時空犯罪者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/28 15:53 UTC 版)
「タイムパトロール (藤子・F・不二雄)」の記事における「時空犯罪者」の解説
タイムパトロールが追う犯罪者。なお、時空犯罪者が登場してもタイムパトロールが登場しない作品(『2009年版未来世界の怪人』や『ギガゾンビの逆襲』)やタイムパトロールが登場しても時空犯罪者が登場しない作品(『のび太の創世日記』)も存在する。詳細は、それぞれのリンク先を参照。 未来世界の怪人 声 - 井上和彦(1979年)→小杉十郎太(2009年) 未来世界の異星人。原作やアニメ第1作第2期及び第2作第1期では、駆け付けたタイムパトロールによって逮捕されるが、第2作第2期では逮捕直前にジャイアンの母に成敗された。登場作品 『未来世界の怪人』 ドルマンスタン(ドルマンスタイン) 声 - 島宇志夫→大塚周夫(『ミュージカル版のび太の恐竜』『ドラえもん誕生』)→内海賢二(『のび太の恐竜2006』) 未来世界(24世紀)の大富豪。恐竜コレクター。登場作品 『ドラえもん のび太の恐竜』 『2112年 ドラえもん誕生』 『ドラえもん のび太の恐竜2006』 黒い男(黒マスク) 声 - 加藤精三→広瀬正志(『ドラえもん誕生』)→船越英一郎(『のび太の恐竜2006』) 未来世界の密猟者。恐竜ハンター。ドルマンスタンに雇われており、狩った恐竜をドルマンスタンに提供して収入を得ている。登場作品 『ドラえもん のび太の恐竜』 『2112年 ドラえもん誕生』 『ドラえもん のび太の恐竜2006』 ギガゾンビ(山田博士) 声 - 永井一郎→大塚芳忠(『ドラえもん 新・のび太の日本誕生』) 未来世界(23世紀)の時間犯罪者。7万年前の世界の支配を企む。登場作品 『ドラえもん のび太の日本誕生』 『ドラえもん ギガゾンビの逆襲』 『ドラえもん 新・のび太の日本誕生』 Mr.キャッシュ 声 - 上條恒彦 未来世界の犯罪者。既存の生物を改造した生物兵器の売買を行う商人。登場作品 『ドラえもん のび太の南海大冒険』 Dr.クロン 声 - 富田耕生 未来世界の科学者。未来では優秀な科学者だったのだが、生物の改造など危険な思想があったため追放された。登場作品 『ドラえもん のび太の南海大冒険』 ニーモ ジョーカー団の大幹部。登場作品 『ドラえもん3 のび太と時の宝玉』 ダウト ジョーカー団のボス。表向きは未来の大臣。登場作品 『ドラえもん3 のび太と時の宝玉』 ストーム 声 - 屋良有作 未来世界(22世紀)の考古学者。22世紀にてマフーガが復活する予言が書かれたペンダントを発見し、それを見届けるためにこの時代に訪れた。だが肝心の予言は外れたため、自ら予言どおりの状況を作り上げ、さらにはマフーガに破壊されつくした後の世界の支配を企む。登場作品 『ドラえもん のび太とふしぎ風使い』
※この「時空犯罪者」の解説は、「タイムパトロール (藤子・F・不二雄)」の解説の一部です。
「時空犯罪者」を含む「タイムパトロール (藤子・F・不二雄)」の記事については、「タイムパトロール (藤子・F・不二雄)」の概要を参照ください。
時空犯罪者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/02 01:21 UTC 版)
偽ロンメル ナチス・ドイツが21世紀まで戦争を続けている時間枝の支配者で、「砂漠の猛将」と謳われたドイツの軍人を名乗っているが、正体は本物のロンメルに成り代わった時空犯罪者。肥満体型に分厚い唇の持ち主で、タイキ曰く、本物が見たら泣くほど似てない。1942年に「砂漠装甲(ヴァステヴァッフェ)」という戦闘兵器を開発して戦況を一時盛り返すが、連合国側にも技術が漏洩する。結果として新兵器の開発に次ぐ開発と拮抗した領土の取り合いによって第二次世界大戦がいつまでも続く時間枝を発生させた。2002年に至っても未だナチス・ドイツを掌握し、自分の考案した兵器で世界を支配できることを証明する為に戦争を続けている。しかし50年もそんな事を延々と続けている事からタイキには「できもしねえ事を信じてる架空戦史ヲタク」と吐き捨てられる。ヒルダを改造させた張本人でもある。 収容所送りにした人間でサイボーグ化実験を繰り返し、挙句の果てに傀儡として生かしていた総統まで実験台にした。最後はヒルダを部品として組み込んだ最終兵器「アイゼンカイザル」でタイキを倒そうとするも敗北し、タイキに散々殴られた末にアナから「お前が支配した人々の裁きを受けろ」と言い放たれ、放置された。 本物のロンメルはクロノアイズの一員であったが偽物に敗れ、50年も幽閉された後に脱走に成功し、死の間際にグランサーに自身の「過ちの償い」を依頼をしていた。その依頼を受けたタイキ達が偽物を倒すため、この時間枝に現れる事となった。アイゼンアッフェ、アイゼンカイザル 偽ロンメルがもたらした技術で開発された兵器。アイゼンアッフェは量産機で、普段の歩行はゴリラの様な四脚歩行となっている。当初開発された砂漠装甲は二足歩行だったが、大型化・重武装化にバランス制御技術が追い付かなかったためと考えられる。ヒルダたち収容所虜囚者をサイボーグ化の実験台にしたのも「兵器の機動Gに生身の人間が耐えられないから人間を強化した」というが、人間を守る耐Gシステムなどは一切開発を行っておらず、そのくせ自分自身は未来技術により身を守るという身勝手極まりない理屈なのが実状である。 キング・ホエール 人類が地球規模の大飢饉を鯨を食べて生き延びた未来で、「鯨が人類に武装蜂起した時間枝」における鯨達の王。正確にはどこかの鯨愛好家の時空犯罪者に利用された身であり、時空犯罪者そのものではない。人類と鯨の大戦争により、結果として両種族を共倒れへと向かわせている。最後はカロスのミサイルハンマーで倒され、人類と鯨族は共同で海底牧場を作る事で和解した。尚、タイキはキング・ホエールを「蘇った」と表しているが、これがタイキ達に倒された後で蘇ったのか、元々キング・ホエールが蘇った存在だったのかは不明。蘇った後はタイキ達も手を焼くほどのサイコ念動力を会得し、しかもそれは古代アステカ文明を陰で支えた異星人が関係していたという壮大な事件だったらしい。 メイド型アンドロイド 2040年代に造られたメイドの格好をしたアニメ顔のアンドロイド。コミケの破壊を目論み、80年代のコミケ会場に現れたが、当時はまだメイドは流行っていなかった事を知っていたタイキに正体を見抜かれる。21世紀にアンドロイドが実用・商品化された当初、盛んに買い求めて普及に貢献したのがヲタク達であり、そのニーズに従ってアンドロイドは全てアニメ顔のデザインで製造されるようになった。しかしそれ故、彼女の時代でアンドロイドが不当な重労働に反発して人類に反旗を翻した際には「見れば区別がつくから」と瞬く間に鎮圧されたと言う。その事から、アニメ顔デザインの元凶たるヲタクを逆恨みし、コミケを破壊してヲタクを根絶やしにしようとした。 タイキに正体を見抜かれると彼の両親とヒルダを人質に取って2002年のコミケ会場に逃走し、彼らをコミケ会場ごと始末しようとしたが、メイドが流行り出した90年代中頃から「コミケだけ見て翌年へ跳ぶ」を繰り返すという荒業で追ってきたタイキに阻止される。 実は彼女の元居た時間で起きたアンドロイドの反乱も何者かの改変の結果であり、タイキに歴史の修正を申し出られるも信じず、巨大なメイド型クロノダイバーを持ち出して「3分以内に私を倒せれば信じる」と襲いかかる。しかし僅か24秒で倒され、戸惑いながらもタイキの提案を受け入れた。 魔法学校の校長 魔法が存在する時間枝の支配者で千界の王の下僕。この時間枝では200年前(日本では江戸時代の頃)にサンタクロースが降臨し、人々に魔法を与えたとされる。結果、人々は子供の頃の純真な心のまま大人になっていくが、一方で科学技術は全く発達していない。また、数多くのサンタクロースが存在して毎年クリスマスイブにプレゼントを配っている。 実態は魔法と見紛うほど発達した未来の科学力を用いて過去の人間に魔法と信じ込ませているだけであり、「世界の全てを子供のままに留めておき、憎しみも争いも無い世界を作る」というテストケースである。 千界の王の考えに打たれ、その配下となったがやがて野心に取り憑かれ、魔法の全てを用いて世界を手に入れる事を画策するようになった。しかし千界の王に気付かれ、更にタイキ達にも敗れた事で千界の王に許しを乞うが、その後どうなったのかは不明。タイキ達はいきなりサンタクロースのプレゼントを止めても世界中が混乱するだけだろうと、人々が自ら現実に気付いて大人になる事を願って魔法の世界は敢えて放置した。 じぇえん本田 25世紀でアナ(カラミティ・ジェーン)を崇める新興宗教「ジェーン教団」の司祭を勤めている女。本人曰く、25世紀は女性が男性の上に立つ節目の時代であり、カラミティ・ジェーンことアナは「男社会に蹴りを入れた」として大人気であるという。その為、少女時代のアナを拉致して教祖に祭り上げるべく、パペッティアの協力を得て19世紀にやってきた。ハデス(ディーナ)同様にパペッティアに利用されている犯罪者であるが、ディーナと違って歴史を憎むでもなく自身のエゴの為だけに犯罪行為を行っているという、どちらかといえばジャギィに近いタイプ。しかし最後はタイキの忠告を無視した結果、列車から転落して生死不明に。
※この「時空犯罪者」の解説は、「クロノアイズ」の解説の一部です。
「時空犯罪者」を含む「クロノアイズ」の記事については、「クロノアイズ」の概要を参照ください。
- 時空犯罪者のページへのリンク