服、スーツ類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/30 14:59 UTC 版)
「メタルギアシリーズの装備一覧」の記事における「服、スーツ類」の解説
敵ユニフォーム(MG、MGS2PL) その名の通り、敵が着用する制服。敵の検問や監視をごまかすのに使用する。『MGS2』では野戦服が登場、同様に敵への変装用に使用した。 『MGS2』では忍者に変装したオルガからカードキーと共に渡される。 AKS-74Uと併用装備すればシェル1中央棟の敵兵の目を誤魔化す事ができる。また、危険モード (ALERT) 時以外なら変装できていれば怪しい行動をとらない限りバレる事はない。 ただし、敵兵の視界内でAKS-74Uを装備してない・ローリングやホフクなどの敵兵がとらない行動をすると怪しまれ、呼び止めに応じなかったり、最後までAKS-74Uに装備し直さないとアラートに入る。 また、雷電の身体に対してかなりサイズが小さいようで、敵との接触で脱げてしまう。 イベントでスカルキャップを取られるとシェル1中央棟での変装ができなくなるが、雷電の足跡に敵兵が疑問を抱かなくなる効果と、雷電が敵兵に見つかりにくくなるカムフラージュ効果がある。 また、身体に火が着いた時に装備すると消火が可能。 ボムブラストスーツ(MG) 爆発や爆風から着用者を守る。『MG』ではあるエリアへ侵入する際に着用する必要がある。『MGS2』ではファットマンが着用していた。 ボディアーマー(MG、MG2、MGS、MGS2PL) いわゆる防弾チョッキ。敵の銃弾のダメージを半減することが出来る。いずれの作品でも入手する機会は後半である。 カモフラージュマット、ステルスマット(MG2、MGSPW) 使用した場所にホフクで潜り込み敵の目を欺ける。たとえ敵に踏まれてもばれないが、ダメージを受ける。 MGSPWに登場するステルスマットは壁にも設置でき、CO-OPSでは仲間に使うことも可能。なおかつ敵に踏まれてもダメージを受けないが、使用する度に枚数を消費する。使用してもクリア後の評価には影響しない。 科学者の服(MGS3) 変装用アイテム。科学者のいるエリアで着ると敵兵の目をごまかす事ができるが、科学者には見破られてしまう(ただし、すぐには見破られず、疑問を抱いているときに背中を向いたり、視界から逃れればやり過ごすことができる)。 ローリングやホフクなど科学者がとらないような行動をしたり、ワニの帽子をかぶったりすると怪しまれ、呼び止めに応じなけばアラートに入る。服に血が付いていたり、フェイスペイントをしても敵に見破られる。 白い背景ではスノウ以上の偽装効果を誇るが、変装中は一部を除いて武器が装備できず、CQCも使用できないため、あまり利点にはならない。 ライコフの制服(MGS3) 変装用アイテム。ライコフが着ている特製の制服。しかし顔が違うのでそのままでは敵兵に背中を向けた状態でしかやり過ごせない。変装マスクも着用して初めてライコフに変装できる。 変装状態ではほぼ何をしてもバレない。たとえ敵兵を殴ってもバレない(それ所か怯えながらお礼を言う兵士すら存在する。EVA曰く普段からそういう奴だからバレないらしい)。 ただし、犬に向かって発砲後に変装した場合見つかってしまう。また、ダンボールを被って移動してもバレてしまう。 ストーリーを進めるとスネークがライコフに変装していた情報がグロズニィグラードで広まってしまう上、帽子も紛失してしまい変装効果が無効になる為、限られた時期しか効果がない。 メンテナンスクルーの制服(MGS3) 変装用アイテム。シャゴホッドの格納庫にいる作業員の制服。効果範囲が違う科学者の服で作業員には見破られてしまう。 レザージャケット(MGSV: TPP) 条件を満たすと入手できる。ある人物が着用していたライダースジャケット。 ソリッド・スネーク(MGSV: GZ、MGSV: TPP) 『MGS1』に登場するポリゴンのソリッド・スネークと同じ外見になる事ができるスーツ。 『MGSV: GZ』では特別ミッション「デジャヴ・ミッション」をNORMALの難易度でクイズに全問正解すると使用できるようになる。またそのデータを引き継ぐ事で『MGSV: TPP』でも使用する事ができる。 『MGSV: TPP』における効果は移動時の足音を低減させる他、ダメージへの耐性を向上させるというもの。また、FOBミッションにおいて暗視ゴーグルによる熱源感知から身を守る効果もある。ただしバンダナと義手は装備できない。 サイボーグ忍者(MGSV: GZ、MGSV: TPP) 『MGS1』に登場するポリゴンのサイボーグ忍者と同じ外見になる事ができるスーツ(ただし、顔はMGS1本編でサイボーグ忍者となっていたグレイ・フォックスではなく、ソリッド・スネークのポリゴンに書き換えられている)。ダッシュ時の移動速度とジャンプ飛距離を向上させる効果がある。また、ダッシュ時は敵兵にぶつかる事で転倒させる事ができる。ただしバンダナと義手は装備できない。 『MGSV: GZ』では特別ミッション「デジャヴ・ミッション」をHARDの難易度でクイズに全問正解すると使用できるようになる。 『MGSV: TPP』では条件を満たす事で開発が可能になる。 雷電(MGSV: GZ、MGSV: TPP) 『メタルギア ライジング リベンジェンス(以下MGR)』に登場する雷電と同じ外見になる事ができるスーツ(ただし、ホールドアップ時などの音声はメタルギアシリーズで雷電を演じた堀内賢雄ではなく、スネークの音声を合成したもの)。猛烈な速度でダッシュする事ができるようになり、作中のキャラクターとしては最速となる。ダッシュ時は敵兵にぶつかる事で転倒させる事ができる。また、ジャンプ飛距離もかなり向上する。ただしバンダナと義手は装備できない。 『MGSV: GZ』では特別ミッション「ジャメヴ・ミッション」に限り使用できる。また、条件を満たす事で『MGR』に登場する「ホワイトアーマー」、「コマンドアーマー」状態のものを使用できるが、効果に違いはない。 『MGSV: TPP』では条件を満たす事で開発が可能になる。 ジャンプスーツ(MGSV: TPP) ダウンロードコンテンツとして登場。『MGS3』等に登場するEVAが着用していた物と同じデザイン。女性スタッフのみが着用可能で、NAKEDを選ぶとファスナーを下げたグラフィックに変化する。 ダンボール(MG、MG2、MGS、MGS2、MGS3、MGS4、MGSPW、MGSV: TPP、MGR) メタルギアシリーズの必需品。被ったまま静止することで敵の目から逃れることができる。被ったまま移動することもできるが、敵に見つかる危険も大きい。 なお、敵の進行ルートの真ん中など使う場所をよく考えず被った場合、敵に見つかることもある。『MGS3』ではジャングルなど明らかに不自然な場所で被っていると静止していても危険フェイズになる。 『MGS3』では、ダンボールを被ると若干移動速度は落ちるが、通常の走りが遅くなる坂道・階段でも移動速度が変わらないので相対的に素早く移動することができる。 『MGSPW』では2人まで入ることが出来る少し大きめのダンボール(通称ラブダンボール)になっている。覗き窓に見立てた持ち手があり、被りながら発砲することも可能。また、移動中にしゃがみボタン(HDエディションでは攻撃ボタン)を押すことで、気力を消費して一定時間ダッシュができる。 単純に被るだけでなく、ドロップしてダンボールの中にアイテムを入れたり足場に使うことができる。支援補給の際に物資が入れられている箱もダンボールであり、ダンボールを使って他のプレイヤーにアイテムを直接ギフトとして送ることも可能。 さらに、アサシンのようにイーグルジャンプで入ることが出来、敵を藁の中へ引きずりこむ「アサシン・ストローボックス」や、研究開発することで戦車型のダンボール「ダンボール戦車」、仲間の回復を行える「救命ダンボール」、不用意に開けると爆発したり閃光やスモークなどを発する「ダンボール爆弾」といったトラップ系ダンボールなど、様々なダンボールを使用できる。 『MGSV: TPP』では立ち・匍匐への切り替えやダッシュも行える。静止している状態で段ボールの上蓋を開いて立ち上がって銃撃を行ったり、正面の蓋を開くことで箱から素早く飛び出す緊急回避が可能となった他、斜面ではダンボールごと勢いよく滑る事で高速で移動する事もできる。 また、マップに配置してあるポスターを入手すれば、いつでも自由に張り替えることが可能。横型ポスターは匍匐時に、縦型ポスターは立ち時に、それぞれ陽動や足止めなどの効果を発揮する。 迷彩柄にカムフラージュされており、地形に適した迷彩のダンボールであれば敵に見つかりにくくなる。雨に振られたり、沼地など水気のある場所で使うとボロボロになって壊れてゆく。条件を満たすと耐水仕様のダンボールを開発することもできる。 バケツ、ドラム缶(MG2、MGS4、MGR) ダンボールと同じように使えるが、金属製のために走ると音が鳴ってしまう。バケツは敵の銃弾を跳ね返すことができる。ドラム缶は横になると転がる事が可能で、敵を気絶させる「ドラム缶アタック」が存在する。ただし、転がりすぎると装備から外れてスネークが嘔吐してしまう。 ステルス迷彩(MGS、MGS2、MGS3、MGS4、MGSPW、MGSV: TPP) 俗に言う「光学迷彩」であり、メタルギアシリーズを代表する特殊装備と言える。オタコンが、アームズ・テック社研究員時代に、アームズ・テック社のステルス技術の枠を集めて作り上げた、画期的光学迷彩装置。リアルタイムで光学的屈折処理を行い、対象を光学的に風景と同化させることが可能で、周囲の風景にカメレオンのように溶け込むことができるほど、視認性を極限まで低めることに成功した。透明に近い状態になることができ、動かずにジッとしていると視認が非常に困難になる。 だが、弱点がいくつか存在し、装備者の体温を欺瞞できずむしろ熱を出してしまうため、サーモグラフィーによって視認できてしまうこと、犬などの鼻が利く動物に対して無意味であること、振動や衝撃に弱く、敵に触れるだけで迷彩が解除されてしまうことなどである(『MGS』では敵兵に触れても外れなかった)『MGS2』では整備不足もあってか、タンカーに潜入する際の着地で激しい震動に耐えきれず、完全に壊れてしまった。また、『MGS4』では使用時に大量の電力が必要で、同時に大量の電磁波を発し、使用者の体に悪影響を与えるという設定が追加された。 『MGS3』ではザ・フィアーが同様の迷彩を使用したが、これにはスタミナの減少が激しくなるという欠点があった。『MGSPW』『MGSV: TPP』では装備しているとバッテリーを消費するため、時間制限付の装備となっているほか、ミッション評価にもマイナスに影響し、使用するとSランクを獲得できない。 『MGSV: TPP』では、バッテリー式のステルス迷彩に加えて、短時間効果を発揮する使い捨ての試作型も存在する。 ワニキャップ(MGS3) ゲーム中に登場するワニ(インドガビアル)の頭部を模した被り物。軍用犬に襲われなくなる、水中で装備していると敵兵に怪しまれないという効果もある。 猿マスク(MGS3) 『サルゲッチュ』に登場するピポザルを模したお面。猿蛇合戦をクリアした状態でプレイすることで手に入る。HDエディションでは猿蛇合戦が削除されたため、使用できなくなっている。 オクトカムスーツ(MGS4) DARPAから盗用したデータをもとにオタコンが製作した新型スーツ。接触している物体の外観、質感、温度を再現し敵の目を欺くことができる。また、老化により低下した身体機能を補うマッスルスーツの機能や治癒能力を向上させる機能も備わっている。耐熱効果も高いようで、ジェット噴射の熱風を間近に受けても多少表面が焼ける程度で済む。 バンダナ(MGSV: TPP) 『MGSPW』においてスネークがニカラグア湖に捨てたバンダナを修繕した物。かつてはザ・ボスが着用していた。着用する事で重症の発生を抑制する効果がある。 チキンキャップ(MGSV: TPP) ニワトリを模した被り物。1つのミッションで3回死亡すると入手できる。所謂ステルスゲームが苦手なプレイヤー向けの救済アイテムで、被った状態で敵に見つかっても3回まで見逃してくれる。ただしミッションクリア時のランクはA以下に制限される。 ひよこキャップ(MGSV: TPP) 卵の殻を被ったひよこを模した被り物。1つのミッションで5回死亡すると入手できる。チキンキャップと同様に所謂ステルスゲームが苦手なプレイヤー向けの救済アイテムで、被った状態で敵の前に向かっても見つからなくなる。ただし、イベントボスとの戦闘では見つかってしまうので注意が必要。また、ミッションクリア時のスコアは0になる。 [先頭へ戻る]
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