改築工事に至る経緯とは? わかりやすく解説

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改築工事に至る経緯

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/05 06:24 UTC 版)

南長野運動公園総合球技場」の記事における「改築工事に至る経緯」の解説

2011年 パルセイロ日本フットボールリーグ昇格したに伴いメインスタンド上段マッチコミッショナー室や医務室兼ね備えたプレハブ席を設置した。 なお、パルセイロ日本プロサッカーリーグ加盟するためにはJリーグ ディビジョン2開催基準適合したスタンド増築が必要となるが、巨額経費見込まれるため、具体的な改築計画策定には至っていなかった。また、一部報道によると公園全体敷地狭く都市公園法定められている建ぺい率等の法規制クリアすることが困難であるとされ、長野市側はこれまで公式な見解を示さなかった。 11月長野市によるパルセイロJリーグ準加盟申請必要な支援文書中に、「南長野運動公園総合球技場改修は可能」と盛り込むことが明らかとなったが、改修時期5060億円と見込まれる改修費用予算取りこれから検討するとした。 パルセイロJリーグ準加盟2011年末に申請したものの継続審議となったが、これはスタジアムのJ規格への整備計画年度が長野市側(2016年度以後)とパルセイロ側(2014年度)とで異なるためであったその後パルセイロ同年に、2016年シーズン開始までに同競技場改修する計画提示した上で再度申請行い、準加盟認められた。 2012年 8月29日長野市による改修概算発表された。予算については当初60億円程度との試算上回り80億円を要することが明らかにされた。これは、当初の計画ではJ2仕様である1万収容規模としていたが、J1仕様1万5千人収容規模とすること(芝生縦方向サイズを130mに縮小しその分ゴール裏座席新設する)やメインスタンドへの屋根設置駐車場整備等を盛り込んだため大幅に膨らんだ財源についても国庫支出金38億円を見込み残り市債や一財源にするなどと発表された。 設計・施工については設計施工一体型公募型プロポーザル方式採用工期についても2012年度末までに設計施工者の選定行い2013年度末までに設計、現施設解体行い工事着手し2016年度シーズンからの使用開始見込むが、業者側から提案によっては工期短縮される可能性もあるとした。 2013年 長野市公募した整備事業プロポーザル大手ゼネコン中心企業とした5JVが参加2月12日に、竹中工務店東畑建築事務所北信土建・千広建設・アーキプランのJV設計・施工者に選定した事業費71億4千万円。事業費では竹中下回る提案があったものの、プレキャストコンクリート積極的に用い工法採用することで長野市当初想定より8ヶ月工期短縮をはかり2015年シーズンに間に合う工程としたこと、長野自然環境考慮したライフサイクルコスト削減につながるプランニングにより高評価得た解体工事2013年8月より実施され2014年1月より本体工事着工2015年2月末までに完成させ、2015年3月供用開始する予定 収容人員については15000人とするが増設可能であるとされた。屋根4面全面設置にするとされた。芝生生育をしやすくすることを配慮し南側ゴール裏スタンド屋根含めやや低めにセットされ、また南北サイドスタンド全面風道設け管理十分な配慮がされたものになる予定である。また太陽光発電活用し維持管理費を削減するのであるとされた。 また、3月21日選定説明資料公開されアウェイ側となる南側サイドスタンド以外の3面2層式のU字型スタンドとすることや、サイドスタンド車椅子席を除き立見席とすることとし収容人員VIP(84席)、立見席(5154席)、グループ席(144席)、車椅子席(56席)含めて15525人(この他記者80席)となる計画であるとの詳細発表された。 これに先立ちパルセイロおよびパルセイロLを運営する株式会社長野パルセイロ・アスレチッククラブは本競技場改修される2013年夏2014年度公式戦主催試合佐久総合運動公園陸上競技場佐久陸)で代替開催する旨の協定佐久市締結した。なお、2013年シーズンについてパルセイロ8月以降ホームゲーム6試合を、パルセイロLは同じくホームゲーム2試合佐久陸で開催した2014年 2月5日長野県改修費用一部として5億円程度補助をする方針である事が明らかになった。長野市によると 当初計画71円か人件費増加消費税増税等の理由から79億7千万になったとされ、国からの補助金38億円、市債32億円、寄付金6億円、市の一般財源4億円を財源として見込むものの、寄付金予定額を2013年時点で約1800万円大幅に下回っている など確保見通し立っていないことから、1月加藤久雄長野市長が阿部守一長野県知事に対して要望書提出した。(その後パルセイロ支え有志自治体広報活動努力などにより、2014年12月末現在で、1億7千万円を超える寄付金集まっている) 8月には、当初立見席とする計画であったサイドスタンド椅子席に変更することが発表された。建設コスト削減目的立見席とする計画であったが、日本サッカー協会との打ち合わせ出た意見日本サッカー協会定めガイドラインスタジアム標準」への準拠等)などを検討した結果椅子席とすることにした。市の発表では国際大会招致のためには全席に椅子が必要であること、サッカー日本女子代表なでしこジャパン)や男子アンダー代表試合開催可能性があること、2020年東京五輪の際のキャンプ地となる可能性があること、が説明された。これにより全席に椅子設置されることになるが、完成計画通り2015年2月末の予定である。 10月には、当球技場誘致予定していた2019年ラグビーワールドカップ試合会場立候補長野市断念した報道された。 12月2015年5月28日サッカー日本女子代表国際親善試合開催されることが発表された。対戦相手開催時刻発表時点では未定2015年6月行われる2015 FIFA女子ワールドカップの前の最後国際親善試合として、5月24日開催香川県立丸亀競技場と共に選ばれた。長野県内での日本代表試合は、アルウィン2010年5月8日女子アジアカップ壮行試合として行われたメキシコ代表以来2回目その後2015年2月キリンチャレンジカップ2015としてイタリア女子代表対戦することが発表された。 2015年 1月22日発表されリーグ戦日程3月22日明治安田生命J3リーグ第2節AC長野パルセイロ vs. SC相模原」戦が南長野球技場改修後最初試合となることが決定し2015年パルセイロホームゲーム全試合南長野での開催となることになった3月8日竣工式内覧会が行われた。

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