編成ごとの差異
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「営団7000系電車」の記事における「編成ごとの差異」の解説
更新された時期などによって様々な装備の差異が見られる。なお、以下の一覧には後述の副都心線対応工事を施工した編成も含まれている。 ※1:制御装置と電動車比率6M4T編成(10両編成 主電動機出力160kW)三菱製… 日立製… 5M5T編成(10両編成 主電動機出力165kW 純電気ブレーキ対応)三菱製… 日立製… 4M4T編成(8両編成 主電動機出力165kW 純電気ブレーキ対応)三菱製… 日立製… ※2:LED式車内案内表示器+ドアチャイム○…2段式のLED式車内案内表示器とドアチャイムを設置(副都心線対応工事の際に初めて設置した編成) ●…2段式のLED式車内案内表示器とドアチャイムを設置(副都心線対応工事の際に1段式から交換した編成) △…1段式のLED式車内案内表示器とドアチャイムが設置されていたが、副都心線対応工事を行わずに廃車 ×…LED式車内案内表示器とドアチャイムは設置されておらず、副都心線対応工事を行わずに廃車 ※3:車内自動案内放送 ※4:座席○…座席のモケットをピンク色に交換 △…座席のモケットをピンク色に交換(7100形・7700 - 7000形のみ交換) 編成番号と製造次車体製造メーカー現状2010年5月現在制御装置と電動車比率(※1)車内案内・ドアチャイム(※2)自動放送(※3)座席備考第01編成(1次車) 川崎重工業 10両編成 VVVF 5M5T 三菱製 ● ○ ○ 2018年に6000系が引退したことにより、東京メトロ最古参車両になった。 第02編成(1次車) 川崎重工業 10両編成 VVVF 5M5T 三菱製(← 6M4T 三菱製) ○ ○ ○ 10両編成のまま改造の予定であったが、計画変更により廃車が決定された。しかし再度の計画変更により改造を施工された。 第03編成(1次車) 川崎重工業 8両編成 VVVF 4M4T 三菱製(← 6M4T 三菱製) ● ○ ○ 第04編成(1次車) 川崎重工業 10両編成 VVVF 5M5T 日立製 ● ○ ○ 第05編成(1次車) 川崎重工業 10両編成 VVVF 5M5T 日立製 ● ○ ○ 第06編成(1次車) 川崎重工業 全車廃車 VVVF 6M4T 三菱製 × ○ ○ 10両編成のまま改造の予定であったが、計画変更により廃車 第07編成(1次車) 近畿車輛 全車廃車 VVVF 6M4T 三菱製 × ○ △ 10両編成のまま改造の予定であったが、計画変更により廃車 第08編成(1次車) 近畿車輛 全車廃車 × ○ × 第09編成(1次車) 近畿車輛 8両編成 VVVF 4M4T 三菱製(← 6M4T 三菱製) ● ○ ○ 第10編成(1次車) 近畿車輛 10両編成 VVVF 5M5T 三菱製 ● ○ ○ 第11編成(1次車) 日本車輌製造 全車廃車 △ ○ × 第12編成(1次車) 日本車輌製造 全車廃車 VVVF 6M4T 日立製 × ○ △ 10両編成のまま改造の予定であったが、計画変更により廃車 第13編成(1次車) 日本車輌製造 8両編成 VVVF 4M4T 日立製(← 6M4T 日立製) ● ○ ○ 第14編成(1次車) 日本車輌製造 全車廃車 VVVF 6M4T 日立製 × ○ △ 10両編成のまま改造の予定であったが、計画変更により廃車 第15編成(1次車) 東急車輛製造 8両編成 VVVF 4M4T 日立製(← 6M4T 日立製) ● ○ ○ 第16編成(1次車) 東急車輛製造 8両編成 VVVF 4M4T 日立製(← 6M4T 日立製) ● ○ ○ 第17編成(1次車) 東急車輛製造 インドネシアへ譲渡 × ○ ○ 第18編成(1次車) 東急車輛製造 10両編成 VVVF 5M5T 三菱製 ● ○ ○ 第19編成(1次車) 東急車輛製造 8両編成 VVVF 4M4T 日立製(← 6M4T 日立製) ○ ○ ○ 第20編成(2次車) 川崎重工業・日本車輌製造(増結中間車) 8両編成 VVVF 4M4T 日立製(← 6M4T 日立製) ● ○ ○ 第21編成(3次車) 川崎重工業 インドネシアへ譲渡 × × ○ 譲渡後、火災により廃車 第22編成(3次車) 日本車輌製造 インドネシアへ譲渡 × × ○ 第23編成(3次車) 川崎重工業 インドネシアへ譲渡 × × ○ 第24編成(3次車) 日本車輌製造 全車廃車 × × × 第25編成(3次車) 東急車輛製造 全車廃車 × × × 第26編成(3次車) 近畿車輛 全車廃車 × × × 第27編成(4次車) 日本車輌製造 8両編成 VVVF 4M4T 三菱製 ○ ○ ○ 新規品の制御装置・主電動機などを使用してVVVF化 第28編成(5次車) 日本車輌製造 8両編成 VVVF 4M4T 三菱製 ○ ○ ○ 廃車となった中間車の制御装置・主電動機などを再利用してVVVF化 第29編成(5次車) 川崎重工業 8両編成 VVVF 4M4T 三菱製 ○ ○ ○ 新規品の制御装置・主電動機などを使用してVVVF化 第30編成(5次車) 川崎重工業 8両編成 VVVF 4M4T 三菱製 ○ ○ ○ 新規品の制御装置・主電動機などを使用してVVVF化 第31編成(5次車) 東急車輛製造 8両編成 VVVF 4M4T 日立製 ○ ○ ○ 廃車となった中間車の制御装置・主電動機などを再利用してVVVF化 第32編成(5次車) 近畿車輛 8両編成 VVVF 4M4T 日立製 ○ ○ ○ 廃車となった中間車の制御装置・主電動機などを再利用してVVVF化 第33編成(6次車) 東急車輛製造 8両編成 VVVF 4M4T 三菱製 ● ○ ○ 新規品の制御装置・主電動機などを使用してVVVF化 第34編成(6次車) 東急車輛製造 8両編成 VVVF 4M4T 三菱製 ● ○ ○ 新規品の制御装置・主電動機などを使用してVVVF化 ^ 第01 - 20編成の中間車5両(7200形、7300形、…、7600形)は3次車 ^ 10両編成は有楽町線と副都心線の両方で運用され、8両編成は副都心線のみで運用される。また、8両編成については、10両編成から8両編成にする際に中間の2両(7600形、7700形)が廃車されている。 その他の特記事項制御装置第06・07編成は三菱電機製の、第12・14編成は日立製作所製の3レベルIGBT-VVVFを搭載している。副都心線対応化改造前の第02編成も同様。 初期の三菱電機製VVVF車の中で、第02編成の7402の和光市方台車のみソフトウェア更新前の音(6000系三菱3レベル車と同様)が残っていた。 チョッパ制御装置を3次車タイプに更新: 第08・11・17編成(現在は廃車) 中間増備車も更新済み: 第01 - 05・09 - 11・13・15 - 20編成 広幅貫通路の幅の縮小化: 第01 - 05・09・10・13・15・16・18・19・20編成 第02・03・09・13・15・16・19・20編成の貫通扉は広幅貫通路の幅の縮小化時に設置されたもののみドア窓が大型化されている。 第17編成と第20編成では3次車の化粧板と扉の色が異なっていた。第17編成は化粧板が更新されているが、2 - 6号車の扉は更新されていない。 第20編成はその逆で、2 - 6号車の扉と床面が更新されており、LED案内表示器も搭載しているが、ほかは更新されていない状態であった。その後、副都心線対応工事施工の際に化粧板も更新されている。 第09・13編成は1次車の袖仕切の化粧板の色が他編成と異なり、白色のものになっている。これらの車両は7 - 8号車間の貫通扉の窓の大きさが小さく、化粧板も未更新である。また、初期に更新されたものであるためか車体の帯がフィルム式ではなかったが、その後副都心線対応工事施工に伴う帯色変更の際にフィルム式とされた。 第01・05・10編成は3次車の床材をピンク色のものに張り替えているが07系のものと色調が異なる。また、第09・13・15編成は3次車の床材を灰色のものに張り替えており、そのうち第09・13編成は屋上換気扇が撤去されている。 第04・09・13・15・18・20編成を除き、副都心線対応車は3次車以降の貫通扉の化粧板が、白色系とは異なる微妙にクリーム色がかった和風テイストの壁紙でリニューアルされている。 第11編成は1段式の案内表示器を設置していたが、副都心線対応化改造の対象から外れて廃車となった(後述)。
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編成ごとの差異
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「京成3500形電車」の記事における「編成ごとの差異」の解説
登録上は各車とも「3500形」である。3300形までと同様にM2車-M1'車の2両で1ユニットを構成し、M2車は運転台寄りの台車に主電動機を搭載しない「0.5M車」となっている。ユニットが背中合わせに2つつながっているような格好であるため、2両ごとに分割が可能であり、実際分割したものを別の4両編成に連結した6両編成が容易に組める。なお、以下特別な場合を除いてM2車を「先頭車」、M1'車を「中間車」として解説する。 具体的な編成構成は以下のとおりである。方面は運行を開始した1973年当時に従い、成田空港駅およびちはら台駅は未開業、「京成千葉」は現在の千葉中央駅を示す。 ↑京成上野・押上・西馬込 形式車両番号詳細モハ3500形 (M2) 3504, 3508…3596 電動発電機 (MG) と空気圧縮機 (CP) などの補機類を搭載する制御電動車。 モハ3500形 (M1') 3503, 3507…3595 パンタグラフ、主制御器などの走行関係機器を搭載する中間電動車。 モハ3500形 (M1') 3502, 3506…3594 モハ3500形 (M2) 3501, 3505…3593 ↓京成成田・京成金町・京成千葉 3504編成 - 3516編成 1972年末から1973年(昭和48年)初頭にかけて製造されたグループ。側面の車両番号と社章プレートが青地に白文字であった。 3520編成 - 3556編成 1973年春期から1974年(昭和49年)秋期にかけて製造されたグループ。側面の車両番号と社章プレートが帯色と同じファイアーオレンジになり、窓上の帯が若干細くなった。室内化粧板の色はカスタード系クリーム色になった。 3560編成 - 3572編成 1年空いて1976年(昭和51年)末から1977年(昭和52年)春期にかけて製造されたグループ。運転台の前面窓ガラスにガラスヒーター(初採用)、車掌弁に京浜急行電鉄(以下「京急」)車と同様の握りパイプをそれぞれ設置。客室も中間車のパンタグラフ付近の天井に扇風機と暖房器が増設されて、設備が改善された。 室内化粧板の材質はカスタード系クリーム色はそのままに無光沢から半光沢のものに変わり、耐久性が向上した。床下ではブレーキ作用装置が箱入り集中管座方式となり、緩解音が変化した。 3576編成 - 3592編成 1979年(昭和54年)夏期から1980年(昭和55年)春期にかけて製造されたグループ。3576編成を最後に京成と川崎重工業との取引が廃止され、以降の製造は残り2社に集約された。 3580編成からは種別・行先表示器の字幕が従来の白地に黒文字から青地に白文字に変更された。 3584編成中の3584-3583ユニットと3588編成(1980年2月製造・東急車輛製造製)の6両は、試作的に車体骨組みもステンレス鋼の「オールステンレス構造」で製造され、側扉のフレームなどに差異が見られる。 3596編成 1982年5月に製造された最終編成。次期形式の3600形と同時期に製造されたオールステンレス車両となった(本編成は日本車輌製)。ただし外観上は東急製とは異なり、セミステンレス車との見分けは難しい。この編成では天井の白デコラが半光沢のものから全光沢のものに変更されたほか、側面表示灯が2灯化された。
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