クロ481形 (1 - 5)
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「国鉄485系電車」の記事における「クロ481形 (1 - 5)」の解説
1968年の奥羽本線山形・磐越西線喜多方電化完成により「やまばと」「あいづ」が本系列化されることになったが、仙台運転所の編成には次の制約が課された。
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クロ481形 (101 - 104)
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「国鉄485系電車」の記事における「クロ481形 (101 - 104)」の解説
全車仙台運転所に新製配置された。1982年には4両とも南福岡区へ転出、分割民営化でJR九州に承継。1988年(昭和63年)に鹿児島所へ転出。1995年から1996年にかけて全車廃車となった。
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クロ481形
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クロ481-51 クロ481-56KE9形ジャンパ連結器装備後 51 - 57 1968年10月1日ダイヤ改正で東北特急は上野方先頭車をクロ481形とした9両編成に統一されることになり、仙台運転所所属のサロ481形全車に郡山工場で施工した先頭車化改造である。 改造は種車の車体一部を分解し、当該台枠上に車両新製時と同様の方式でボンネット型運転台を組上げる工法が採用された。その際に台枠の延長は行われていないためクハ481形0番台よりも全長が短いほか、新製車の0番台も改造車の設計に合わせたことから差異はない。 改造後も仙台所属で東北特急で運用され、さらに仙台運転所配置先頭車独自となるタイフォンのボンネット部移設ならびに屋根上前灯カバーもホイッスル部スリットから雪の浸入による溜帯防止のためカバー後方を切欠く改造も郡山工場で施工されたが、1975年に翌1976年の「かもめ」「みどり」運転開始に伴う車両転配で方向転換が必要となったことから、後位側両渡り化改造を施工した上で7両とも南福岡電車区へ転出。国鉄時代の1981年に53が事故廃車。東北新幹線開業による転用で仙台から100番台車転入により、1982年12月に52が、1983年12月に54が余剰老朽廃車となった。 分割民営化で51・55 - 57の4両がJR九州に承継。引き続き南福岡配置とされたが、1988年3月13日ダイヤ改正で鹿児島運転所へ転出。同時に転配されたクロ480-1 - 15と共通運用となったことから再び下り方へ方向転換を実施。このうち56は1990年から施工開始となったRED EXPRESS化改造工事による「有明」水前寺乗入対応編成予備車不足に対応が必要となったことから、前面スカート部にサービス電源三相交流引通用KE9形ジャンパ連結器を追設装備する改造が施工された。 1991年に55が、1993年に51が老朽廃車。RED EXPRESS化施工された56・57は100番台車とともに「にちりん」「有明」運用に充当されたが、1995年4月20日ダイヤ改正で「にちりん」運用が終了し「きりしま」専従となった際にグリーン車連結を中止したため運用離脱。同年中に廃車ならびに廃区分番台となった。 サロ48119 20 21 22 23 24 25 クロ48151 52 53 54 55 56 57 301 1990年にJR九州小倉工場(現・小倉総合車両センター)が南福岡電車区配置のクハ481-243へ施工した全室グリーン車化改造で1両のみの区分とされ、改造施工後は鹿児島運転所に配置された。 改造により出入台前位に乗務員室を増設したため乗降扉横の窓が2分割されており、シートピッチ拡大により窓配置が一致しないほか、座席は落成時が通常の2+2配置とされたものの1991年以降に実施された2+1の3列配置へグレードアップが施工された。 1995年4月20日ダイヤ改正で「にちりん」運用が終了し「きりしま」専従なった際にグリーン車連結を中止したため南福岡電車区へ転出。同区配置のクロ480形と「にちりん」「かもめ」で共通運用されたが、2000年3月11日ダイヤ改正で同区の全室グリーン車運用終了に伴い同年3月31日付で廃車ならびに廃区分番台となった。 クハ481243 クロ481301 2001 - 2005・2101 クロ481-2002旧国鉄色 クロ481-2002しらさぎ色 クロ481-2101スーパー雷鳥色(旧塗り分け)客室窓配置に相違 しらさぎリニューアル以後の客室内 1989年3月11日ダイヤ改正で「スーパー雷鳥」が運転開始されることに伴い、同列車充当金沢運転所R編成用に吹田工場でサロ489形1000番台・サハ481形100番台へ施工した先頭車化ならびにグレードアップリニューアル改造である。 2101は種車がサハ481-118となるための区分で窓配置・車体長・搭載機器配置・台車形式が異なるが、以下は共通する施工内容である。 前頭部を流線型とし、前面展望を可能とするパノラマ運転台は、客室より低い位置に傾斜角をつけて設置。 前灯・尾灯はフロントガラス下部へ並列にまとめてケース内設置としたほか、フロントガラス内上部にも前灯を2基搭載する。 シートは乗客用扉から運転席に向かって通路を挟み向かって左側が2席、右側が1席の2+1配置とした上で床面を150 mm嵩上げしてセミハイデッキ化ならびに窓を上方へ拡大。また、2001~2005は車掌室を、2101は車販準備室をそれぞれ客室化。 塗装はオイスターホワイト(白)を基調とし、JR西日本のコーポレートである青色帯の上にピンク色のピンストライプを巻いた「スーパー雷鳥」専用色に変更。 落成直後は側面帯を正面まで回り込む仕様とされたが、短期間のうちに乗務員扉付近とライトケース周囲で帯を分断する仕様に変更し、乗務員扉と客窓間・正面フロントガラス下部運転席側に青色のJRマークを追加した。 MGは種車の床下搭載をそのまま継承したが、CPは次位に連結されるサロ481形2000番台へ移設となったことから、事実上のユニットとなった。「しらさぎ」転用時にサロ481形2000番台が廃車となったために以後は次位にCP搭載改造を施工したモハ485形500番台+モハ484形ユニットを連結することが限定された。 2001年3月3日ダイヤ改正で683系「サンダーバード」投入により「スーパー雷鳥」が廃止されたため塗装変更と内装リニューアルを施し同年7月12日より「しらさぎ」用Y編成に転用。2003年7月19日に「しらさぎ」も683系へ置換えられたため京都総合運転所へ転出。旧国鉄色へ塗色変更し「雷鳥」用A01 - A06編成に組成され同年9月20日から2011年3月11日まで運用されたのち、全車廃車となった。 クロ481-2001 - 2005・2101改造一覧種車 サロ4891001 1006 1003 1007 1009 サハ481 118 クロ4812001 2002 2003 2004 2005 2101 2201 1990年から「かがやき」と運用分離されていた「きらめき」も1992年3月14日のダイヤ改正でモノクラス4両→6両グリーン車組込編成で共通運用化されることになり、松任工場でクハ481-224に施工した以下のグリーン車化改造で後述する2300番台とほぼ同様の内容であるが、本区分は種車がクハ481形200番台によるものである。 座席を2+1配置12列に変更。 妻面ダクトを新形状の物へ交換 洗面所部に設置されていた側面方向幕を客室窓上へ移設。 1997年3月22日ダイヤ改正で「かがやき」「きらめき」が廃止となったため旧国鉄色に変更し「加越」「北越」に転用。さらに2002年には「加越」専従のK編成に組成されたが、2003年10月1日ダイヤ改正で「加越」が「しらさぎ」に統合され683系化されたことに伴い廃車。 2301 - 2303 1991年に「かがやき」用S編成へグリーン車連結のため吹田工場でクハ481形300番台を種車にグリーン車化改造を施工した区分。改造内容は前述の2201に準ずる。 1997年3月22日ダイヤ改正で「かがやき」「きらめき」が廃止となり、2301は旧国鉄色に変更され「加越」「北越」用に、2302・2303は新塗装に変更し「はくたか」用V編成に転用されたが、2002年3月23日のダイヤ改正で「はくたか」の681系置換えにより後述2両も旧国鉄色へ変更した上で2301も含めて「加越」用K編成へ転用された。 2003年に「加越」の「しらさぎ」統合ならびに683系化で余剰となるが、3両とも京都総合運転所へ転出して「雷鳥」用A編成に組成転用された。2009年に「雷鳥」運用減で福知山電車区へ転出し183系化改造が施工されたが、2011年に廃車となった。 2351 「スーパー雷鳥」編成に組成されていたクロ481-2001 - 2005・2101は、2001年に「しらさぎ」転用されたが、その際に基本編成は6本→7本になることからクロ481形は1両不足となった。このためクハ489-301に金沢総合車両所で施工したグリーン車化改造である。 2201・2300番台と同様に座席は2+1配置12列の定員36名へ変更したほか、床面を50 mm嵩上げ。車掌室ならびに業務用控室は省略する。2300番台とほぼ同様の改造形態であるが、種車が2300番台はクハ481形300番台であるのに対し本車はクハ489形300番台による区分であり、CPは床下搭載となるために助手席(1位側)下部のCP用機器搬入口が無く、前面ジャンパ連結器もクハ489形時代のままで側面方向幕の客室窓上移設は未施工でトイレ・洗面所設置のままなど相違がある。 「しらさぎ」の683系化に伴い、2003年7月19日に廃車。 クロ481-2201・2301 - 2303・2351改造一覧種車 クハ481224 307 325 327 クハ489 301 クロ4812201 2301 2302 2303 2351 備考 2301 - 2303は2009年にクロ183-2707 - 2709へ改造
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