正規ディーラー・アフターサービス網および運営企業
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「フォード・ジャパン」の記事における「正規ディーラー・アフターサービス網および運営企業」の解説
2021年11月現在。撤退後は各店舗や法人の個別判断で、フォードの看板や名前が消えたり残ったりしている。また、独自の並行輸入でフォード新車の販売を行っている法人もある。★印は撤退当時正規ディーラー網に未加入で、指定サービス工場の看板を出している(及び出していた)企業。岩手県・石川県・福井県・奈良県・和歌山県・島根県・高知県・佐賀県・長崎県・熊本県・大分県・宮崎県はフォード認定サービスディーラーは存在しない。なお「ピーシーアイ管轄の認定サービス工場」の看板は「Ford Authorized Parts&service」である。 フォード・ジャパン・ディーラー・リミテッド(東京・埼玉・千葉・大阪・兵庫) 2016年9月26日、同社公式HPにて、9月30日付けで全店完全閉鎖の旨を発表。一部店舗を除き店舗ごと他企業へ譲渡し、10月1日以降は引き継いだ各企業が自身のビジネスと並行してアフターサービス業務を請け負う。成城店:→サンオータス。2016年12月より同社運営の「プジョー成城」として営業開始。 練馬店:→フォーシーズンズ(ジーライオングループ・旧クインオート)。受付はグループ店舗「アウディ練馬」で対応し、サービス工場は別の場所にて開店。建物は2017年7月より、ボルボ・カー・ジャパンの直営ディーラー「ボルボ・カー練馬」として営業開始。 江戸川店:→ファイブスター東都(ダイワグループ・東大和市)。2017年4月より「Jeep江戸川」として営業開始(Jeep城東から移転オープン)。アフターサービスは中古車販売店 城東(旧・Jeep城東)が引き継ぐ。 多摩ニュータウン店:→村内外車センター。2016年10月より中古車店舗「村内ブランドセレクション」として営業開始。 大宮本郷店:閉鎖。 浦和店:→MID(北海道ブブ:光岡自動車)。2019年6月よりアウディ認定中古車店舗「Audi Approved Automobile 浦和」に改装。 浜野店:閉鎖。アフターサービスは地元の整備工場会社「高畠」が引き継ぐ。 堺店・平野店:閉鎖。アフターサービスは「フォーシーズンズ」が引き継ぐ。 西宮店:閉鎖。アフターサービスは、かつて「フォード神戸」を運営していた「神戸マツダ」(神戸本店・大久保店・西宮店)が引き継ぐ。建物は2017年7月より「SHOWA AUTO」(旧:昌和自動車)運営の「ポルシェセンター西宮・甲子園認定中古車センター」に改装。 フォーシーズンズ(フォード大阪東・枚方市) サンオータス(横浜市港南区)…2017年3月よりJeepの正規ディーラー「Jeep横浜港南」として営業開始。同じサンオータス運営の「プジョー横浜青葉店」「プジョー相模原店」でも対応。 北海自動車工業(北海道)…1912年よりフォード車の輸入販売を行い、戦後にはフォード製農業トラクターの日本総代理店も行っていた(現:日本ニューホランド)老舗。 ワイエスオート(青森)…吉田産業が運営。 ★トヨタカローラ秋田…旧フォード秋田中央。2002年の「フォード秋田」営業終了後を引き継いでいた。 カメイオート(宮城)…1933年よりフォード車の輸入販売を行っている老舗。 モーターランドホウセイ(郡山) ビジョナリテイリング(栃木)…所沢市の輸入車ディーラー「ビジョナリー」が運営。 2016年12月1日付けで、自社中古車販売店舗「カレボリンク・プレミアムネクスト」に変更。フォード栃木の看板も残す。 ★サンワ(群馬)…地元の石油製品販売会社。2011年、正規ディーラー「エフエスオート」(フレッセイ)が完全閉鎖するにあたり、旧南高崎店にて指定サービス工場業務を引き継いでいる。 ★宇田川コーポレーション(茨城)…旧オートラマ茨城。1998年に営業終了後も旧土浦店にて指定サービス工場業務を継続していたが、自動車販売事業からの撤退に伴い、2018年12月20日付でサービス網から脱退。 ナオイオート(茨城)…旧運営元のカスミより譲受。2017年4月よりプジョーの正規ディーラー「プジョー守谷」として営業開始。 オートパーク(新潟)…旧運営元の原信(アクシアル リテイリング)より譲受。 前田製作所(フォード西埼玉・鶴ヶ島) 2016年9月30日にて完全閉鎖。運営企業の「フォードマエダ」は「株式会社マエダオールサポート」に社名変更し自動車販売事業から撤退(その後マエダオールサポートは2021年4月、グループ内会社のサンネットワークマエダと合併し消滅)。アフターサービスはVTホールディングス運営の「日産サティオ埼玉・川越店」に引き継ぐ。店舗は前田製作所の営業所として使用していたが、営業所の移転後、2018年9月よりジャガー東京の店舗「ジャガー・ランドローバー・アプルーブド鶴ヶ島」として開店(2021年現在閉店済み)。 トップス・ジャパン(フォード神奈川・横浜市港北区)…トノックスの子会社。 2016年9月19日をもって営業終了。アフターサービスはトノックス上星川工場内のサービスセンターで対応。 フォードライフ兵庫(フォード姫路)…旧ジャスコカーライフ(イオングループ)。ジャスコ時代からスバル車の販売も行っており、フォードの看板と同時に「スバルショップ」(兵庫スバル自動車販売協力店)の看板も出して営業していた。2016年10月8日より、フォードライフ兵庫の法人名はそのままで正式にスバルショップ専売店舗として営業開始。2017年3月、法人名を「株式会社APSカーライフ兵庫」に変更。 VTホールディングス(フォードライフ中部、岐阜・三重)…旧運営元のジャスコカーライフより譲受した岐阜店、四日市店、松阪店を運営。2016年11月1日、フォードライフ中部の法人名を「エフエルシー株式会社」(Ford Life Chubuの略)に変更。 高沢産業…旧ジャスコカーライフのフォードライフ信州(長野)を譲り受け運営。2010年、自動車部品卸のムラキが運営していた「フォード山梨」も譲受け運営。 2016年10月8日に「フォード信州長野店」を「スズキアリーナエムウェーブ前」に、同年11月2日に「フォード信州松本高宮店」を「ルノー信州松本高宮店」に、同年12月3日に「フォード山梨」を「Jeep甲府」にそれぞれ店舗名を変更。 エンケイ(フォード浜松、浜松市)…2016年12月1日付けで店舗名を「エンケイオートガレージ」に変更。2017年4月、「株式会社フォード浜松」はグループ内の福利厚生事業会社「エンケイリレーション株式会社」に吸収合併。 エー・エル・シー(静岡市・沼津市)…旧運営元の埼玉日産自動車より譲受 富山石油(富山。その後石川・福井もカバー) 2016年11月1日、運営法人「株式会社フォード富山」の社名を「株式会社マツダアンフィニトミセキ」(以前から経営していた旧ユーノス店の名称)に変更。 NTPインポート(フォードNTP・名古屋市)…名古屋トヨペットグループ 2016年6月30日にて終了。アフターサービスはグループ店の「NTP-VC・ボルボカー昭和」が引き継ぐ。 フォード名古屋(春日井市)…旧マツダアクセサリーサービス。旧オートラマ販売網第1号店。2017年1月11日、運営法人「株式会社フォード名古屋」の社名を「株式会社クオリア」に変更。同年2月よりGM正規ディーラー「シボレー 春日井/キャデラック春日井」として営業(2019年10月にてディーラー権返上、認定サービス工場に変更)。2018年12月よりスズキのサブディーラー「スズキ春日井中央」として営業を開始。販売不振が長期化し資金繰りが悪化したことから2021年9月27日付けで閉店・完全閉鎖とし、11月18日付で名古屋地方裁判所より破産手続の開始決定を受けた。建物は「ケイワークス名古屋ショールーム」として存続. マルエイソリューション(旧丸栄カーライフ・フォード岐阜中央)…2016年12月1日付けで店舗名を「マルエイカーズ岐阜」に変更。輸入車全般のほか、スズキとダイハツのディーラー権を取得し「ダイハツ丸栄岐阜」「スズキアリーナ丸栄岐阜」として同一敷地内で営業している。 アイエーシーインターナショナル(フォード新滋賀)…「フォード滋賀」(滋賀交通)が営業終了した後、2010年より正規ディーラー権を取得し営業開始。2017年3月、彦根店および栗東本店をシトロエンDS Automobileブランドの専売店舗に改装。「DS SALON 彦根」(旧彦根店)「DS STORE滋賀」(旧栗東本店)として営業開始。 日光社(京都)…1918年よりフォード車の輸入販売を行っている老舗。輸入車販売店としても日本最古参になる。2019年頃よりフォード車の並行輸入を開始。現在もMustangやExplorerだけでなく、F-150やRangerといったピックアップ車の販売にも力を入れている。フォード車販売は3度目の再スタート。 山陽村上モーター(岡山)…2005年に「フォード岡山」(岡山マツダ)が営業終了した後、2006年より正規ディーラー権を取得し営業開始。 ★鳥取マツダ(鳥取)…地場独立資本系のマツダディーラー。旧オートラマ鳥取。2019年にてサービス網から脱退。 広島マツダ(フォード広島・広島市) 2016年5月31日にて西条店、同年9月30日にて広島店と相次いで営業終了。アフターサービスは親会社の広島マツダ大州本店および西条店が引き継ぐ。「株式会社フォード広島」自体は2016年10月31日に解散し、2017年2月3日に広島地方裁判所から特別清算開始決定。広島店の建物は2017年8月に、同じ広島マツダ運営の「ボルボ・カー広島大州」(旧ボルボ・カーズ広島東の移転先)として改装。 オージス(山口マツダ・フォード新山口)…地場独立資本系のマツダディーラー。2017年9月に、同じオージス運営の「ボルボ・カー山口」として全面建替リニューアル実施。アフターサービスは同店舗で行う。 ノヴィルフォーワード(徳島・旧ノヴィルオートモーヴィルズ)…ノヴィルグループ。旧フォード徳島(キョーエイ→ニューセンチュリーモータース)が営業終了した後、2012年より正規ディーラー権を取得し営業開始。2017年1月よりボルボ・カーズの正規ディーラー「ボルボ・カー徳島」として営業開始。 マルナカ(フォード東四国・香川)…株式会社フォード東四国の社名はそのままに、2017年3月よりルノーの正規ディーラー「ルノー高松」として営業開始。なお、マルナカのイオングループ入り後、フォード東四国の株式は創業家の資産管理会社であるマルナカホールディングスに移されている上、現在はマルナカとマルナカホールディングスの間に資本関係は完全になくなっている。 フォードフジ(広島・愛媛)…フジが運営。 2016年5月7日、社名を「株式会社フジモータース」に変更し、9月1日、全店舗からフォードの看板を外す。愛媛県店舗はマツダオートザム店として運営し、広島県店舗は広島マツダの販売協力店として活動する。2020年3月より、愛媛県での受付窓口が久万ノ台店からエミフルMASAKI店に変更となる。 フォード北九州(小倉)……旧オートラマ大栄(スーパー大栄)。2000年、スーパー大栄の事業整理による閉店・完全閉鎖が決まっていたところを、旧欧米モータース出身の当時の社長が中心になり、特定のスポンサーや大資本無しで別資本を立ち上げ分離独立で設立。2017年3月、運営法人「株式会社フォード北九州」の社名を「株式会社西欧自動車」に変更し、プジョーの正規ディーラー「プジョー北九州」として営業開始。店舗改装の負担と販売不振が重なったことで債務超過が続いたことから、2020年2月29日付けで閉店・完全閉鎖とし、2020年5月8日に福岡地方裁判所小倉支部において破産手続きの開始決定を受けた。 九州マツダ(フォード福岡中央・福岡市) フォード撤退当時唯一の「マツダ100%出資」のディーラー。2016年5月31日をもって営業終了。アフターサービスは諸岡店が引き継ぐ。 Misumi(鹿児島) ★丸貴(沖縄) 長く輸入車販売・整備を手掛ける地元の輸入車ディーラー。2014~2015年頃より前任の工場より引き継いで指定サービス工場となる。 ★テーエス商会(東京・2017年より加盟) 輸入車部品の卸販売およびヴィンテージカーの輸入販売を行う。認定サービス工場はグループ内の輸入車整備部門「ヴィットリオ」(杉並区)および整備工場「コーギーズサービス」(所沢市)に設置。 ★ウイングオート(愛知県清須市・2017年より加盟) 全国販売体制を保有する並行輸入車ディーラー。認定サービス工場は本社サービスファクトリーに設置。 ★ニューエンパイヤガレージ(横浜市都筑区・旧:ニューエンパイヤモーター) 2017年より、チェッカーモータース(旧:フォーピラーズ・フォード新東京)の「アルファロメオ/フィアット横浜サービス」が行っていた認定サービス工場業務を引き継ぐ。 ★阿部商会(東京・2018年より加盟) 2018年永山 (多摩市)にて、アメリカ車の並行輸入車ディーラー「ABE CARS Tama Garage」を開店。同時に認定サービス工場に加盟する。 ★ロッキー(さいたま市・2018年より加盟) 地元の並行輸入車ディーラー。 ★パブリックオート(山形市・2018年より加盟) 地元の並行輸入車ディーラー。
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