姿が、以前のつみきを思い出させている。

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/01 09:48 UTC 版)

水域 (漫画)」の記事における「蛍」解説

和澄が中学生のころ、大半村人移転応じ家屋取り壊されていく。和澄の友人も町に移るという。和澄は父母の会話を聞き、滝のところで膝を抱える水面から少年顔を出し、和澄は澄夫お兄ちゃん声をかけるが、お前のほうが年上じゃと返される澄夫滝壺横穴に龍みたいのがおるんぞと話し水中消える。和澄はやっと会えたね...お兄ちゃんとつぶやく。

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蛍(浦田久美 / 出演シリーズ:第13部、坂野友香 / 出演シリーズ:第14部)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/28 15:05 UTC 版)

大岡越前 (ナショナル劇場) の登場人物」の記事における「蛍(浦田久美 / 出演シリーズ第13部坂野友香 / 出演シリーズ第14部)」の解説

赤垣伝兵衛娘。

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 01:40 UTC 版)

源氏物語各帖のあらすじ」の記事における「蛍」解説

源氏36歳5月玉鬘鬱々として楽しまないが、源氏は彼女に好意を持つ公達からかって楽しむ。弟・兵部卿宮来訪すると、源氏御簾中に蛍を放って玉鬘美貌彼に見せつけるであった六条院では五月雨つれづれ絵物語がはやり、源氏玉鬘物語論を交わす。蛍参照

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出典:『Wiktionary』 (2016/08/03 11:41 UTC 版)

発音(?)

名詞

  1. ほたる尾部発光する事で知られる昆虫総称

熟語

成句


出典:『Wiktionary』 (2021/08/12 09:51 UTC 版)

発音(?)



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