京阪3000系電車 (2代)
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京阪3000系電車(けいはん3000けいでんしゃ)は、2008年(平成20年)に登場した京阪電気鉄道(京阪)の優等列車用車両。コンフォート・サルーン(COMFORT SALOON)の愛称を持つ。
注釈
- ^ 特急=淀屋橋発着・快速急行=中之島発着とする当時の施策による(臨時列車を除く)。京阪では快速急行の位置付けを「特急に準ずる列車」としている。
- ^ 6月30日付で3001F、7月2日付で3002F、7月16日付で3003F、7月31日付で3004F、8月28日付で3005F、9月16日付で3006Fが落成した[7]。
- ^ 京阪電車の「花鳥風月」として、「花」=車両を彩る副標やラッピング、「鳥」=京阪特急のシンボル・鳩マーク、「風」=疾走する車両そのものの姿、「月」=新しい車両フェイス、と定義している(登場時のパンフレットより)。
- ^ 種別表示には他の車両には入っていない「貸切」がある。これは鉄道友の会の試乗会の際に使用された。
- ^ 当初、方向幕を使用する他系列と比べて、種別表示の背景色がやや濃くなっていた(急行のオレンジ色の場合赤色寄り)が、2010年11月ごろからROMが更新され、色味が揃えられた。
- ^ LED式行先表示器・シングルアーム式パンタグラフともに、大津線系統ではすでに800系で採用されている。
- ^ アルミナ粉末を滑り止めに使っている主流の関西私鉄では唯一のセラミック粉末を使ったセラジェット採用事業者[9]。
- ^ 上りの京都府内と下りの大阪府内走行中およびその他の行先は従来と同じ表示になる。
- ^ 13000系に合わせて、乗降ドア周辺への警戒色(オレンジ色ライン)の配置、ドアチャイムやデジタルサイネージの設置などの小改造が行われている。
- ^ なお、平日ダイヤにおいては昼間運用に充当される5編成の他、夕方に残り1編成が出庫して、20分毎となる中之島駅 - 出町柳駅間の快速急行の運用に加わるため予備編成が存在しないことから、本系列の検査時には一般車8両編成が代走していた。
- ^ 平日ダイヤでは上りの深夜の淀屋橋発出町柳行き1本、土・休日ダイヤでは早朝・深夜の淀屋橋発出町柳行きにそれぞれ1本。
- ^ 朝ラッシュ時は中之島発萱島行きと萱島発中之島行きに各1本。このうち萱島発中之島行きは回送の折返しである。夕ラッシュ時は萱島発中之島行きの1本。
- ^ 差し替えられた本数が合わない理由は、いずれも三条駅・樟葉駅 → 淀屋橋駅間を回送して送り込まれる列車の運用と差し替えを行ったため。
- ^ 朝は中之島線直通の通勤快急・快速急行運用が中心であったが、夕方以降は淀屋橋発樟葉行き準急の後、樟葉発中之島行き準急と中之島発樟葉行き快速急行に充当される運用のみとなった。土休日ダイヤにおける本系列の中之島線入線は廃止された。
- ^ 朝の中之島行き・出町柳行き、夜間の淀屋橋行きが消滅した。
- ^ 2016年9月24日の運用変更で中之島線乗り入れは夕方にはなくなり、平日朝の通勤快急中之島行き1本だけとなった。
- ^ 平日ダイヤの枚方市7:03発の中之島行き。
- ^ ほぼ全て淀屋橋駅発着、一部淀駅発着。
- ^ 通勤快急は朝の出町柳発中之島行き、快速急行は夕方の淀屋橋発樟葉行き。
- ^ 通勤快急(出町柳発中之島行き)・区間急行(萱島発中之島行き)・普通(中之島発萱島行き)、回送(中之島発寝屋川信号所行き)。
- ^ 樟葉発淀屋橋行き1本、淀屋橋発樟葉行き1本、淀発淀屋橋行き1本、出町柳発淀行き1本。
- ^ 萱島発淀屋橋行き3本、淀屋橋発萱島行き1本
- ^ 萱島発淀屋橋行き。
- ^ 一部は淀駅 - 出町柳駅間の運行。
- ^ 夜の淀屋橋発樟葉行き。
- ^ 朝の萱島発淀屋橋行きと深夜の淀屋橋発萱島行き。
- ^ 朝の寝屋川市発出町柳行き。
- ^ 本系列は当初、出町柳方から4両目と、5両目から7両目までの中間車を抜いた4・5・7両編成の組成が可能で、イベント時の臨時列車や支線での試運転時には4・5両編成を組成していたが、2013年より、出町柳方から3両目と4両目の間、同7両目と8両目の間の連結器を交換する固定編成化工事が行われ、中間車を抜いての運用ができなくなった。
- ^ 特別ダイヤでは9 - 11時台の京都方面行きは1時間に快速特急2本、特急4本、快速急行2本、15 - 17時台の大阪方面行きは快速特急2本、特急6本が運行された。
- ^ 当該時間帯の快速急行は全て一般車8両・7両編成での運行となり、本系列は特急に充当。
- ^ 一部代走あり。
- ^ 期間は9月17日 - 11月6日。
出典
- ^ a b c 製品紹介 京阪電気鉄道株式会社 新3000系電車電気品 - 東洋電機技報第118号(2008年9月発行)、東洋電機製造株式会社。2020年12月5日閲覧(インターネットアーカイブ)。
- ^ 京阪3000系3003編成に小変化 鉄道ニュース - 鉄道ファン・railf.jp 2017年8月5日掲載
- ^ 京阪線車両のカラーデザインを一新します
- ^ PHP研究所 京阪電鉄のひみつ 107頁
- ^ 福島温也「京阪電気鉄道 現有車両プロフィール 2009」、『鉄道ピクトリアル2009年8月臨時増刊号』第822巻、電気車研究会、2009年8月 249頁
- ^ 「京阪電気鉄道 現有車両車歴表」『鉄道ピクトリアル』第822巻2009年8月臨時増刊号、電気車研究会、282-283頁。
- ^ 「関西鉄道車両コレクション」40ページ
- ^ セラジェット説明ページ - テス公式HPの使用車種一覧の写真で判別可能である。
- ^ “京阪3000系3003編成に小変化|鉄道ニュース|2017年8月5日掲載|鉄道ファン・railf.jp”. 鉄道ファン・railf.jp. 2020年9月4日閲覧。
- ^ 京阪電気鉄道配布広報誌「K PRESS」2017年9月号 P.16「3000系車両の正面デザインが変わります」
- ^ 京阪電車公式Twitter「沿線おでかけ情報」(2017年8月25日5時24分発信。同年同月26日閲覧)
- ^ 【京阪】3000系 伝統の「鳩マーク」表示開始 - 鉄道ホビダス RMニュース(ネコ・パブリッシング)2017年9月21日
- ^ “京阪3000系,特急で「鳩マーク」の表示を開始|鉄道ニュース|2017年9月18日掲載|鉄道ファン・railf.jp”. 鉄道ファン・railf.jp. 2020年9月4日閲覧。
- ^ “京阪3000系,“洛楽”で装飾灯の使用を開始|鉄道ニュース|2017年9月18日掲載|鉄道ファン・railf.jp”. 鉄道ファン・railf.jp. 2020年9月4日閲覧。
- ^ 京阪電車公式Twitter「沿線おでかけ情報」(2019年7月23日18時24分発信。同年同月同日閲覧)
- ^ 京阪電車公式Twitter「沿線おでかけ情報」(2019年7月23日18時57分発信。同年同月同日閲覧)
- ^ a b “京阪電気鉄道3000系「プレミアムカー」”. 鉄道ファン 2021年4月号 (交友社) 61 (4): pp.53 - 57. (2021-04-01). ASIN B08TQ7DTLV.
- ^ 京阪電鉄、3000系に「プレミアムカー」導入 京都―大阪の全特急に連結 - 日刊工業新聞 2018年7月10日5時発信、2018年7月11日閲覧。
- ^ 座席指定特別車両「プレミアムカー」に新車両を導入 2020年度、3000系「プレミアムカー」が登場 ~運転本数を拡大し、昼間時の全ての特急列車でご乗車可能に~ 京阪電気鉄道ニュースリリース 2018年11月8日
- ^ “京阪,2019年度の設備投資計画を発表|鉄道ニュース|2019年6月14日掲載|鉄道ファン・railf.jp”. 鉄道ファン・railf.jp. 2020年9月4日閲覧。
- ^ “京阪,2021年1月から 「プレミアムカー」サービスを拡大 〜3000系車両全編成に新造した「プレミアムカー」を導入〜|鉄道ニュース|2020年5月12日掲載|鉄道ファン・railf.jp”. 鉄道ファン・railf.jp. 2020年9月4日閲覧。
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- ^ “京阪が「青のプレミアムカー」披露 全席指定の高級感”. 朝日新聞デジタル (2021年1月21日). 2021年2月23日閲覧。
- ^ 『AGCのinfoverre® WindowシリーズBarタイプ、京阪電鉄3000系プレミアムカーに採用』(PDF)(プレスリリース)AGC/交通電業社、2020年5月15日。 オリジナルの2021年2月21日時点におけるアーカイブ 。2021年3月27日閲覧。
- ^ “京阪3000系「プレミアムカー」新造車ならではの改良も - 写真69枚|2021年1月21日掲載”. マイナビニュース. 2021年2月3日閲覧。
- ^ 橋村季真 (2023年6月10日). “京阪3000系「中之島線開業のシンボル」から大躍進 プレミアムカー連結、快速特急「洛楽」でも運用”. 東洋経済オンライン (東洋経済新報社) 2023年7月7日閲覧。
- ^ okeihan_netのツイート- X(旧Twitter)
- ^ “京阪13000系13021編成に13871号車が組み込まれる”. 鉄道ファン・railf.jp (2023年7月1日). 2023年7月4日閲覧。
- ^ 『私鉄車両年鑑2013』、イカロス出版、2013年3月、75頁
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- ^ 京阪沿線で『ルーヴル美術館展』開催をPRし、旅客誘致を図ります! (PDF) 2009年6月15日 京阪電気鉄道 報道発表資料
- ^ “京阪 私市駅で『おりひめとひこぼしの出逢い』を開催|鉄道ニュース|2010年7月8日掲載|鉄道ファン・railf.jp”. 鉄道ファン・railf.jp. 2020年9月4日閲覧。
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- ^ 3月2日(土)から「きかんしゃトーマス号2013」の運転を開始します! 今回は4編成が登場&うち1編成のメインキャラクターは投票で決定! (PDF) 2013年2月18日、京阪電気鉄道
- ^ “京阪3000系に「第75回菊花賞」ラッピング”. railf.jp(鉄道ファン・交友社) (2014年10月9日). 2021年3月20日閲覧。
- ^ 京阪電車(電車・駅のご案内)公式Twitter.2016年8月8日18:24(JST)ツイート
- ^ “琵琶湖疏水観光キャンペーン「琵琶湖疏水、水と歴史の、みちめぐり。」”. 京阪電気鉄道. 2016年9月23日閲覧。
- ^ “「事件の予感…」名探偵コナンが京阪電車をジャック、運行スタート”. Lmaga.jp (2022年9月16日). 2022年11月20日閲覧。
- ^ conan_ginmakuの2022年9月22日のツイート、2022年11月20日閲覧。
- ^ 「2009年度ブルーリボン賞・ローレル賞決定」 (PDF) 鉄道友の会、2009年6月15日
- ^ “都市間通勤車両 「京阪電気鉄道 3000系車両」”. 公益財団法人日本デザイン振興会. 2023年4月29日閲覧。
- ^ “2022年 ブルーリボン・ローレル賞選定車両”. 鉄道友の会 (2022年5月26日). 2022年5月26日閲覧。
- 1 京阪3000系電車 (2代)とは
- 2 京阪3000系電車 (2代)の概要
- 3 概要
- 4 プレミアムカー
- 5 半端車の13000系編入
- 6 ラッピング
- 7 受賞
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