施工内容
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制御装置をVVVFインバータへ変更。日立製、IGBT素子のVFI-HR1815Dで、抵抗制御時代と変わらずM1,M3,M5に1台搭載する。抵抗制御時代は1C8Mであったが、こちらは1C4M2群方式となる。 構想段階では主電動機出力を増強し電動車を減らすことも検討されたが、車両性能確保、工費抑制のため従来通り6M4Tが維持された。 主電動機は135 kWかご形三相誘導電動機(HS32530-03RB形)へ変更。20000系および10000系5次車と互換性がある。 駆動装置はWN継手方式の中実軸平行カルダンへ変更。 ブレーキ装置を回生ブレーキ併用の電磁直通ブレーキ方式 (HSC-R) に変更。さらに6000系に準じた遅れ込め制御方式に改良した。 パンタグラフを菱形のPT4320S-B-Mからシングルアーム式のPT7116-B1へ改装。最初に施工した9106編成では当改造では実施されず、後の検査時に実施された。 当初よりシングルアーム式PT7116Aを装備する9108編成もPT7116-B1へ改装されている。 M4車のパンタグラフを配管の台座なども含め完全に撤去。跡地への通風器増設等は行われていない。 警笛に電子警笛を追加。改造時期により音色が異なり、2007年度改造の9103編成と9108編成は30000系と同じ低音タイプ、その他の2006年以前に施工された編成は20000系と同じ高音タイプとなる。 運転台は構造面での変更はしないものの電流計・一部のスイッチ配列・表示灯類変更・モニタ装置のプログラム改修など最小限の改造が行われた。 省エネを強調するマークを前面貫通扉・車内妻面に掲出。 先頭車前面に車両番号の表示を追加。 一部編成では、EB装置の取付やつり革の増設、座席のバケットシート化や7人掛け座席へのスタンションポール設置なども同時に行われた。 なお本改造により設計最高速度が110 km/hから120 km/hに向上している。 編成改造日工場入出場日備考9106編成 2004.03.11 2004.02.02・02.03出場 (5両ずつ) 4月初旬まで省エネマーク及び前面車番表記なし・2008年2月にパンタグラフ改装出場時は101系2連のプッシュプルにより回送 9107編成 2005.01.18 2005.01.18出場 以下、改造と同時にパンタグラフ改装 9101編成 2005.10.27 2005.07.12入場・2005.10.27出場 以下、東急車輛にて施工。 9104編成 2006.02.20 2005.11.07入場・2006.02.21出場 9105編成 2006.10.05 2006.06.07入場・2006.09.28出場 この編成のみ改造と同時にバケットシート化及びスタンションポール設置 9102編成 2007.03.31 2006.11.06入場・2007.03.27出場 9103編成 2007.10.03 2007.06.06入場・2006.09.27出場 以下、改造と同時にEB装置取付及び電子笛の音色変更 9108編成 2008.02.06 2007.10.15入場・2008.01.31出場 出場後の極短期間、前面車番表記なし ワンマン化改造車の車内新2000系の特修車に近い見付となった。(写真は9108編成) 先頭車のフリースペース簡易的な腰掛が設置されている。(写真は4号車)
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両端2両(クハ9100・モハ9200・モハ9900・クハ9000)を抜き出して4両編成に短縮 ワンマン運転関連機器(運転士マイク・デッドマン・ホーム検知装置等)の搭載デッドマン対応のマスコンは一部101系から流用されている。 モハ9200のパンタグラフは2台に増設高圧配管は屋根上を通し前位側にまとめられている。 クハ9000に蓄電池を搭載 先頭車前面貫通扉のワイパーを電動化ダブルアームとなった他、若干高い位置に移された。 行先表示機は種別表示を省略・行先の字幕を多摩湖線向けの内容へ変更前面はガラスの裏から黒のフィルムを、側面はガラスの表から車体色のフィルムを貼り付けて封鎖。 行先の字幕の収録内容は新101系特修車の多摩湖線分に準じたもの+多摩湖とされている。 両先頭車にフリースペースを設置フリースペースには簡易的な腰掛が設けられた。その他の仕様は非常通報装置がない点、妻窓が戸袋でない点を除き車椅子スペースに準じる。 優先席部の吊手を低位置化 ドア付近の床材を黄色へ変更 弱冷房車を2号車から3号車へ変更 戸袋窓の簡易封鎖に使われるフィルムの貼り付け位置をガラスの裏面から表面へ変更(黄色編成のみ) 通風器は全撤去、座席はバケットシート+スタンションポール、SIVはIGBT素子のタイプへそれぞれ統一 9102・9103編成には両先頭車に車輪塗油装置を設置 改造前後にクーラーをCU721の2010年代製造分へ統一 編成改造日(出場日)営業運転開始横瀬への回送武蔵丘への牽引回送備考9108編成 2020.07.28 2020.10.01 2019.10.11 2019.10.24 SIV故障のため2019年5月より運用離脱・「L-train」ラッピング解除も、レジェンドブルー塗装を維持 9105編成 2020.10.07 2020.10.10 2020.06.09 2020.06.18 9102編成 2021.01.08 2021.01.11 2020.08.18 2020.08.27 改造と同時に車輪塗油装置設置 9103編成 2021.03.24 2021.03.25 2020.12.01 2020.12.10 改造と同時に車輪塗油装置設置・「RED LUCKY TRAIN」ラッピング解除も、赤色塗装を維持(ドア・飾り板はステンレス無地へ) 9104編成 (2021.06.15) 2021.06.17 2021.02.24 2021.03.04
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「JR東日本719系電車」の記事における「施工内容」の解説
車体 塗装変更。 側面客用扉3箇所のうち、運転席寄り1箇所を残して埋込。さらに隙間から雪の侵入を防ぐ対策を施工。 クモハ719形のパンタグラフをシングルアーム式に換装。 客用扉埋め込みによるドアステップ廃止に伴い台枠形状を変更。 車内 クモハ719-701 車内 クシ718-701 車内 内装を明治・大正時代の近代建築ならびに会津漆器の質感を基本としたデザインに変更。 連結面貫通扉を自動化。 クモハ719-701(Mc 座席車)は以下の仕様変更を実施。4人掛けボックスシート6組・2人掛けボックスシート4組・1人掛けシート4席の座席定員36名へ変更。 乗務員室後部に荷物置場を設置。 後位側車端部にフリースペースとベンチを設置。 消費電力を約30%削減したLED照明を採用。 クシ718-701(Tdc カフェカウンター車)は以下の仕様変更を実施。車体左側に天板を人工大理石としたカフェカウンターを設置。 カウンター後位側にカウンター席6席を設置。ただし定員は0名である。 車内照明は間接式ならびにダウンライトを採用。 トイレは温水洗浄便座付き洋式に交換の上で新たにパウダールームを設置。
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