TEE塗装
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/10 06:43 UTC 版)
「スイス国鉄Re420形電気機関車」の記事における「TEE塗装」の解説
1957年から運行されたTEEの専用機として、11158-11161、11249-11253号機の9機が赤とクリーム色からなるTEE標準色で1969年および1972年に製造され、同様にTEE塗装に変更されたRe4/4I 10033、10034、10046、10050号機の4機とともに運行されている。 車体は下半部を赤、上半部をクリーム色、正面ステップ部を白としたもので、紋章、切抜文字類は基本的には標準塗装機と同様であるが、赤とクリーム色の塗分位置との関連で正面のスイス国旗の紋章が標準塗装機より上方へ、側面の「SBB」、「CFF」もしくは「FFS」の切抜文字が下方へ設置されている。 その後のTEEのインターシティへの移行に伴い、TEE塗装機も標準塗装へ変更されることとなり、11158-11161号機が1981-1982年に濃緑色塗装へ、11249-11253号機が1993年-1994年に赤塗装へ変更され、車体の紋章および切抜文字の位置も従来機同様に変更されている。
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TEE塗装
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/13 16:09 UTC 版)
「スイス国鉄Re410形電気機関車」の記事における「TEE塗装」の解説
Re4/4I形は年以降TEEの牽引に使用されており、10046、10036号機などが濃緑色塗装のまま正面にTEEのエンブレムを設置していたが、1972年2-8月には10033、10034、10046、10050号機がTEE牽引用として専用塗装となり、車体下半部をTEE指定色である濃赤色(RAL 3004、色名:Purple red)、上半部を同じくベージュ(RAL 1001、色名:Beige)、車体裾部を同じくグレー(RAL 7016、色名:Anthracite grey)として、車体裾部のグレーと濃赤色の境界の側面部のみベージュの細帯が入るものを標準とし、床下および床下機器をダークグレー、屋根上機器および屋根を銀色もしくはライトグレーとし、正面にはクロームメッキの機番の切抜き文字のプレートを設置している。なお、1972年の塗装変更直後は各機体によって下記の通り塗装に差異があった。10033:標準塗装、正面の機番プレートは濃赤色のものを正面中央部に設置 10034:標準塗装、正面の機番プレートは当初はベージュ、後に濃赤色のものを正面中央部に設置 10046:車体側面裾部のベージュの細帯がなく、正面の機番プレートは正面下部に設置 10050:車体裾部はダークグレーではなく車体下半部と同じ濃赤色で、ベージュの細帯もなし、正面の機番プレートは正面下部に、正面中央部にはスイス国旗の紋章を設置 1973年4月から7月にかけて前面にはスイス国旗の白十字と矢印をデザインしたスイス連邦鉄道のエンブレムが設置され、機番は正面中央部に切抜き文字が直接車体に設置されるものとなり、塗装も標準塗装に統一されている。 その後10046号機は1983年に緑色塗装に戻され、10033、10034号機は1987年に赤色塗装に変更されているが、10050号機は廃車までTEE塗装のままであった。
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