クモハ485形
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 11:57 UTC 版)
1 - 15 クモハ485-9運転席側後部グリルは機器室通風用 クモハ485-1助手席下側グリルは主電動機冷却風取入口 1984年 - 1985年にクロ480形0番台と編成組成をするモハ485形15両に以下の改造を鹿児島車両管理所・小倉工場・幡生工場で施工。 前位側にクハ481形300番台同様の運転台を設置し制御電動車化。 運転台後部に110 kVA・MGおよびCPを搭載する機器室としたため定員は16名減の56名。 客用扉・デッキを機器室後部に移設。 分割民営化時には全車JR九州に承継。最後まで残存した5が2016年1月18日に廃車され、区分消滅した。 モハ48597 98 100 101 102 104 105 109 111 113 116 118 120 134 145 クモハ4851 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 101 - 108 1986年に熊本発着「有明」の3両編成用に鹿児島車両管理所・小倉工場でモハ485形へ以下の改造を施工。 前位側にクハ481形300番台同様の運転台を設置し制御電動車化。 短編成用のため0番台と異なり機器室は未設置とし、MG・CPを省略し定員64名 出入台および行先表示器は後位側に移設。 後に「ハウステンボス」へ転用。さらに「K&H」カラーへ変更。最後まで残存した102が2015年1月5日に廃車され、区分消滅した。 モハ485202 231 240 241 242 243 244 245 クモハ485101 102 103 104 105 106 107 108 201 - 207 1991年に「スーパー雷鳥」の七尾線乗り入れに伴う付属編成用として吹田・松任の両工場でモハ485形へ以下の改造を施工。 前位に切妻貫通型の運転台を設置し制御電動車化。 後位車端に電話室を設置。 指定席車仕様として座席床面を70 mm嵩上、R55系フリーストップリクライニングシートを1,010 mmピッチで配置し、定員は60名。 前位側台車は種車のDT32E形に手ブレーキ装置とスノープロウなどを取付たWDT32形に変更 1995年の付属編成方向転換時に205が運用を外れ休車。1997年には201・203・204は「しらさぎ」運用へ転用された際に分割併合作業軽減化の観点から電気連結器を装着。2001年の編成変更の際にはユニットを組むモハ484形が組み替えられ、2003年まで運用された。 「スーパー雷鳥」用に残存した202・206・207は2001年の運用終了後は休車となり、2003年に205は廃車、残存車は交流機器使用停止措置の上でクモハ183形200番台に改造された。 モハ485219 220 235 236 246 247 239 クモハ485201 202 203 204 205 206 207 (クモハ183)201 202 203 204 205 206 1001 - 1009 「たざわ」短編成化のために土崎工場で改造された区分。MG・CPは省略されたが、編成中のMGが1基のみとなることから非常用の電源装置ならびに充電装置を搭載する。 改造工事は秋田所属車へ1986年7月 - 10月に施工。落成後の同年11月1日付で全車青森運転所へ転出し「たざわ」で運用開始。移管により1988年3月13日付で秋田へ再転出となったが、以後は運用減で以下の経歴となった。 1001・1009:上沼垂→幕張転出を経て1997年にジョイフルトレイン「ニューなのはな」へ改造 1002 - 1004・1007:「こまくさ」廃止による休車を経て2004年中に廃車 残存した1005・1006・1008は、引き続き秋田所属のまま「かもしか」で運用されたが、2011年に廃止のため廃車となり廃区分番台となった。 モハ4851017 1048 1019 1072 1080 1079 1073 1023 1076 クモハ4851001 1002 1003 1004 1005 1006 1007 1008 1009
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