クロ49形の一般用(クロハ49形)への改造
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/04 05:04 UTC 版)
「国鉄32系電車」の記事における「クロ49形の一般用(クロハ49形)への改造」の解説
戦後使用頻度の減少した貴賓車クロ49形を、伊東線で一般用として使用することになり、1953年4月に大宮工場でクロハ49形へ改造した。旧特別室から旧随伴員室(二等室)の前位の特別室に続く乗降扉脇のロングシート部までを二等室とし、仕切壁の位置を変更して旧仕切壁は扉を撤去して残りの旧随伴員室を含む部分を三等室として定員は73名(うち二等19名、三等54名)となった。三等室は座席のヘッドレストを撤去したほか、従来ドアエンジンが設置されていなかった前部扉にドアエンジンを設置している。 この改造に際し、2両とも下り(偶数)向きであることから49001を49000に改番した。後述の1953年6月の形式称号規程改正を先取りした形である。
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