逸見学級委員長時代とは? わかりやすく解説

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逸見学級委員長時代

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/26 08:39 UTC 版)

平成教育委員会」の記事における「逸見学級委員長時代」の解説

特筆すべき点として、助手解答者一緒に解答する点が特徴的である。当時は、「教師」役である司会北野武と、「学級委員長」役で助手逸見政孝番組仕切っており、「学級委員長」役の逸見問題解答者として参加していた。各教科例題などでは、逸見北野と共に例題解説など進行務め、本問に移ると自席戻り自席にある「ただいま考え中」の上げて他の生徒と共に解答専念するという、他のクイズ番組では例のない役割担っていた。そのため、進行としての逸見が、解答者としての逸見自身言及する場合がしばしばあったが、その場合は他の生徒に対して呼び方同じように「逸見君」の呼称用いた(例:『この時間たけしおとしは、逸見君に差し上げます』)。 各コーナー学校倣って「○時間目」と呼びレギュラー放送では4時間目まで用意されている。各時間には「国語」「理科」「社会」「算数」などの教科名がついており、それに沿った出題なされる。 各時間成績優秀な生徒は「たけしおとし」という、天神様菅原道真)を模した北野人形を、ダルマ落としのように横に輪切りしたパーツ下部より獲得全員成績が振るわなかった場合には誰にも与えられないこともある)。このパーツ下より重ね10個すべて集めて人形完成させる世界一周留学の旅を獲得することができる。なお、当初言及されたのは10個(胸・首・口・鼻・目・眉・頭帽子・「合格と書かれた扇子)だったが、北野世界留学引き延ばすために次々と要素加え初代はさらに「レイ・メガネ・ホクロ・扇子の裏に『えらい』と書き加えられる」の+4段階、2代目は「横に立て鉛筆消しゴム・『えらい』の鉢巻」の+3段階、北野事故復帰後の3代目当初は「眼帯」の+1段階、後に2代目と同じ要素で+3段となった全教科の解答終えてその日正解数がトップ生徒もしくは2番以降でも先生裁量1人が「優等生」として、番組オリジナルブレザーが授与される。初の優等生藤原弘達であった北野曰く早めにあげておかないと、あげられなくなっちゃうかもしれないから」)。 番組内では、生徒役の解答者基本的に全員学校倣って○○君」と呼ばれる北野逸見よりも年上なおかつベテラン大御所クラスキャリアを持つ生徒であっても"君付け"で呼ぶなど徹底しており、生徒答えマルチモニターに映す際にも勉強小僧が「○○君の答えと言ってから画面が切り替わって映し出されていた。 出題内容は、実際に使用された国・公・私中学校入試問題から一般企業入社試験公務員試験番組オリジナル問題まで多岐に亘る。後に放送されることになる特別番組兄弟番組教育学院』よりも、「国語算数数学ではない)・理科社会」といった、「国・公・私中学校入試問題」「小学校実力テストレベルの、義務教育で当然教わっているような問題重点的に出題されていた。また、解答できないことによるジレンマ先生学級委員長生徒とのギャグ応酬特徴であった時折、本問の前に過去珍解答引き合い出されることもあった。 番組開始からしばらくは前述のような科目構成されていたが、1992年9月26日放送から、1時間目前にオープニングコーナーとして○×問題が5問連続出題される「小テスト」が実施されるようになった。全問正解か全問不正解場合番組特製バッジ貰える(後に腕時計加わりバッジ在庫無くなってからは腕時計のみとなった)。1993年秋にはこれに代わり小学校入試出され問題幼稚園児が解くように作られ問題)が3問出題されるようになり、全問正解で「ちょうだい!」カードがもらえるように変更された。この「ちょうだい!」カード教科別の成績最高得点者が2人上居場合その人提示した場合たけしおとしを貰えるものである(各教科ごとでたけしおとしを誰にあげる検討する時にカード使わず総合成績発表の際にカード提示して優等生選んでもらうという使い方をした例もある)。 番組放送開始から3回目1991年11月2日放送後フジテレビ系列独占中継している『ワールドカップバレーボール中継に伴い、4週間連続番組休止となった1992年1993年の『FNSの日』(後の『FNS27時間テレビ』)は平成教育委員会メインとして『平成教育テレビ』が放送され1995年まで平成教育委員会雰囲気残し制作された。当時フジテレビ番組対抗特番であったFNS番組対抗!なるほど!ザ・春秋の祭典スペシャル』のBブロックの全問題出題を、1992年春から1994年春まで担当した1996年春・秋放送された『FNS超テレビの祭典』もこの番組メインとして放送された。 なお当時特番では、授業合い間の「給食」で立食パーティー風の軽食をとる形式とっていた。 国語を得意とする逸見国語問題で不正解であると、生徒である高田文夫渡嘉敷勝男太平サブローなどに突っ込まれと言う図式」で、笑い誘い番組盛り上げていた。逸見国語社会を得意とする一方で算数を相当苦手としていた。逆に北野国語を苦手としており、うっかり大ヒント口走ってまったり正解ではないと思ってオープンした解答が、実は正解であったと言うケース多々あった。 国語時間に「次の意味になるような『水』使った慣用句答えなさい」という問題続けて出されていた際に、出題内容知らない逸見生徒たちとのやりとりのなかで「『水を打ったような』っていうのがシーンとした(という意味)ですけどもね」と言ったところ、その「水を打ったよう」が次の問題答えであったため北野が「次の答え言わないように」とツッコみ、スタジオ中が笑い包まれことがある逸見には「実際には予め問題教えられているのではないか」という疑いを持つ視聴者がいたが、このエピソードをもって問題教えられていない」ことの証明になった番組内取り上げていた。 国語時間で「『くさい』の反対語答えなさい」(正解かぐわしいこうばしいなど)に対してラサール石井が「くさくない」と解答以降、この類い問題では北野が予め「言っときますけど、『○○らしくない』『○○ない』とか言う答え駄目ですよ。早めに青少年非行芽を摘み取っておかないと」などと、ギャグにすることが恒例化した北野が言うには「理科算数問題は、答え1つしかないんですから。あれこれ後から言われても、駄目なものは駄目です!」と、生徒達答え導き方や正解説明されても合点がいかずに駄々をこねる場合言っている。設問では「理由併せて答えなさい」と言う例はほとんどないと言ってもよく、北野もその点を考慮して答えがあっていればいい」「あてずっぽうでもいいんですよ」とも発言している。 算数時間は特に難し問題出され生徒が悩むことが多く国語社会あれこれ言ってくる生徒が多い時には「もうこれから1時間目から算数授業にしましょうか」「算数授業4連発なんかいいですね。ああだこうだ言っていたのが、急におとなしくなりますからね」と、北野冗談半分生徒釘をさす場面もみられた。 不正解解答レベル解答し生徒によっては、「ここは笑点お笑いマンガ道場じゃあないんですから。ウケりゃあいいっていものじゃないから」と、北野が他の番組タイトル引き合い出し、嘆くフリをする事があった。 視聴者から「シンキングタイム実際にオンエアより長いのでは?」と、局に問い合わせがくると言う事があった。それに対して逸見が「実際にオンエアとほぼ同じ時間です。ただし、スタジオ内が一瞬静まりかえる事があります」との裏話をしていた。北野が言うには「算数解答時間は、逸見君の解答時間標準です」との事で、逸見問題解き終えるかサジ投げた時点解答時間終了となっていた。 1993年4月3日の「卒業式スペシャル」にて、「第1期卒業生北野逸見送り出すことになる。卒業証書授与にて、久々に藤原弘達登場卒業生退席した後、北野逸見たそがれる教室それまで労を互いにねぎらい次回からも頑張りましょう語り合った北野後述バイク事故までは当番組の企画会議問題作成会議)にもまめに参加しており、番組制作会社イーストにて解答事前に行い問題改良点などをスタッフと共に行っていた。この時のエピソード同時期に深夜放送していた『北野ファンクラブ』のトーク披露している。 たけし・逸見時代番組内での面白かった会話などは1994年12月30日放送され特別番組『たけし大全集'94 〜たけしが愛した101人〜』の中で「たけしの一言」としてダイジェスト紹介されていた。

※この「逸見学級委員長時代」の解説は、「平成教育委員会」の解説の一部です。
「逸見学級委員長時代」を含む「平成教育委員会」の記事については、「平成教育委員会」の概要を参照ください。

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