全編登場クリーチャー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 09:10 UTC 版)
「バイオハザード ダークサイド・クロニクルズ」の記事における「全編登場クリーチャー」の解説
ゾンビ 製薬会社アンブレラが開発した生物兵器「t-ウィルス」に感染した人間の成れの果て。 本作ではラクーン市民や警官に加え、裸のゾンビや『C:V』で登場する囚人ゾンビなどの様々なバリエーションの個体が登場する。 クリムゾン・ヘッド 一度活動不能になったゾンビが、t-ウイルスの「V-ACT現象」でより危険なモンスターと化したもの。 頭部から全身にかけて充血し、真紅に染まった姿が名前の由来。 俊敏な動きで接近し、ナイフのように鋭い爪で襲いかかる。 原作『1』では、倒したゾンビを燃やしたり頭や足などの部位を破壊すれば復活を防げたが、今作ではそのような作業はない。 ゾンビ犬 t-ウィルスに二次感染したドーベルマン。 ゾンビとは違い俊敏な動きで飛び掛かってくる。 クロウ t-ウィルスに感染した生物の屍肉などを摂取し、二次感染を引き起こしたカラス。 見た目の変化は目の色以外には特にないが、凶暴性が増している。 リッカー クリムゾン・ヘッドと同じくゾンビの突然変異体のひとつ。 名前は「舐める者」という意味で、武器となる長く伸びる鋭利な舌が由来。 前作『UC』に比べると、原作の『2』同様に筋肉質な身体になっている。 また、研究所で強化され、身体が黒色で爪がより大型になった「リッカー改」も存在。 G幼体 G成体から吐き出される小型のG生物。 子クモのように張り付いて攻撃してくるが、耐久力は低いのでナイフによる攻撃で倒すことが可能。 大クモ t-ウィルスに二次感染し巨大化したクモ。 主にラクーンシティの下水道に生息している。 子クモ 大クモの子供。 普段は親である大クモの体内にいるが、危機を感じると群れをなして這い出してくる。 ラージローチ t-ウィルスに感染した影響で巨大化したゴキブリ。 肉食性が高まっており、集団で行動する。 ラーカー 『0』に登場したカエルのB.O.W.。 ラクーンシティの下水道に生息している。人間を丸のみできる程の大きさになり、退化した視力を補う優れた感知能力を持つが、知能が低く量産はされなかった。 なお、『2』の原作では登場していなかったが、どう言った経緯でラクーンシティの下水道に現れたのかは不明。 イビー 正式名称は「プラント43」と呼び、『1』に登場した「プラント42」の情報を元に作り出された植物のB.O.W.。 自立歩行が可能で、ツタを鞭のように振るい、頭のつぼみから消化酵素液を飛ばして攻撃してくる。 『2』で「毒イビー」と呼ばれた体色の異なる有毒の個体も登場するが、本作では攻撃を受けても毒状態になることはない。 また、前作に比べると、触手の攻撃範囲が広まった代わりに溶解液の使用頻度は下がっている。 モス・ジャイアント アンブレラの研究所で、実験用に飼われていたものが巨大化したクリーチャー。 『2』では巨大化しすぎたため地面を這いずるようにしか飛べなかったが、今作では普通に飛行が可能になっている。研究所の一角に大量のベビーモスと共に生息している。 ベビーモス モス・ジャイアントの幼虫。 集団で行動し体をバネのように動かして飛び掛かってくる。 コウモリ t-ウィルスに二次感染したコウモリ。 『C:V』でもある程度の集団で行動していたが、本作ではそれとは比べ物にならないほど大量の数でプレイヤーに襲いかかる。 ブラックウィドー ラクーンシティにおける一連の事件のデータを元に、ロックフォート島で訓練用などのために開発されたクモ型B.O.W.。 見た目は大クモと異なり、毒々しい色をしている。『C:V』の南極基地で巨大化したものが登場したが、本作では南極基地の場面が一部省略されたためか登場しない。 ハンターII(ハンター・改) アンブレラの敵対組織が、ハンターの情報を元に独自に改良を加えて作り出したもの。 より強力な「スウィーパー」と呼ばれる亜種も存在し、そちらは体色が赤みがかっている。 バンダースナッチ タイラントを元に量産性を重視して作られた生物兵器の試作品。名前は「鏡の国のアリス」に登場する猛獣から採られている。 肥大化した右腕で移動や攻撃を行う。本作ではその腕で瓦礫を投げつけてくる攻撃をしてくるようになった。 蛾 アンブレラ南極基地で飼育されていた蛾がt-ウィルスの影響で巨大化したもの。 同じ蛾のクリーチャーであるモス・ジャイアントと異なる外見をしている。 『C:V』では毒性があるが、本作では攻撃されても毒状態になることはない。 寄生虫 蛾の幼虫。 寄生した宿主を養分として成長し、ある程度成長すると次の寄生先を求めて飛び出してくる。 なお、本作では1度しか登場しない。 アリ ウィルス研究用にアレクシアが飼育していたアリ。 クモなどと同様に、集団で張り付いて攻撃してくる。 触手 アレクシアが自在に操るクリーチャー。 アレクシアの意のままに動き、プレイヤーキャラクターの退路を塞いだり、四肢を拘束することもある。 アレクシア第2形態とのボス戦時にも登場する。 ジャンピング・マンイーター ハエトリグモにt-Veronicaウィルスを投与して開発されたB.O.W.。 大クモ同様に巨大な体躯だが動作は変わらない。 プレイグクローラー 『0』に登場した昆虫タイプのB.O.W.で、ハヴィエダムに登場。 『0』の時点で多くが廃棄処分となったが、廃棄を免れた個体群をハヴィエが安く購入した。体長は2メートルを超え、鋭い鎌状の爪で攻撃してくる。 ハンターγ アンブレラ・ヨーロッパ支部が開発したハンターの亜種。 両生類の受精卵に人間の遺伝子を組み込んで作り出された。 特徴としてはラーカーと似ているが高い跳躍力と機敏さを有しており、水中と陸上で行動しながら鋭利な爪で攻撃してくる。 南米コウモリ t-ウィルスに二次感染した南米原産のコウモリ。 性質はロックフォート島のコウモリと変わらない。 アヌビス 本作初登場となる新型B.O.W.。 アンブレラがデータの流出したハンターに代わる次期主力商品として開発した。 "軽量化による機動力の向上"がコンセプトで、コウモリに昆虫の遺伝子を組み込んで骨格を強化し、体組織を徹底的に削除した結果、ハンターを大きく上回る機動力を獲得した。翼膜もないため飛翔能力は失われたが、手足の鉤爪を使って壁や天井を高速で移動し、そこからの強襲攻撃を行う。 名前はエジプト神話の死者、ミイラの神「アヌビス」が由来で、最低限の筋肉や内臓しか残っていない骸骨のような姿を指したもの。 なお、このクリーチャーを目撃したクラウザーは「ダイエットのしすぎ」と評している。 ジャバウォックS3 『C:V』に登場した「バンダースナッチ」をベースに、t-Veronicaウイルスを用いて開発された新型B.O.W.。 退化していた下半身が改善されたことで伸縮自在の右腕は失われたが、代わりに身体の各部から5本の腕が生えており、鋼鉄並みの硬度を持つ大鎌のような爪で攻撃や防御を行う(ゲーム中で使用するのは前面の3本のみ)。 知能も高く、対象の抹殺から捕縛まで幅広い命令を実行可能。 バンダースナッチがベースであるものの、外見は同じくt-Veronicaに感染して怪物化した青年スティーブに似ており、単純に比較した場合の戦闘力は劣るが量産が可能。 名前の由来も同じく「鏡の国のアリス」に登場する怪物である。 イビー+YX イビーに南米の気候に合わせた改良を加えたもの。 人間の遺伝子(染色体YX)が組み込まれており、そのため脚部が人間と同じ形状になり移動速度が大幅に上昇した。 ただし高温多湿な場所でしか活動できない欠点を持つため製造された数は少ない。 通常のイビーと同じように内部を撃たれると弱いが、外殻の強度が格段に高くなっており、難易度によってはリニアランチャーの直撃にすら耐えてしまう。 南米アリ t-Veronicaによって攻撃性などが増したアリ。 偶然にもアレクシアが研究用にしていたアリと近しい性質を持つ。 ピラニア t-ウィルスに感染し、凶暴性が増したピラニア。 トビウオのように水中から飛び出し、噛み付いてくる。 豆腐(Tofu) 本編クリア後のシークレットモードに登場する敵クリーチャー。 『2』にもミニゲームに隠し要素として登場した。 攻撃方法は体当たりのみだが威力が高く、ノーマルモードで4発、ハードモードだと2発で力尽きてしまう。 なお、『2』では関西弁で喋っていたが本作では言葉自体を発しない。 また、今作ではよりリアルな姿となっており亜種として焼き豆腐などが出現する。
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