変装用
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/22 20:00 UTC 版)
従来の医療用途とは逆に健全な視力を有しているが、片目の盲目(隻眼)を装って目に異物をはめ込む例がある。古い例では、12世紀末、『吾妻鏡』に上総忠光(藤原景清の兄)が源頼朝の暗殺を目論み、左目に魚の鱗を入れ、偽の片目で「白く濁った目」を装い、土工にまぎれ、近づいた記述がある(意図して隻眼を装った例)。現代でも、映画などで俳優が盲目を演じる際、度なしのコンタクトレンズ(カラーコンタクトレンズの部類)で白く濁ったものをはめ込み、演技する。前者は「忍び込む為の偽装」であり、後者は「公に認知された変装」といえる。
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