イカ焼き・焼きイカ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/06 04:28 UTC 版)
日本各地で食べられており、イカ(スルメイカなど)を丸ごと使用し、調理中に甘い醤油の香りが漂う。足だけを使用した料理は「ゲソ」と呼ぶ。居酒屋のメニューに載るなど各種料理店で提供されているが、縁日などの屋台やバーベキューで食される事も多い。イカの姿焼きと呼ぶ地域もある 漁港がある函館市や寺泊、三河一色の名物ともされている。 調理方法 イカは胴体と足に分けると共に、わた(内臓)を取り除く。胴体に包丁で切れ目を入れる事が多い。 鉄板・フライパン・炭火などを使用する網を使用し、イカを焼く。バター醤油を使用して焼く場合がある。焼くと皮が縮む為に、入れられた切れ目が模様となる。 醤油(濃口醤油)を主にみりんや砂糖で多少甘味を追加したタレを絡ませて、さらに焼く場合がある(この時、非常に香ばしい香りが広がる)。焼く前に、味噌や醤油や塩麹などで漬け込んで味付けされた物もある。 好みによって、七味唐辛子やマヨネーズなどを掛ける。 皿に乗せたり、串を使用して食す。 ワタを「ゴロ」と呼ぶ地方などで胴体内にワタを入れて爪楊枝でとめてから調理するものは「イカのゴロ焼き」、ワタだけを焼いた「イカの肝焼き」などのバリエーションも存在する。 味付けをした後に小麦粉を付け、上下から圧力をかけて薄しながら焼いた「イカの姿焼き」・「イカ姿焼きせんべい」も存在する。 調理器具 焼き鳥用の調理器具に金属製の焼き網や鉄板を乗せて使用したり、お好み焼き用の鉄板を利用する場合がある。バーベキュー用設備や家庭用電熱フライパンでも調理される。
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