黄色ブドウ球菌とは? わかりやすく解説

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おうしょく‐ぶどうきゅうきん〔ワウシヨクブダウキウキン〕【黄色××萄球菌】

読み方:おうしょくぶどうきゅうきん

皮膚消化管常在するぶどう球菌の一。ぶどう球菌の中では毒素強く健康な人でも傷口から侵入する化膿症・肺炎腹膜炎髄膜炎などの重症感染症原因となる場合がある。エンテロトキシンなどの毒素産生するため、食中毒腸炎などを引き起こすこともある。


黄色ブドウ球菌(おうしょくぶどう きゅうきん)

ミクロコッカス科に属すグラム陽性球菌であるブドウ球菌一種です。エンテロトキシンという毒素産出し、この毒素によって食中毒起こすいわゆる毒素型食中毒一つです。ブドウ球菌自体は、卵殻表面あるいは液卵中にしばしば見いだされます。この卵焼き弁当、あるいは製菓関係では、その存否重要視されているであるため、卵製品と黄色ブドウ球菌の関係を考慮しておく必要があります

黄色ブドウ球菌

英訳・(英)同義/類義語:Staphylococcus aureus

ブドウ球菌一種で、食中毒化膿原因菌一つ

黄色ブドウ球菌

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/25 00:57 UTC 版)

黄色ブドウ球菌(おうしょくブドウきゅうきん、漢字表記:黄色葡萄球菌Staphylococcus aureus)とは、ヒト動物皮膚、消化管(常在菌腸内細菌)であるブドウ球菌の一つ。


  1. ^ a b 金子淳、成谷宏文、神尾好是、黄色ブドウ球菌の二成分蛋白質毒素 化学と生物 36巻 (1998) 3号 p.160-167, doi:10.1271/kagakutoseibutsu1962.36.160
  2. ^ 渡辺渡『好きになる微生物学』講談社サイエンティフィク、2015年11月24日、19頁。ISBN 9784061541832 
  3. ^ 武谷雄二『月経のはなし 歴史・行動・メカニズム』 2154巻、中央公論新社〈中公新書〉、2012年3月25日、195頁。ISBN 978-4-12-102154-0 


「黄色ブドウ球菌」の続きの解説一覧

黄色ブドウ球菌 (Staphylococcus aureus)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/28 05:55 UTC 版)

ブドウ球菌」の記事における「黄色ブドウ球菌 (Staphylococcus aureus)」の解説

主として鼻腔表皮常在するブドウ球菌の中では最も病原性高く健常者に対して化膿性疾患中心とする各種疾患引き起こすことがある。また足の裏悪臭の原因物質作る1つであることでも知られている。

※この「黄色ブドウ球菌 (Staphylococcus aureus)」の解説は、「ブドウ球菌」の解説の一部です。
「黄色ブドウ球菌 (Staphylococcus aureus)」を含む「ブドウ球菌」の記事については、「ブドウ球菌」の概要を参照ください。

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