ビリーバンバン ビリーバンバンの概要

ビリーバンバン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/31 22:30 UTC 版)

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ビリー・バンバン
出身地 日本,東京都国立市
ジャンル フォークソング
活動期間 1969年 - 1976年
1983年 -
レーベル キングレコード
芸音レコード (販売元:日本コロムビア)
日本コロムビア
CBS・ソニー
RCA / RVC
ユニバーサルミュージック
事務所 ハブ・マーシー
公式サイト ビリー・バンバン - UNIVERSAL MUSIC JAPAN
メンバー 菅原孝(ボーカルコントラバス
菅原進(ボーカル・ギター
旧メンバー ムッシュ中野パーカッション

メンバー

特色として、兄弟デュオであるが、弁舌さわやかな兄の孝と、口下手な弟の進という対照的な2人のコンビとなっている。
また、二人兄弟と思われがちであるが、長兄がおり3人兄弟の次男と三男の兄弟デュオである。

歴史

デビューから解散まで

1966年に当時青山学院大学の学生であった進が友人達四人組のバンドとして結成。翌年メンバーチェンジが行われ、孝とパーカッションの中野光雄(後のせんだみつお[1])の三人組のバンドとなる。

その頃から、アマチュアバンドに物凄い腕前の持ち主がいるとの噂が音楽業界関係者の間に広まり、浜口庫之助の指導を受け、紆余曲折を経てビリーバンバンは孝と進による兄弟デュオとして、「白いブランコ」でキングレコード(SEVEN SEAS)よりメジャーデビュー、20万枚を超える売上となり[2]、一躍フォークシンガーの代表的存在として人気を得る。この曲は当初「星空のハプニング」のB面曲として発表される予定であったが、ニッポン放送のディレクター井村文彦のアドバイスにより、発表直前にA面とB面が入れ替えられたというエピソードがある[3]。レコーディングで曲の冒頭にトランペットが勝手に入れてあり、これに怒った進がスタッフに抗議したという話がある。一方の孝は、与えられた曲を歌えばいいという考えで特に何も言わず、進のフォローに回ることが多かった。

その後人気は低迷するものの1972年、テレビドラマ『3丁目4番地』(日本テレビ)の主題歌である「さよならをするために」が約80万枚[2][4]の大ヒット、その年の『第23回NHK紅白歌合戦』にも出場。当時のフォークシンガーは、自分の手で作詞、作曲をし、それを歌う物という風潮が強く、石坂浩二作詞、坂田晃一作曲の曲に対して進は躊躇しレコーディングを当日にすっぽかしたという逸話が残っている(後に進は本当はいい曲だったと語っている)。この頃から、お互いの考え方に違いが生じ始め、1976年に解散。孝は司会者として、進は歌手・作曲家として己の道を行くこととなる。

再結成

進がソロで「琥珀色の日々」をヒットさせるなど、2人はそれぞれの道を歩んでいたが、ビリーバンバンの復活を求めるファンの声は根強く、1984年に再結成、以降は、個人での活動と平行しビリーバンバンとして活動を行う。

現在では、十年以上にわたり手がけている麦焼酎いいちこCMソングでも有名(進のソロ曲が使われたこともある)。「さよならをするために」もCMで使われており、今では何の躊躇もなく歌っている。

2014年7月、孝が脳出血で緊急入院し[5]、出演予定だった生放送『THE MUSIC DAY』(日本テレビ)には進がソロで「白いブランコ」を披露した。病状では左半身麻痺が残り、声もうまく出せなかったが、リハビリを続けた結果、2015年5月、『大沢悠里のゆうゆうワイド』へのゲスト出演から仕事復帰を果たす[6]。その出演の際、進が大腸がんを患い、孝が倒れた時はその手術が終わったばかりだったことを明かした[7]。2017年7月には兄弟揃って『THE MUSIC DAY』に生出演した。

2020年1月、進がゲーム『アイドルマスター』の楽曲「薄紅」を歌唱した動画をYouTubeニコニコ動画に投稿[8]。これは有志が作成したビリー・バンバンの音源を編集することで同楽曲を歌っているようにした動画[9]を進自身が確認したことが発端となっている[10]。余談として、薄紅の歌い手である小早川紗枝(声 - 立花理香)は「また君に恋してる」をカバーしている。後日同じように有志が作成した『アイドルマスター』の楽曲「はなしらべ[11]を進が歌唱した動画を2020年3月にYouTube、ニコニコ動画に投稿した[12]。他にも、カバー楽曲(主にアニメ・ゲーム楽曲)やビリーバンバンの楽曲を新録したものを、YouTube、ニコニコ動画に不定期に投稿している。

主な曲

ビリー・バンバンとして

  • 白いブランコ(1969年)
  • さよならをするために(1972年
  • 遅すぎた季節
  • 砂漠の薔薇 Rose de sable
  • 今は、このまま
  • 君の詩
  • また君に恋してる
  • めぐり逢い
  • 愛につつまれて
  • ミドリーヌ
  • れんげ草(1972年)
  • 誓います
  • よかったね笑えて
  • ハマクラさんの唄
  • 千年の約束

菅原進

ソロ曲
  • 琥珀色の日々
  • 時は今、君の中
  • 夢を紡ぐ季節~時は今、君の中~
  • IT'S NICE TO BE WITH YOU 
  • シャンバラ~永遠に愛を秘めて~
  • デジャヴ
  • さよなら
  • ガラス越しの君にメリー・クリスマス
  • おやすみ~時のしとねに~
作曲
  • もしも・ひろしまに(作詞:藤公之介、歌:ダーク・ダックス) テレビ新広島のオープニング・クロージングテーマ
  • ライフフレンド亀宗(作詞 : ファミリーオブザマン、編曲 : 中村弘明、歌 : ビリーバンバン)茨城県を中心に展開していた衣料品店亀宗のテーマソング。制作記念に非売品のソノシートが配られた。(AMS-553)
カバー曲

進が動画投稿サイトに投稿したカバー楽曲。


  1. ^ 2009年1月15日に東京・銀座音響ハウスで開かれたデビュー40周年記念記者会見で、せんだみつおが司会を務め、メンバーの登場にあたって自ら「私はですね、芸能界に潜り込むためにビリー・バンバンに入ったんですよ」と、かつてオリジナルメンバーであったことを明かした。ちなみにせんだはメンバーだった当時「ムッシュ中野」の芸名で活動(参照記事:せんだ、ビリー・バンバン“元メンバー”だった! - サンケイスポーツ、2009年1月16日)
  2. ^ a b 読売新聞社文化部『この歌この歌手〈上〉運命のドラマ120』社会思想社、1997年、265頁。ISBN 4390116010
  3. ^ 富澤一誠『フォーク名曲事典300曲〜「バラが咲いた」から「悪女」まで誕生秘話〜』ヤマハミュージックメディア、2007年、55頁。ISBN 978-4-636-82548-0
  4. ^ 富澤一誠『フォーク名曲事典300曲〜「バラが咲いた」から「悪女」まで誕生秘話〜』155頁。
  5. ^ ビリー・バンバンの菅原孝、脳出血で入院 所属事務所「現状、症状も安定」と報告”. ORICON (2014年7月11日). 2015年5月25日閲覧。
  6. ^ ビリー・バンバン菅原孝、脳出血から仕事復帰「頑張っていかないと」”. ORICON (2015年5月25日). 2015年5月25日閲覧。
  7. ^ 「ビリー・バンバン」弟・菅原進が大腸がんだった”. 日刊スポーツ (2015年5月25日). 2017年7月28日閲覧。
  8. ^ (日本語) アイマス曲「薄紅」をビリーバンバン菅原進が歌ってみた。, https://www.nicovideo.jp/watch/sm36220246 2020年1月15日閲覧。 
  9. ^ (日本語) ビリーバンバンが歌う小早川紗枝「薄紅」, https://www.nicovideo.jp/watch/sm35890333 2020年1月15日閲覧。 
  10. ^ ビリー・バンバン菅原進、アイマス曲を「歌ってみた」 ニコニコ投稿で大反響、再生数も12万超え”. J-CASTニュース (2020年1月14日). 2020年1月15日閲覧。
  11. ^ (日本語) ビリーバンバンが歌うエミリー スチュアート「はなしらべ」, https://www.nicovideo.jp/watch/sm36197973 2020年3月14日閲覧。 
  12. ^ (日本語) アイマス曲「はなしらべ」をビリーバンバン菅原進が歌ってみた。, https://www.nicovideo.jp/watch/sm36512557 2020年3月14日閲覧。 
  13. ^ 小島豊美とアヴァンデザイン活字楽団『昭和のテレビ童謡クロニクル 『ひらけ! ポンキッキ』から『ピッカピカ音楽館』まで』DU BOOKS、2015年、239頁。ISBN 978-4-907583-45-3


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