香ばしい

デジタル大辞泉

こうばし・い〔かうばしい〕【香ばしい／^▽芳ばしい】

読み方：こうばしい

［形］［文］かうば・し［シク］《「かぐわしい」の音変化》

１ よい香りがする。多く、食物を煎(い)ったり焼いたりしたときの、好ましい香りにいう。「—・いほうじ茶の香り」

２ 見た目や印象などがすばらしい。りっぱである。

「薄色の衣のいみじう—・しきをとらせたりければ」〈宇治拾遺・一二〉

３ 望ましく思う。心が引かれる。

「姿、みめありさま、—・しくなつかしきこと限りなし」〈宇治拾遺・六〉

[派生] こうばしさ［名］

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香ばしい

出典:『Wiktionary』 (2021/08/22 03:53 UTC 版)

和語の漢字表記

香ばしい（こうばしい）

1. こうばしいを参照。

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「香ばしい」の例文・使い方・用例・文例

• 香ばしいコーヒーの香りに誘われて、私はカフェに入って行った。
• オーブントースターのタイマーが鳴る。食パンがコンガリ焼けた、香ばしい匂い。
• 森林を思わせるような燻製(くんせい)肉の(香ばしい)におい.
• 香ばしい南部名物：鶏肉（または、小型猟獣の肉）にとうもろこし、トマト、ライマメ、オクラ、たまねぎ、およびじゃがいもを合わせたもの
• アップルソース入りの香ばしいしっとりしたケーキ
• リンゴの濃厚で黒っぽい香ばしいピューレ
• 刻んだ果物と野菜を生姜と香辛料の入った酢と砂糖の中で調理して作る、香ばしい薬味
• しばしばチョコレートを含む香ばしいソース
• クベバの香ばしい果実