イカ娘の友人達
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/22 10:12 UTC 版)
相沢たける(あいざわ たける) 声 - 大谷美貴 相沢家の第3子・長男。小学3年生。 好奇心旺盛な性格で、イカ娘のことを遊び相手としてとらえている。イカ娘の触手やイカ墨を全く怖がらず、というよりもむしろ楽しんでいる。 細やかな心遣いの出来る優しい少年で、イカ娘がよその少年たちとトラブルを起こした時には間に立って事を収めたり、イカ娘がたけるの持ち物を壊して謝った時にも内心の動揺を隠して笑顔で許したりなどしている。小学生ながら対人関係にも長けており、イカ娘が突拍子も無い事を言い出しても適当に調子を合わせている。イカ娘にも「空気の読める男」と扱われている。純真な性格であり小学生にありがちな下ネタを言っただけで他の姉妹が困惑するほどである。 努力家で勉強にも意欲的に取り組み、夏休みの宿題を早く終わらせたり、英語も簡単な英会話くらいならできるが、さらに上達すべくシンディーに教えてもらったりしている。 ボウリングでイカ娘の特訓の結果として前方伸身宙返りで投球するクセがつくなど、身体能力も持つ。元々泳げなかったが「海の近くに住んでいるのに泳げないのは恥ずかしい」と悟郎に水泳を習った。サッカーが得意。 髪はトゲトゲ状に直立し、普段着は「GO!」と書かれたTシャツを着ていることが多い。見た目には相沢家の他の姉妹と似ている部分が無く、たけるにはそれがないことから、イカ娘が「本当に姉弟なのか」という疑問を持った時は千鶴と栄子で何が何でも共通点を探された。 カレーライスが大好物で、苦手なのはグリーンピース。 イカ娘からは「単純な顔」「特に特徴が無いから」と変わったイメージは持たれておらず、「何か次元の壁を超えた」リアルなイラストを書かれた。 イカ娘の呼び方は「イカ姉ちゃん」。 長月早苗(ながつき さなえ) 声 - 伊藤かな恵 栄子の幼なじみで友人、同級生。16歳。栄子と同じく倉鎌高校の1年に在籍。 イカ娘に一目惚れし、以降は恋愛対象として異常なほどの執着を見せるようになる。イカ娘には迷惑がられているが、早苗本人は全く気にしていない。 その言動及び愛情表現は過激でイカ娘しか興味が無い。しかも時として常軌を逸脱する事から、イカ娘本人から非常に疎まれ、恐れられている。当初はイカ娘に好かれることを強く望み色々と努力したが、後には自分の欲求に忠実に行動することを選んだ。 あらゆるチャンスを利用してイカ娘とのスキンシップに持ち込もうとするが、結局は失敗してばかりいる。その際は必ずと言っていいほどイカ娘の触手やヒレ(ピコピコ)に叩きのめされたり、縛られて振り回されたりするが、ドMなので、こうした攻撃に対してすら強烈な快感を覚えている。 イカ娘に関わる際の行動力は凄まじく、多額の出費も惜しまず、資金面には特に困っている様子もない。撮影用のカメラ買い換え、「れもん」でイカ娘のキャラクター商品を発売した際は全て早苗が買い占め、渚に対しイカ娘に好かれる方法をお金で教えてもらおうとしたり、栄子と違いゲーマーではないがゲーム好きのイカ娘のため次世代ゲーム機を2台購入、アニメでは、クラゲ取り大会で勝利するために他の参加者が捕獲したクラゲを買おうとしたりと、お金で物事を解決しようとする傾向もしばしばみられる。また、イカ娘に関する話題になると所構わずいきなり登場するなどストーカーと思しき行動もしている。 イカ娘に危険が迫った際には捨て身の覚悟で助けようとする勇敢さも持ち合わせている。栄子に頼まれてイカ娘の危機を救う事もある(ゲソニンムルゴボング病に罹患したイカ娘をエビの着ぐるみを着てイカ娘に抱きつかせた。しかし、本人は桃源郷に旅立った)。また、イカ娘のSPを自ら買って出て就寝中のイカ娘を守ったが、最終的には、自らロープで自分を縛っており、「悪い人間は捕まえた」とのこと。 趣味はイカ娘の写真撮影。当初はイカ娘のコスプレ写真を撮影していたが、現在はコスプレ写真を撮ることはやめた模様。しかし写真撮影は今後もするつもりでアルバムはそのために分厚くしている。食卓にもイカ娘の写真を飾っており「食が進む」とのこと。イカ娘グッズを多数保有しており、その中には「れもん」で買ったキャラクターグッズだけでなく抱き枕など自作したものも含まれている。 イカ娘と親しく接する栄子や清美にしばしば嫉妬する。それは空間が大きく歪むほど凄まじい。しかし、清美とその後輩たちがイカ娘と親しむ様子を見てからは、イカ娘は慕われることが自然な人柄であるとの思いを持ち、多少は現況を受容する気になった。また、清美を通じてイカ娘と親しくなるチャンスをうかがっているためむしろ仲良くしようと心がけ、清美に対してはその変態性を知られまいと努力しているが、イカ娘と清美を自宅に招待した時に、後で忘れ物を取りに来た清美に大量のイカ娘グッズ(自作品も含む)を見られたときには、引かれると思いきや、感激して唯一自分のイカ娘愛を共感してくれたことから、友情が芽生え、自分の持っているイカ娘グッズを全部清美にプレゼントした。(本人曰く)「イカ娘グッズの予備を全部持っている」。 性格は本人曰く、「ちょっと引っ込み思案で恥ずかしがり屋」。栄子からは「天然」と言われている。 髪の色は栗色で、髪型はショートカット、常に白い無地のカチューシャを着用している。服装はキャミソールをよく着用する。 イカ娘に関しては千鶴も目をみはるほどの運動能力を発揮、イカ娘を追いかける際の走力はオリンピック選手並。砂浜にビーチサンダル履きという悪条件にもかかわらず12秒88を叩きだした。泳力はイカ娘の口紅(しかし、イカ娘が海に投げたのは相沢家のシャチハタのハンコであった)を追いかけるためにバタフライでイースター島まで追いかけるほど。ただし、イカ娘関連以外では、清美からバドミントンを教わった時は10分でバテている。 イカ娘に対しては嗅覚も特別な威力を発揮するようで、たまたま商店街に買い物に来ていたイカ娘を匂いで発見した。 いわゆる如何物食いの傾向があり、栄子曰く、小学生の時にはイモムシ、中学生の時にはジグモを「カワイイ」と言っていたが、イカ娘への執着がこの延長なのかは不明。ドラマCDでの発言を見るに今でもこれらのものについてかわいいと思っている模様である。 コスプレ衣装や抱き枕などの裁縫は得意だが、その他の家事や日曜大工は不得手で料理は特に下手。またスクーターを購入してから原付免許をとろうとしているが、矢印の標識でイカ娘しか思い浮かべることができず落ちている。 「海の家れもん」が人手不足になると応援要員として働く事もある。 イカ娘や栄子と同様にプロトタイプが存在する。そちらでは身長や趣味などの設定がされていた(身長154cm)。 イカ娘が早苗に対して持つイメージは「ゾンビ」。 イカ娘の呼び方は「イカちゃん」。 紗倉清美(さくら きよみ) 声 - 菊池こころ 近所の家の女の子で、イカ娘の友達。中学3年生で長谷中学校に在籍。 たけるとユウタに触発され、イカ娘が出来心でピンポンダッシュしようとしたのがたまたま自分の家だったことからイカ娘と知り合った。ピンポンダッシュが千鶴に知られるのを恐れたイカ娘に友達のフリをしてくれるよう頼まれたが、「フリ」を断り、本当の友達になった。 温厚かつ清らかな性格で、イカ娘に対するときもごく穏当に友達づきあいを楽しんでいる。早苗とも友人になろうとしており、早苗の持っている大量のイカ娘グッズを見てしまったときは、早苗のイカ娘愛に感激していた。 また、間違っていると感じた言動に対しては毅然として直言する気丈さと正義感も持ち合わせている。 学校では女子野球部の部長(漫画ではバドミントン部)。本来のポジションではないが、投手の子が熱を出して出場できないときはピッチャーとファーストを務めた。プライベートでは部員全員揃った時のみ活動する「侵略部」の副部長である。 黒(アニメでは茶色)のロングヘアを後ろで2つに束ねたヘアスタイルで、眼鏡をかけている。 胸が小さい事を悩んでおり、実際に周りに巨乳がいることでコンプレックスに陥ることがある。七夕の短冊にかける願い事に「部活で県大会にみんなといけますように」と書いていたが、短冊の裏に「もっと胸を」と書いているのをイカ娘と栄子に見つかりそうになり必死で塗りつぶしたこともある。 イカ娘の呼び方は「イカちゃん」。 望月知美(もちづき ともみ) 声 - 内山夕実 女子野球部員(プライベートでは侵略部部員)で、清美の後輩。髪型はツインテール。 清美と共に行動することが多く、よく一緒にイカ娘を遊びに誘いに来る。 胸が大きいのを自慢しており、海の家れもんに遊びに来るときは露出度の高い衣装でいる事が多い。 イカ娘の呼び方は「イカ先輩」。 西村由佳(にしむら ゆか) 声 - 杉浦奈保子 女子野球部員(プライベートでは侵略部部員)で、清美の後輩。髪型は外はねのショートヘア。 知美と同様に清美と共に行動することが多く、彼女らと一緒にイカ娘を遊びに誘いに来る。 侵略部発足にあたり活動内容を考えるなど、侵略部の活動をよく主導する。 渡辺綾乃(わたなべ あやの) 声 - 織部ゆかり 女子野球部員で、清美の後輩。原作では名前不明のバドミントン部員として数コマのみの登場だったが、アニメでは名前が与えられ侵略部にも所属となった。
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