イカ天ブーム終焉によるメンバー脱退 - 活動停滞
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「カブキロックス (バンド)」の記事における「イカ天ブーム終焉によるメンバー脱退 - 活動停滞」の解説
シングル『お江戸-O・EDO-』の発売から1カ月後の6月21日に1stアルバム『KABUKI-ROCKS』をリリース。その後も、アニメ『ドラゴンクエスト』のエンディング主題歌(虹の都)としてのタイアップや、映画『1990牡丹燈篭』への出演、東京音楽祭世界大会出場、全日本有線放送大賞新人賞等、破竹の勢いで進んでいくが、1990年末の『イカ天』放送終了によるバンドブームの沈静化により、“『イカ天』の顔”的な存在であったカブキロックスの人気にも徐々に翳りが出始める。 そんな中、ギターの青木秀麻呂が自身のバンド“ラヴ ミサイル”(1992年日本クラウンよりデビュー)を結成し、1991年の渋谷公会堂ライブを最後にカブキロックスを正式脱退。 続いて翌1992年には、脱退した青木の替わりにベースからギターに転向していた大槻セイシローも脱退してしまう。 また同じ頃、残ったメンバーのうち氏神と坂川は、ロックバンド“人間椅子”の和嶋慎治と3人で“かぶきいす”というアコースティックユニットを結成し、カブキロックスとは別にライブ活動を行っていた。 1993年、所属レコード会社をアポロンから東芝EMIに移籍し、アニメ『剣勇伝説YAIBA』の主題歌シングルを発売。その後、移籍第一弾アルバムとして3rdアルバム『勇気』をリリースした。さらに“平成の勇気ツアー”と題して全国ライブハウスツアーを敢行するも、活動機会は減少の一途を辿る。 そして遂にはドラムの井上晴之介も去り、氏神一番 (Vo)・坂川美女丸 (Gt)・健士郎 (Bs) による3ピースユニットとして、細々とライブハウスでの活動を続けることとなる。
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