逸見に関するテレビ放映
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1993年9月6日15時から行われた「癌告白会見」は日本テレビ系『ザ・ワイド』、TBS系『スーパーワイド』、フジテレビ系『タイム3』で生中継され、大きな反響を呼んだ。 3番組の合計視聴率は30%を超え、3番組の前4週間の合計平均20%台前半を大幅に上回った。この3番組のうち、『ザ・ワイド」と『スーパーワイド』は約30分の会見の全編を途中CM挿入なしで完全中継した。特に『スーパーワイド』は当初全編放映の予定ではなかったにもかかわらず、会見の開始後に急遽全編放映に切り替えたという。 逸見が死去した12月25日の午後(12時47分の死去の直後)には、日本テレビとフジテレビで緊急追悼番組が放送された。いずれも高視聴率を記録し、視聴者からの強い関心を集めた。 まず日本テレビが13時42分から13時55分に「全日本仮装大賞クリスマス特選集」を打ち切って『緊急!逸見政孝さん壮絶ガン死!』を放送。視聴率は2桁に達した。引き続き日本テレビは15時30分から16時25分に前述した「大病気バラエティ」を差し替えて同タイトルの番組を放送。こちらは20%近い視聴率を記録した。 さらにフジテレビでも18時30分から19時54分に『幽☆遊☆白書』『平成教育委員会』を差し替えて『追悼・衝撃のガン告白から110日…逸見政孝さんついに逝く』を放送し、30%に迫る視聴率を記録。そして日本テレビも19時から19時54分に『なんだろう!?大情報!』を差し替えて『逸見政孝さん追悼・逸見さん安らかに…あなたの笑顔をいつまでも忘れません』を放送し13時台の放送を上回る視聴率を記録した。なお日テレではその後の『夜も一生けんめい』と翌日の『波瀾万丈』も生放送の追悼企画に差し替えている。 19時台には上記2局で逸見の緊急追悼番組が放送される運びとなり、より多くの視聴者からの関心を集めることとなった(視聴率はいずれもビデオリサーチ社・関東地区調べ)。 一周忌に合わせて日本テレビでは1994年12月20日に『逸見政孝・メモリアル 特別番組』を21時03分から22時54分に放送。20%を超える視聴率を記録した(ビデオリサーチ社関東地区調べ)。 「癌告白会見」の直前の1993年7月23日に『金曜エンタテイメント』で放送された『人間ドキュメント 石原裕次郎物語』では、逸見がナビゲーターを務めたが、奇しくも一周忌が迫った1994年12月23日に、同じ『金曜エンタテイメント』にて、逸見自身の生涯、及び闘病生活を描いたドラマ『人間ドキュメント 逸見政孝物語』が放送され、三田村邦彦が逸見を演じた。
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