かそう

デジタル大辞泉

か‐そう【下層】

読み方：かそう

１ 幾重にも重なってできているものの下の部分。⇔上層。

２ 社会的地位や生活水準が低い階層。

か‐そう〔‐サウ〕【仮想】

読み方：かそう

［名］(スル)実際にはない事物を、仮にあるものとして考えてみること。仮に想定すること。「火災を—した避難訓練を行う」

か‐そう〔‐サウ〕【仮相】

読み方：かそう

実在しないものや形。仮の姿。仮象(かしょう)。

か‐そう〔‐サウ〕【仮葬】

読み方：かそう

［名］(スル)旅先・駐在先などで死去の際、現地で行う簡単な葬式。

[補説] 遺骨・遺体を本国や現住地に持ち帰ってから正式な葬儀を行う。

か‐そう〔‐サウ〕【仮装】

読み方：かそう

［名］(スル)

１ 仮に他のものの姿をすること。それらしく見せかけること。

「其(その)強硬な態度の何処かに何時でも—に近い弱点があるのを」〈漱石・道草〉

２ （1から）特に、余興や催し物などで扮装すること。「—行列」「ハロウィーンで—する」

３ 仮に装備して別のものにすること。「—空母」

４ その出来事が事実あったかのように見せかけること。「—売買」

か‐そう〔‐サウ〕【家相】

読み方：かそう

家の位置・方角・構造などから、その家に住む人の吉凶を判断する方法。中国伝来の陰陽五行(おんようごぎょう)説に基づく俗信。

かそ・う〔かそふ〕【^×掠ふ】

読み方：かそう

［動ハ四］《古くは「かそぶ」とも》

１ 盗む。奪い取る。かすめる。

「天つ日嗣高御座(たかみくら)の次(つぎて)を、—・ひ奪ひ盗まむとして」〈続紀宣命・一九詔〉

２ 人目をくらます。ごまかす。

「—・うで京内(きゃううち)参りを致してござる」〈狂言記・二千石〉

か‐そう〔クワサウ〕【火葬】

読み方：かそう

［名］(スル)遺体を焼き、残った骨を葬ること。荼毘(だび)。「—に付す」

[補説] 日本では、法律（墓地、埋葬等に関する法律）で死後24時間を経過しないと火葬にはできない。

か‐そう〔クワサウ〕【過早】

読み方：かそう

［名・形動］早すぎること。また、そのさま。「—着火」

「又演習の経過を—にし或は実戦にあるべからざる動作を演ぜしむべからず」〈歩兵操典・一九〉

日本語活用形辞書

嫁そう、貸そう、課そう、仮そう、架そう、化そう、科そう

読み方：かそう

サ行五段活用の動詞「嫁す」「貸す」「課す」「仮す」「架す」「化す」「科す」の未然形である「嫁そ」「貸そ」「課そ」「仮そ」「架そ」「化そ」「科そ」に、推量・意志・勧誘の助動詞「う」が付いた形。

終止形

嫁す  » 「嫁す」の意味を調べる
貸す  » 「貸す」の意味を調べる
課す  » 「課す」の意味を調べる
仮す  » 「仮す」の意味を調べる
架す  » 「架す」の意味を調べる
化す  » 「化す」の意味を調べる
科す  » 「科す」の意味を調べる

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ログハウス用語集

家相（かそう）

家の位置、方向、構造から吉凶を判断すること。中国から伝来した俗信で、陰陽五行説に基づく。たとえば東北の鬼門、西南の裏鬼門を忌み嫌い、東、東南、西北向きを尊ぶように、住む人、地形に関係なく、方角によって吉凶が決まる。

防府歴史用語辞典

火葬 （かそう）

遺体を火で焼いた後にほうむることを言います。焼いた遺体は壺［つぼ］に入れて、墓や納骨堂に納められます。インドではじまり、仏教とともに中国や朝鮮半島へ広まりました。日本では７００年に道昭［どうしょう］という僧が最初に火葬されたと言われています。その後、持統［じとう］天皇が火葬されるなど、貴族［きぞく］などには広まりましたが、庶民には土葬［どそう］が多かったようです。

世界宗教用語大事典

かそう 【仮装】

仮面や衣装で変装することだが、フランスの旧石器時代の絵にすでにトナカイの仮装をした魔法使いが描かれている。未開社会では災難や悪霊を払う呪術に用いられ、敵を威嚇するのにも使われた。古代ギリシアの酒神バッカスの祭は仮面をつけた庶民が町をねり歩く。日本の「生剥」のように、本来的には祝福神信仰を表すものもある。→ 生剥

かそう 【家相】

家の位置・方向・間取りなどに吉凶を見ていくもので、中国の陰陽五行説に拠っている。→ 陰陽

葬式用語

火葬 【かそう】

死体を火で焼き、残った骨をすること。日本は火葬率99％で世界一。世界的には火葬率が上昇傾向にあるが、まだ土葬が主流。日本の火葬は欧米とは異なり、きれいに遺骨の形状が残るよう工夫される。火葬には自治体の発行する火葬許可証が必要。火葬後に骨を拾い骨壷または骨箱に納めることを拾骨（収骨、骨上げ）と言う。火葬後に火葬許可証は火葬済の証印を押して返却されるが、これは納骨時に墓地または納骨堂の管理者に提出する。分骨するときは申請すれば火葬場で火葬証明書を発行。

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

かそう

出典:『Wiktionary』 (2021/09/29 14:44 UTC 版)

動詞

かそう 【掠う】

1. (古用法) 奪い取る。

活用

関連語

• 掠（さら）う

同音異義語

かそう

• 【下層】重なりの下の方の部分。
• 【仮想】仮の想定。
• 【仮相】実在しない現象。
• 【仮葬】仮に葬ること。
• 【仮装】仮の装い。
• 【家相】家の向きなどで、吉凶を占う方法。
• 【架装】車両に積載されている装備。
• 【歌僧】歌を詠む僧侶。
• 【火葬】遺体を焼いて、残った骨を埋葬すること。
• 【禾草】大麦。藁（わら）。

Weblio日本語例文用例辞書

「かそう」の例文・使い方・用例・文例

• 彼は調子のいいことを言って私たちをはぐらかそうとした
• 彼はいつも自分の知識をひけらかそうとする
• 彼は声がでかそうだ
• 彼らは真の問題をぼかそうとした。
• 営業成績を上げられる様に、セールスマニュアルをよく読んで販売時に活かそう。
• 彼はチャンスを生かそうと必死である。
• 彼は死んだ後も私たちを脅かそうとするかもしれません。
• そちらでは快適にバイクに乗れる時期はとても短かそうですね。
• 彼はその箱を動かそうとしました。
• その毛皮はとても温かそうですね。
• 母親は自分の子供のよいところを見せびらかそうとする。
• 彼女は新しいヘアスタイルを見せびらかそうとして公園内をゆっくり歩いた。
• 彼は彼らの不平に耳をかそうとしなかった。
• 彼は知識をひけらかそうとした。
• 彼は何をしでかそうとしているのだろう。
• 彼はロボットを動かそうとした。
• 彼はついに真実を明かそうとはしなかった。
• 当局は彼の死についての疑惑を解き明かそうとしている。
• 巣は柔らかそうでもろそうに見えるが、丈夫である。
• 指一本動かそうとしなかった。