車両形式
すべての鉄道車両は、それぞれの形式を持っています。これは車両の外観ばかりでなく、直流式、交流式など動力機関による違いや電動車、制御車、付随車など、その車両性能、構造による相違から区分けされています。車体についている記号や番号で、その車両形式が分かるようになっています。
例えば電動客車、制御客車、付随客車がそれぞれ「モハ」、「クハ」、「サハ」などと呼ばれ、これに6000形、8000形といった基本的な車両形式の呼び名が加わって車体に表示されています。「形」の代わりに「系」を使う場合もあり、車両は同じように見えても、性能の相違や個性があります。
最近は車両の性能が向上していますが、一般的に車両性能とは走行に関する加速、減速度、走行抵抗を総称して示します。回生ブレーキのある車両は回生した電力を架線に返して再利用するので省電力車両といわれています。
車両形式
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 10:08 UTC 版)
新造車は基本番台、座席間隔が拡大された1956年(昭和31年)以降製造の100番台(クハ86形・サハ87形)・200番台(モハ80形)、全金属車体となった300番台の番台区分が存在するほか、改造形式についても解説を行う。 なお、1960年(昭和35年)7月1日に等級制度が3等制から2等制に、1969年(昭和44年)5月10日には運賃制度改定により1等→グリーン車・2等→普通車に、それぞれ変更されているが本項では落成当時の状況に合わせるものとする。
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