達磨
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影響
達磨により中国に禅宗が伝えられ、それは六祖慧能にまで伝わったことになっている。さらに臨済宗・曹洞宗などの禅宗五家に分かれる。日本の宗教にも大きな影響を及ぼした。
禅宗では達磨を重要視し、「祖師」の言葉で達磨を表すこともある。禅宗で「祖師西来意」(そしせいらいい:達磨大師が西から来た理由)と言えば、「仏法の根本の意味」ということである。
達磨が面壁九年の座禅によって手足が腐ってしまったという伝説が起こり、玩具としてのだるまができた。これは『福だるま』と呼ばれ縁起物として現在も親しまれている。
関連文献
- 『禅の語録1 達磨の語録 二入四行論』、柳田聖山著、1969年 筑摩書房 (復刊)1996年 ちくま学芸文庫、ISBN 4-480-08309-X 。第2版 2016年 筑摩書房 ISBN 978-4-480-32301-9
- 『人類の知的遺産16 ダルマ』、柳田聖山著、1981年 講談社 (復刊)『ダルマ』1998年 講談社学術文庫、ISBN 978-4061593138
- 『達磨からだるま ものしり大辞典』中村浩訳・著、社会評論社刊(2011年7月)、ISBN 978-4-7845-1903-3
達磨を題材にした作品
脚注
関連項目
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