赤色塗装
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/13 16:09 UTC 版)
「スイス国鉄Re410形電気機関車」の記事における「赤色塗装」の解説
スイス国鉄では機関車の新しい標準色を赤とすることとなり、Re4/4I形1984年6月21日の10043号機以降、R3と呼ばれる大規模修繕の際に順次赤系の車体塗装に変更となり、車体は赤色をベースに車体裾部がダークグレーで赤色との境界部分に白帯が入り、1次形は側面のルーバーが銀色となるように変更されている。 1984年当初使用された赤色はスイス国鉄のロゴなどに使用され、1996年以降ドイツ国鉄の電気機関車にも使用されているものと同じRAL3020(色名:Verkehrsrot 、通称SBB-Rot)であったが、1985年にはこれよりも濃いRAL3000(色名:Feuerrot)を使用することとなり、その後の塗装変更機はこの色に変更されている。なお、最初に塗装変更された10043号機は車体裾部の白帯がないものであったほか、廃車の進展によりR3大規模修繕が1992年の10001号機以降Re4/4I形には実施されなくなったため、14機は廃車まで濃緑色塗装のまま、10050号機は廃車までTEEの塗装のままであった。赤色の種別ごとの機番は以下のとおり。RAL3020の機体(5機、塗装変更:1984年6月21日 - 1985年6月27日)1次形:10010、10025 2次形:10043、10049、10038 RAL3000の機体(30機、塗装変更:1986年3月7日 - 1992年8月27日)1次形:10001、10003-10009、10011、10012、10014、10016-10019、10022、10023 2次形:10027-10037、10044、10045、10048
※この「赤色塗装」の解説は、「スイス国鉄Re410形電気機関車」の解説の一部です。
「赤色塗装」を含む「スイス国鉄Re410形電気機関車」の記事については、「スイス国鉄Re410形電気機関車」の概要を参照ください。
- 赤色塗装のページへのリンク