金沢運転所所属グレードアップ改造車とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > 金沢運転所所属グレードアップ改造車の意味・解説 

金沢運転所所属グレードアップ改造車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 11:57 UTC 版)

国鉄485系電車」の記事における「金沢運転所所属グレードアップ改造車」の解説

グレードアップ改造施工画像は「スーパー雷鳥JR西日本1988年3月13日ダイヤ改正運転開始した「かがやき」きらめき」に充当する金沢運転所S編成施工し専用塗装ならびに内装デラックス化する改造工事である。 改造内容上述した上沼垂運転区施工車とほぼ同様であるが、「かがやき」きらめき充当車は当初普通車のみで全車指定席であったこと。さらに並行する北陸自動車道高速バス対抗する観点からシートピッチを1,010 mm拡大したが、窓割は従来のままのため座席配置と窓割が一致しない区画存在するほか、客室の上拡大は未施工デジタル時計内蔵案内表示器が仕切ドア上部では壁面設置となった相違点がある。 続いて1989年3月11日ダイヤ改正運転開始した「スーパー雷鳥充当R編成にも施工された。 グリーン車連結されることからクロ481形20002100番台ならびにサロ481形2000番台他形式から改造落成させているが、いずれも2+1の3列配置としクロ481形はパノラマグリーン車とした。このほか床面嵩上げ高を150 mmとし客室の上拡大施工肘掛にオーディオパネルを装備した普通車シートピッチ拡大ならびに床面70 mm嵩上げ上沼垂車同様に指定席車両にのみ実施で、自由席車両アコモデーション改善とどまった1991年以降七尾線電化による分割併合運用予定されていたことから、クモハ485形200番台連結する中間組込用のクハ481形200番台限定され正面貫通路使用された。 「かがやき」きらめき」用S編成1990年以降クロ480-2301・クロ481-2201・2300番台などの改造グリーン車組込んだが、こちらは座席床面嵩上げは未施工ならびにオーディオパネルは未装備であり、クロ480-2301を除きシートピッチは1,180 mmである。 改造種車は、モハ484形はAU71形、その他の車両改造車含めてAU13E形の冷房装置搭載する中期型以降車両限定されており、AU12形を搭載する初期型車両存在しない。 S編成充当車は1997年一部「はくたか」V編成ならびに加越」用K編成に、R編成充当車は2001年一部が「しらさぎ」用Y編成など転用されたが、いずれも2003年までに金沢での運用終了一部京都総合運転所転出し雷鳥」などで運用され2011年8月までに廃車となった

※この「金沢運転所所属グレードアップ改造車」の解説は、「国鉄485系電車」の解説の一部です。
「金沢運転所所属グレードアップ改造車」を含む「国鉄485系電車」の記事については、「国鉄485系電車」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「金沢運転所所属グレードアップ改造車」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

金沢運転所所属グレードアップ改造車のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



金沢運転所所属グレードアップ改造車のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの国鉄485系電車 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS