群青同盟(エンタメ部)
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「幼なじみが絶対に負けないラブコメ」の記事における「群青同盟(エンタメ部)」の解説
丸 末晴(まる すえはる) 声 - 松岡禎丞、小市眞琴(少年) 本作の主人公。二年B組。元天才子役。黒羽から「ハル」、白草から「スーちゃん」、真理愛から「末晴お兄ちゃん」と呼ばれている。群青同盟での役職名は「正直すぎて残念」。 ナイーブな所があり、目の前で母・有紗(ありさ)(声 - 杉山里穂)を亡くしたショックで演技ができなくなったり、慣れない色恋沙汰に翻弄されたりしている。また自他ともに認めるスケベで、女子相手にも平気で下ネタを口にする。役職名の通りかなりの正直者で裏表無いため哲彦とは違いクラスの女性陣にも嫌われておらず、むしろさり気なく気を使うことが上手いため関わりのある一部の女性には人気が高い。群青同盟のメンバーの中では(仕事が忙しくて勉強してこなかった真理愛は別として)唯一頭が悪い。 長いブランクとトラウマのため演技力は衰えているものの、しなやかな動きと飲み込みのよさは変わらず、ストイックな姿勢と演じている姿に魅了される人間は多く、子役時代を知る人達には復帰を期待する人も多い。 父・国光(くにみつ)(声 - 宮﨑聡)はスタントマンのため、全国を飛び回っており家にいないことが多い。 名前の由来は『ファイアーエムブレム』の登場キャラクターのマルス。 著者・二丸修一は読者に馬鹿な部分と最後はしっかりときめる部分のギャップを感じてもらいたいという意図を持って描いている。 志田 黒羽(しだ くろは) 声 - 水瀬いのり 本作のヒロインの一人。二年B組。末晴の幼なじみで家が隣同士。四姉妹の長女。愛称は「クロ」。末晴への呼び名は「ハル」。バドミントン部所属。クローバーの髪飾りを付けており、名前はそこからきている。身長:148cm。群青同盟での役職名は「黒幕」 「ロリ可愛」と評される容姿と世話好きな人柄から人気がある。末晴に好意を抱いており、振り向かせるために策を張り巡らせている。恋のライバルである白草や真理愛と張り合うこともある。元々末晴の姉のような存在であったため、彼をよくからかっている。一方、逆に攻められると慌てふためく純情な一面がある。家事は得意で両親不在の末晴の家に通い面倒を見ていた。味覚が独特で他者が食べられるものが作れない。名前に「黒」が入っているため、昔から悪口にもその言葉が使われていたので「黒」がつく言葉を嫌う。 本編開始直前に末晴に告白するも振られてしまう。末晴に白草への復讐を提案し偽の恋人関係になるも、白草への誤解が解けたため文化祭の告白祭前に偽の恋人関係を解消する。その後、告白祭で彼女の大切さに気づいた末晴に告白されるが複雑な感情ゆえに振ってしまう。 そのため末晴から避けられるようになってしまった事を悔やみ、記憶喪失を装い元の関係に戻れたが、CM勝負後に末晴の前で失言し嘘が明らかになり、正直にその理由を告げられずに再び喧嘩をしてしまう。 少しでも素直になろうと末晴に対してひたすら「好き」という言葉を付けて喋るようになるが、鈍感な本人にはからかいと取られてしまい、以降もアプローチを続けるものの一度告白を断った関係からなかなか進展しない。 名前の由来は『ファイアーエムブレム』の登場キャラクターのシーダ。 可知 白草(かち しろくさ) 声 - 佐倉綾音 本作のヒロインの一人。二年B組。末晴の初恋の人。愛称は「シロ」。末晴への呼び名は「スーちゃん」。白詰草の髪飾りを付けており、名前はそこからきている。群青同盟での役職名は「ポンコツ」。 芥見賞受賞の現役女子高生作家にしてスタイル抜群の美少女であることから学園のアイドルとして人気を博している。周囲から「清楚系クール」という印象を抱かれているが、それは過去に末晴への復讐として演じ始めたものが癖になっており、本当の性格は優しく素直で泣き虫。また抜けている所もあり、同盟のメンバーからは「ポンコツ」と評されている。雛菊のファン。 幼い頃、いじめに遭って不登校となってしまう。家にひきこもっており、それを心配した父親が子役だった末晴と出会わせ意気投合、父親の呼んでいた「シロ」を聞き間違えて「シロー」と呼ばれ始める。「いつかシローの書いた脚本でスーちゃんが演技をする」という約束をするも、末晴の母親が亡くなったことで会えなくなり、事情を知らなかった彼女は「私のことを見捨てた彼が後悔するような人間になってやる」という目標のために今のような性格や能力を身につけた。幼い頃は少年のような容姿をしていたため、末晴は、白草がかつての「シロー」と同一人物であることに気づいていなかったが、会いに来なくなった理由の真実を知り、自分の正体を打ち明ける。その際に黒羽が「クロ」と呼ばれているのに対抗して「シロ」と呼んで貰うようにお願いし、以降は末晴にそう呼ばれるようになった。 告白祭前に末晴と和解できたものの期待していた展開を裏切られてしまい、その原因となった黒羽を強くライバル視するようになる。 以降は積極的にアプローチし、あまり得意でないダンスや料理も行うようにもなるが、周囲の発言の影響とあまりにも高嶺の花となってしまったために末晴には自分の勘違いと取られなかなか進展しない。 群青同盟ではその高い知識と構成力を使用して主に脚本と演出を担当する。 名前の由来は『ファイアーエムブレム』の登場キャラクターのカチュア。 桃坂 真理愛(ももさか まりあ) 声 - 大西沙織 本作のヒロインの一人。末晴達の後輩。愛称は「モモ」。末晴への呼び名は「末晴お兄ちゃん」。群青同盟の名付け親。群青同盟での役職名は「客寄せパンダ」。 子役時代に末晴と共演したことを機に兄妹同然の間柄となっており、彼女にとって末晴が初恋の相手となった。現在ではテレビで有名な女優であり理想の妹と言われている。子役の頃は口が悪く他人を信じない性格だったが、今では表向きは清純で明るい性格を装っている。本当の性格は頭が良く、自らの言動で他人が振り回されているのが好きな腹黒さを持つ。幼い頃に両親に見捨てられ、姉の絵里に親同然に育てられたため、仕事の遠征時に寂しくなり電話をするほど姉の事が好き。 告白祭の映像を哲彦がネット上にあげた事で芸能界から姿を消していた末晴を見つけ出し、学園に直接乗り込んだりどこからか家の鍵を入手し勝手に乗り込んで手料理を振る舞うなど、素直になれない他の2人とは異なり彼への好意を隠すことなく行動する。貧乏時代から節約料理をしていたため料理の腕前は高く、生前の末晴の母からは彼の好きな料理を教わっていた。 実は末晴に会いたい思いとは別にプロダクションの社長であるハーディ・瞬の指示により彼と黒羽を勧誘しに訪れ、その後のハーディと群青同盟のCM勝負の結果から事務所を辞め、末晴の学校へと転入する。 他の2人とは違い常に積極的なアピールを行うものの、元々の兄妹の様な関係性と頭がよすぎる事を知られているせいで裏があったり冗談で言っていると思われてしまいなかなか進展しない。 名前の由来は『ファイアーエムブレム』の登場キャラクターであるミネルヴァの妹のマリア。 甲斐 哲彦(かい てつひこ) 声 - 島﨑信長 末晴の親友。二年B組。容姿は良いものの癖のある人物で末晴を巡る状況を楽しんでいる。見かけはイケメンでモテるがその性格のためにクラスの女子からは最低な扱いを受けている。しかし、本人は気にしている様子はない。末晴にとっては元天才子役である彼のことを特別視しない数少ない存在。後輩である玲菜とは仲が良く、ピザを買ってこさせるなど、ことあるごとによく便利屋として利用している。群青同盟での役職名は「だいたいこいつのせい」。 阿部の目論見をわかった上で協力的に動いたり、世間の目が向くように誘導して告白祭の内容を秘密裏に公開するなど打算的な性格で、事態を面白くするためなら手段を選ばない。 エンタメ同好会に白草と真理愛を加えて群青同盟を立ち上げ、メンバーで作り上げた動画を群青チャンネルで公開する。 群青同盟では主に撮影や動画編集を担当する他、裏で各所の根回し等も行っている。 ハーディ・瞬の実子で玲菜とは異母兄妹に当たる。父とは確執があり、関係を末晴たちにも明かしていない。充の見立てとしては将来的にはハーディ・瞬を凌駕する実力をつけているのは確実だと目されている。ただし、群青同盟の設立だけでなく学生としては常軌を逸した無茶を続けており、その行動力の源泉は父親への復讐心だけでなく哲彦自身に焦らなければならない理由があると予想されている。 名前の由来は『ファイアーエムブレム』の登場キャラクターのカイン。
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エンタメ同好会を元とした動画作成・配信を行う部活。立案者は甲斐哲彦。命名者は桃坂真理愛。作成した動画は「群青チャンネル」に上げられる。
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