柴田牧場とは? わかりやすく解説

柴田牧場

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 22:11 UTC 版)

なつぞら」の記事における「柴田牧場」の解説

柴田 泰(しばた たいじゅ) 演 - 草刈正雄 なつが移り住む十勝音問別にある「柴田牧場」のオーナー普段厳し態度だが、認めたに対して優しさを持つ。 幼い頃両親はやり病亡くし農家を営む親戚養子になる。1902年明治35年)の18歳時に単身富山から十勝入植し晩成社学び荒れ地開墾し稲作試みるも土壌農耕適さないことから晩成社指導に従って酪農始める。十勝川氾濫被害によって1922年大正11年音問別に移住その1もしないうちに妻が病死してからは、富士子男手一つ育てる。晩成社がやっていたバター作り憧れている。 甘いものに目がない。 一生懸命に働くなつを家族として認める。自分の夢を語るなど実の孫のように可愛がるようになる山田家開墾協力やり方に不満を持っていた農協加入するなど、なつの思いを真剣に受け止める山田家の牛の牛乳卸値知り演劇コンクール十勝地区予選大会演劇見て自分の考え方を改め農協加入することを決意する。 なつが高校3年生時、なつを柴田家家族にして「柴田牧場」を継がせたい思いから、照男になつとの結婚けしかけなつにも打診するが、2人断られ、なつを傷つける結果となる。なつが上京願っていることを知ったときは悲しんだが、漫画映画作る夢を知り背中を押す本編では、その死を予感させながらも最後まで存命していたが、スピンオフ作品とよさんの東京物語」の中で、とよが「泰も歳には勝てんかった」と語っており、この頃には逝去している事が示唆されている。 柴田 富士子(しばた ふじこ) 演 - 松嶋菜々子 なつの育ての母。泰娘。19歳で剛男と結婚明る性格で、剛男がなつを連れてきた時も優しく受け入れる。なつの本当の親になれるかと剛男と共に真剣に考えている。 咲太郎手紙を送るためにお金貸してほしいと言ったなつに対して自分気持ち隠さず素直になって欲しい、手紙など何通でも送ればいいと叱咤した。 農協加入問題時には、泰過去の出来事気持ちをなつに語る。 泰が照男となつの結婚画策した時は二人母親として猛反対した。 なつがアニメーターになる夢を家族言えないときになつの思い察していた。 1967年昭和42年)、結婚するなつにレシピ記したノートを贈る。なつの出産時には駆けつけている。 柴田 剛男(しばた たけお) 演 - 藤木直人 なつの父の戦友育ての父。「音問農業協同組合」の職員婿養子立場ゆえに、義父の泰に対して頭が上がらない北陸から家族事情高等小学校中退し北海道渡ってきた。同じ北陸出身のよしみから、泰用意した富士子数名結婚相手候補引き立て要員として加えられた。しかし、富士子は剛男を一番気に入り結婚することとなった満州出征中になつの父と出会い親しくなる復員後戦死した彼との約束従い託され手紙届けるために彼の家族探し、なつと出会った1955年昭和30年)の時点では、農協職員となり、農協加入反対する泰対立する。 泰が、照男となつを結婚させようとしていると知った時は困惑する1973年昭和48年)に、なつからの電話で千遥が杉山清二と離婚する知らされ驚き、心配して上京坂場家泊るが、なつが原画自宅持ち帰り家事合間仕事をしていることに、驚いていた。 柴田 照男(しばた てるお) 演 - 清原翔幼少期岡島遼太郎) 剛男の長男薪割り仕事しか与えられない自身よりも先に、なつが酪農仕事次々と教えられることに嫉妬し自分祖父の泰信頼されていない思い込む。家出をしたなつが見つかり、家族打ち解け合えようになったのを見て自身も泰酪農仕事をしたいと懇願し以後酪農仕事積極的に関わっていく。 泰から、なつとの結婚けしかけられるが、結局妹としてしか見られず泰辞退申し出る自分想い押し込めている天陽がなつに告白するよう「開拓青年団スキー大会」でスキー対決し勝利する吹雪の中で倒れたなつを助けた弥市郎たちにお礼を言うため阿川家訪れた際に砂良に出会い一目惚れする。その後牛乳バター差し入れ口実に砂良に会いに行くようになり、プロポーズし結婚する1975年昭和50年)夏に、なつたち坂場家と妹・千遥母娘柴田家帰省した際、柴田牧場を改築する計画進めていたが、台風直撃し牧場飼育している牛達が搾乳されずに乳腺病になる危機瀕したが、家族一丸となり搾乳台風去った後、砂良に対し改築計画延期する事を打ち明けた柴田 夕見子(しばた ゆみこ)→ 小畑 夕見子(おばた ゆみこ) 演 - 福地桃子幼少期荒川梨杏) 剛男の長女でなつと同じ1937年昭和12年生まれ牛乳嫌いだが、アイスクリームバター牛乳ではないと言い張る。なつから誘われて家業酪農について迷惑に思っている。 柴田家引き取られたばかりのなつに対して両親優しくすることに嫉妬心を抱く。父からなつと同じ立場になっていたかもしれない、夕見子がなつの人生変えられるかもしれない説得され考えが変わる。 読書勉強ばかりで家事家業一切手伝わない。なつとは別の普通科高校通い、なつが演劇のことで悩んでいる時には応援して励ました家業継がず北海道大学文学部進学して自由に生きること望み1956年昭和31年春に北海道大学進学する1959年昭和34年)、高山昭治と共に突然上京して駆け落ち騒動起こすが、迎えに来た泰一緒に北海道に戻る。 大学卒業後、音問農協就職する1966年昭和41年)、なつが坂場と結婚することを報告しに「雪月」を訪れた際に次郎が手がけた新作洋菓子試食会次郎からプロポーズされる。過去高山駆け落ちしたことからそれでもいいのかと問うも、彼の気持ち揺るがなかったことから承諾1967年昭和42年)、なつ・坂場夫妻合同次郎との結婚式挙げる1968年昭和43年)、なつと同時期に妊娠長男雪見儲ける。 柴田 明美しばた あけみ) 演 - 鳴海唯幼少期吉田萌果、少女期平尾菜々花) 剛男の次女1944年昭和19年生まれ。夕見子の7歳年下1955年昭和30年)の時点では、11歳小学生1966年昭和41年時点では、大学生1973年昭和48年時点では、放送局社員家事積極的に手伝しっかり者。 なつを実の姉のように慕い寝ているなつにかけたりするお茶目な面もある。 成長後は夕見子に似た勝ち気な女性になる。母・富士子に「就職先良い男性はいないのか」と言われているが、まだ結婚する気が無い様子柴田 地平(しばた ちへい) 演 - 小林颯幼少期吉田隼) 照男と砂良の長男牧場跡取りらしくたくましく育つ。 柴田 拓男(しばた たくお) 演 - 吉田奏佑 照男と砂良の次男戸村 悠吉(とむら ゆうきち) 演 - 小林隆 「柴田牧場」の従業員貧し開拓者一家八男として生まれ幼いころより奉公出される。泰との出会いから酪農覚え、泰を「おやっさん」と慕い、悠吉とともに「柴田牧場」を大きくしていきたいと願う。初対面からなつに対して親切に接してくれている。信哉が東京からなつに会いに来た時には連れて行かれる思い止めようとした。 戸村 介(とむら きくすけ) 演 - 音尾琢真 「柴田牧場」の従業員。悠吉の息子1946年昭和21年5月時点28歳。悠吉同様、なつに対して親切に接し仲間と言ってくれているスキーが得意で、「開拓青年団スキー大会」の戦後初代チャンピオンとなった

※この「柴田牧場」の解説は、「なつぞら」の解説の一部です。
「柴田牧場」を含む「なつぞら」の記事については、「なつぞら」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「柴田牧場」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「柴田牧場」の関連用語

柴田牧場のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



柴田牧場のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのなつぞら (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS