車両性能
車両の走る、曲がる、止まるに加えて快適さ、使いやすさ、さらに安全性、耐久性を含めた実車性能をいう。性能は大別すると、走行性能(動力、燃費、操縦、安定、制動、ドライバビリティ、冷却、空力)、快適性能(振動、騒音、乗り心地、空調、音響)、実用性能(視界、視認、各部操作性、室内、荷室広さ、乗り降り、ドア、リッド)、安全性能、規制対応(排気ガス、騒音など)、耐久性能などがある。これらの性能は車両の目的、狙い(コンセプト)により重要度づけがなされ、全体最適化が行われる。
車両性能
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 11:39 UTC 版)
台車は500系と同一品を装着し、これはのちに登場した16両のB編成も踏襲している。東海車C編成用の台車と歯車比(C編成2.96に対しE編成2.79)が異なるため、制御装置の特性を変更して起動加速性能を合わせている。 700系の動力性能により、最高速度はB編成・C編成運用の「のぞみ」と同一の285km/hで、かつ途中停車駅での後続列車の待避は一部を除き原則行われていない。新大阪 - 博多間の標準所要時間は2時間45分で「のぞみ」と比べて6 - 22分の差でしかなかった。そのため、「さくら」が登場する前の山陽新幹線の指定席利用者は座席の快適性や指定席特急料金が「のぞみ」よりも安かったこともあって「レールスター」を指名する客が多く、座席数の少ない「レールスター」の指定席は常に満席に近い状態で「のぞみ」よりも先に売り切れることもあった。 走行速度が285km/hに達すると、車内案内表示器に「Rail Star(ロゴマーク) ただいまの速度は285km/hです。We are now travelling at 285 km/h.」と表示される。なお、500系では300km/hで表示されたが、N700系では表示しない。
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