かいそう

実用日本語表現辞典

怪僧

読み方：かいそう

僧侶らしからぬ容貌をした僧侶。帝政ロシアの祈祷僧・グリゴリー・ラスプーチンなどが怪僧と呼ばれている。

（2016年5月19日更新）

デジタル大辞泉

かい‐そう〔クワイサウ〕【会葬】

読み方：かいそう

［名］(スル)葬式に参列して、弔意を表すこと。「会の代表として—する」「—御礼」

かい‐そう〔クワイサウ〕【回想】

読み方：かいそう

［名］(スル)かつて経験したことを思いめぐらすこと。過去のことをふりかえって思いおこすこと。「少年の日を—する」

[補説] 「き」「けり」など、一般には過去の助動詞とされるものを回想の助動詞ともいう。山田孝雄の用語にもとづく。

かい‐そう〔クワイサウ〕【回^×漕／^×廻^×漕】

読み方：かいそう

［名］(スル)物資などを船で運送すること。「米を江戸へ—する」

かい‐そう〔クワイ‐〕【回送／^×廻送】

読み方：かいそう

［名］(スル)

１ 一度送られてきたものを、改めて他の場所に送ること。転送。「郵便物を移転先に—する」

２ 電車やバスなどを、空車で他の場所へ動かすこと。「車庫へ—する」

３ 他の図書館から、予約者が受け取りを希望した図書館に資料を送ること。移送。「—資料」

かい‐そう〔クワイ‐〕【快走】

読み方：かいそう

［名］(スル)気持ちがよいほど速く走ること。「追い風を受けてヨットが—する」

かい‐そう〔クワイ‐〕【怪僧】

読み方：かいそう

不思議な行法・能力の持ち主と見なされている僧。

かい‐そ・う〔‐そふ〕【^×掻い添ふ】

読み方：かいそう

《「かきそう」の音変化》

［動ハ四］ぴったりと寄り添う。

「渡殿の口に—・ひてかくれ立ち給へれば」〈源・空蝉〉

［動ハ下二］寄り添わせる。

「御髪(みぐし)長くうつくしうて—・へて臥させ給へり」〈栄花・花山尋ぬる中納言〉

かい‐そう〔‐サウ〕【改葬】

読み方：かいそう

［名］(スル)一度葬った遺体や遺骨を、別の所へ葬り直すこと。「郷里の墓に—する」

かい‐そう〔‐サウ〕【改装】

読み方：かいそう

［名］(スル)

１ 建物の内部や外の構えを直すこと。模様替え。新装。「店内を—する」

２ 荷造りや包装をし直すこと。

３ 本の装丁を新しいものに変えること。「—材料」

かい‐そう〔‐サウ〕【海曹】

読み方：かいそう

海上自衛官の階級の一。准海尉と海士の間で、一・二・三等海曹がある。諸外国海軍および旧日本海軍の上等・一等・二等兵曹に相当。

かい‐そう〔‐サウ〕【海草】

読み方：かいそう

１ 海中に生える顕花植物。アマモの類。

２ 海中に生えるアマモや藻類の総称。

かい‐そう【海^×葱】

読み方：かいそう

１ キジカクシ科の多年草。葉は根際から出て、幅の広い線形で肉質。秋、高さ1メートル近く花茎を伸ばし、白色の花を総状につける。地中海沿岸の原産で、鱗茎(りんけい)を利尿薬などに使用。

２ 海藻コトジツノマタの別名。

かい‐そう〔‐サウ〕【海藻】

読み方：かいそう

海に生える藻類の総称。アオサなどの緑藻、コンブなどの褐藻、テングサなどの紅藻類をさすことが多い。

かい‐そう【海送】

読み方：かいそう

［名］(スル)海上を船舶で輸送すること。海上輸送。

かい‐そう〔クワイ‐〕【潰走】

読み方：かいそう

［名］(スル)戦いに惨敗して、秩序なく、逃げること。敗走。「算を乱して—する」

かい‐そう〔‐サウ〕【開創】

読み方：かいそう

［名］(スル)ひらき、はじめること。特に、一寺を開くこと。「—年代」

かい‐そう【階層】

読み方：かいそう

１ 社会的、経済的地位がほぼ同じ程度の人々の集団。職業・収入・財産・学歴・年齢などが基準となって、格づけ・識別される。界層。「富裕な—」

２ 建築物の階の上下の重なり。

日本語活用形辞書

解そう、介そう、会そう

読み方：かいそう

サ行五段活用の動詞「解す」「介す」「会す」の未然形である「解そ」「介そ」「会そ」に、推量・意志・勧誘の助動詞「う」が付いた形。

終止形

解す  » 「解す」の意味を調べる
介す  » 「介す」の意味を調べる
会す  » 「会す」の意味を調べる

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古本用語集

改装(かいそう)

装訂の原態を改めること。方法として（1）粘葉装を袋綴じに、巻子本を折帖に、冊子本を巻子本に仕立て直したりする。（2）表紙を付け替える
（1）の場合は、糊の劣化や虫損などにより原態が保てなくなったことが考えられ、（2）の場合は、破損、虫損、汚染のほかに所蔵者の好みや古書肆の思惑によることがある。好みの表紙を用意しておいて、入手した本を時代にあう表紙に付け替えたり、蔵書を好みの表紙に統一したりする。また古書肆で古びを付け、価値を上げるためにも行われる。粘葉装を袋綴じに改めた本は折り目裏に糊の痕跡があるとか、袋綴じ本に表紙替えの疑いのある時は下綴じが着られていないか点検するなどの注意が必要である。

タクシー業界用語辞典

回送

かいそう - タクシーの営業状態

給油、食事、休憩、帰庫等のため空車で走行すること。
　
お客を乗せる意思が無いことを明示するため、必ず回送板を外から見易い場所に掲示しなければならない。

スラグ用語集

海草

読み方：かいそう
【英】：sea grass

うみくさ。海中に生育する顕花植物(種子植物)の総称。被子植物門・単子葉綱に属し、アマモ科(アマモなど)、トチカガミ科など

海藻

読み方：かいそう
【英】：sea weed

海中に生える植物のうち、被子植物・植物プランクトンを除いた、定着性の隠花植物の総称。紅藻類・緑藻類・褐藻類をいう。藻(も)、ノリなどもふくむ。

ウミガメ用語集

海草(かいそう) sea glass

アマモ、ウミヒルモ、ウミショウブなどの海に生えている顕花植物で、藻類である海藻と区別される。　

海藻(かいそう) sea algae

アオサ、ミル、ホンダワラなどの海に生えている藻類で、顕花植物である海草と区別される。　

ウィキペディア

海草 (食品)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/02/28 01:29 UTC 版)

海草（かいそう）とは、千葉県銚子市を中心とした千葉県東部から茨城県南東部にかけて伝わる海藻を使った郷土料理。海藻こんにゃくともいう。

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

かいそう

出典:『Wiktionary』 (2021/12/01 13:35 UTC 版)

同音異義語

かいそう

• 【会葬】葬儀に参列して弔意を表すこと。葬儀に参列すること。
• 【回送^(wp) / 廻送】 1.一度送られてきたものを改めて他の場所に送ること。転送。 2.電車やバスなどを空車で他の場所へ動かすこと。
• 【回想】かつて経験したことを振り返って思いを巡らすこと。過去のことを振り返って思い起こすこと。
• 【回漕 / 廻漕】物資などを船で運送すること。
• 【壊走 / 潰走】戦いに負けて秩序なく逃げること。
• 【海草^(wp)】海域に生育する種子植物^(wp)。水草の一種。
• 【海藻】海の藻類^(wp)のうち、肉眼で判別可能なものの総称。
• 【海曹】海上自衛隊の自衛官の階級名。
• 【快走】気持ちがよいほど速く走ること。
• 【階層】 1.建物の層の重なり。 2.データなどの上下に層を成した重なり。 3.社会的地位がほぼ同じ程度の人々の集団。職業・学歴・財産・年齢・身分・人種など様々な基準やその重なったものでつくられる。社会階層。界層。
• 【改装】 1.建物の内部や外の構えを直すこと。模様替え。新装。 2.荷造りや包装をし直すこと。 3.本の装丁を新しいものに変えること。
• 【改葬】埋葬されている遺体や遺骨を別の場所に葬り直すこと。
• 【開創】 1.ひらき、始めること。特に、一寺（一寺院^(wp)）を創設すること。